『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしてユーザーに刺さるPVをゲーム広告屋が考察してみた | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしてユーザーに刺さるPVをゲーム広告屋が考察してみた

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今回は『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしたので、ガチゲーマーである私が本気のレビューをしていきたいと思います!

ゲームの魅力を全力でお伝えするだけではなく、「もしゲーム専門の広告屋Mr.GAMEHITが『Shadowverse: Worlds Beyond』のPVを制作するなら?」といった視点でも考察してみたいと思います。ユーザーに刺さるPVを制作するためにかかせないポイントをまとめたのでご覧ください!

当記事ではゲームのプレイ画像を掲載しておりますが、
画像の権利はすべて株式会社Cygames様に属するため、転載や配布などの再利用は禁止です。

『Shadowverse: Worlds Beyond』とは?

© Cygames, Inc.

ゲーム情報

Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』は株式会社Cygamesが開発・運営し、2025年6月17日にリリースされています。ジャンルは対戦型オンラインデジタルTCG。対応プラットフォームはPC(SteamEpic Games Store)と、iOSAndroidで、基本プレイは無料(一部アイテム課金あり)となっています。

新作タイトルの発表当初は、カードバトル以外のゲーム(コミュニティ)要素も挙げられていましたが、「仲間とカードバトルを楽しむ」ための空間「シャドバパーク」として再開発されています。

世界観

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、壮大なファンタジー世界を舞台に、個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語が描かれます。長年親しまれてきた『Shadowverse』の進化版ともいえる新作DCGです。

どこでもない世界のどこでもない場所で催されている「狼の宴」。

そこには異なる世界や次元から呼び集められた戦士たちが、死闘を繰り広げていた。

終わりの見えない戦いの中で少女は何を思うのか・・・

プロローグだけでも気になる展開ですよね。

フルボイスのストーリーモードでは、キャラクターごとに異なる視点で物語が進行し、カードバトルを通じて謎が解き明かされていきます。時にはストーリー進行に必要なパスワードが求められることも。美麗なビジュアルも相まって、プレイヤーの没入感をさらに高めていきます。

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美少女から人外からオジサマまで、ひとりに選び難い魅力!© Cygames, Inc.

ゲームシステム

集めた40枚のカードでデッキを作成し、カードバトルを重ねていくことが基本となっています。バトルの勝敗は、「相手リーダーの体力をゼロにする」といういたってシンプルなもの。

また、バトルでは3種類のカードを使い分けながら進めます。

  • フォロワー:相手のリーダーかフォロワーを攻撃できる。進化・超進化ができる
  • スペル:使用すると即時能力が発動する代わりに墓場に置かれる使い捨てカード
  • アミュレット:攻撃する・されるは無いものの、場にとどまり能力で支援する

各カードの特徴や効果を組み合わせることで、奥深い戦略性と充足感のあるバトルを体験することができます。

『Shadowverse』からの進化要素

『Shadowverse』からの新要素はいくつもあるのですが、今回はバトルの流れを大きく変える新要素「超進化」をご紹介します。

バトルが進むと(後攻6ターン目、先攻7ターン目)「超進化」が使えるようになります。「進化」もあるのですが、それよりも強力な要素となっています。SEP(超進化ポイント)をカードに使用することで華やかなエフェクトとともに「超進化」することができます。

超進化するメリットとして、

  • 攻撃力・体力が+3ずつ強化される
  • カードを出したターンに「相手のカード」を攻撃できる(進化との共通事項)
  • 自分のターン中、受けるダメージが0になる(能力によって破壊されない)
  • 相手フォロワーを攻撃し破壊したとき、相手のリーダーに1ダメージを与える

「進化」も「超進化」もそれぞれ2回まで行える一手です。

バトルの行方を左右する強力な切り札として、効果的に使っていきたいですね!

シャドバパーク

シャドバパークとは、アバターで交流できるメタバース空間のことです。

バトルだけでなく、プレイヤー同士の会話やイベント、大会への参加が可能で、これまでにないオンラインで繋がれるコミュニティですね!

ゲームのストーリーとは別軸で、アバターを通して「自分の」世界観を楽しむことができます。アバターに好きな格好をさせたり、フレンドとまったり過ごしたり、ギルドに加入してレベルをあげていったり、という好きな過ごし方ができます。

『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしてみた!

今回も実際に『Shadowverse: Worlds Beyond』をプレイしてわかったその魅力をご紹介いたします。デジタルならではの迫力と美麗なグラフィックを堪能しながら、刺激的なカードバトルを楽しめます!

安心して始められるシステムと操作性

DCGはその特性上、「カードを揃えるなら課金しないとダメ?」「難しく考えるゲームは苦手」といった声がSNS上には散見されます。そんなイメージを払拭してくれるのが今回プレイした『Shadowverse: Worlds Beyond』だと感じました。

例えば、毎日1パック無料配布、初心者向けのチュートリアル・・・実際やってみるとわかる親切設計と充実度の高さを感じます。「やることがない」「カードが揃わないからつまらない」ということがなく、特につまずきやすい初心者向けの手厚いサポートが印象的でした。「ながらゲーム」が多い私も、「課金にかかわらずしっかり遊べる」「システムそのものを楽しめる」と感じました。

特にAIアドバイス機能は新鮮です!「プラクティス」内のCPU戦でナビゲーターがカードの出し方や攻撃の仕方といった行動のアドバイスをしてくれます。チュートリアルとは別に戦況に応じて教えてもらえるので、「自分に合わせたアドバイスをしてくれる」という満足感がありました。

そして操作性も、わかりやすくストレスフリーのUIです。

例えばチュートリアルでは、丁寧な説明と併せてエフェクトや矢印などの動きでもフォローしてくれます。ことばでの説明がわかりやすい方にも、感覚的に判断したい方にも、どちらもとりこぼさないような内容になっています。また、各チュートリアルを完了することで獲得できるボーナスもあり、途中で離脱しないような工夫がされていると感じました。ミッションをこなすことでパック開封に必要なルピやカード生成に必要なレッドエーテルを入手することができます。このような配慮があることも、「もっと遊びたい」という気持ちを引き出すポイントになると感じました!

美麗なグラフィックと重厚なストーリー

個人的に、「対戦カードゲームのストーリーって正直おまけでは?」と思っていたタイプなのですが、『Shadowverse: Worlds Beyond』は違いました。キャラクターの背景や心情が丁寧に描かれ、感情移入しながら進めることができます。そのため、「物語を楽しむためにプレイする」「カードを集めるために物語を進める」という循環が自然と生まれるようになっています。新規ユーザーもストーリーから入ることで、ゲームの世界観にスムーズに馴染めると感じました。

フルボイスのシナリオは満足度が高いですし、時に謎を解きながら章を進めていくことで、ユーザーの探求心をくすぐるような設定になっているのも面白いと思いました。また、お気に入りのキャラが見つかると、そのキャラのためにカードを集めたくなるというモチベーションにもつながります!カードパックを開封して新しいカードをゲットしていくとカード図鑑のコレクションレベルが上がり、さまざまな報酬が獲得できるといういいことづくめ!

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何回でも見たくなる奥行きのあるストーリーです© Cygames, Inc.

バトル中の攻撃や召喚の演出は、思わず「おお!」と声が出るほど迫力満点。スマホの小さな画面でも充分楽しめますが、試しにSteamでプレイしてみると、その美しさと臨場感がさらに引き立ちます。まるでアニメーション映画を鑑賞しているようでした。

「超進化」が生み出す新たな戦略

プレイを始めて最初に感じたのは、超進化という新システムがもたらす奥深さです。従来の「進化」の時点で強さを感じるのですが、カードを更に強化できるため、「いつ超進化を使うか?」という駆け引きが生まれます。個人的に、切り札を最後まで取っておいて逆転勝利を狙うのが好きなので、バトル中盤〜終盤で自分の切り札を超進化させるスタイルでバトルしていました。狙い通りに勝利をおさめたときは、思わず声が出るほどの爽快感でした!

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自分のバトルにも見とれるほどのクオリティの高さ!© Cygames, Inc.

DCGの魅力や面白さは知っていたものの、スキマ時間でプレイすることも多く、細かいルシステムをうまく使いこなせず負けることも・・・。「超進化=超強い!」とシンプルに理解することができるので、初心者でも手ごたえのあるバトルを味わえるのではないかな、と思います。

システム全体のバランスも「ちょうど良い」と感じました。一方的にやられてしまい「強すぎてつまらない」ということがなく、勝敗がプレイヤーの判断やカードの使い方によって決まる感覚があります。「何度でも挑戦したくなる」と思えるのは、DCGの熟練度に関わらず重要な要素ですね。

“シャドバパーク”をはじめとするコミュニティの充実

『Shadowverse: Worlds Beyond』では、仮想空間「シャドバパーク」も忘れてはいけません!カードゲームだけでも楽しいのですが、アバターで歩き回れる空間ではゲームとはまた違った「リアリティさ」を体験することができます。

パーク内では、プレイヤー同士がリアルタイムで交流できるだけでなく、週末に開催される大会に挑戦したり、ちょっとしたミニゲームやチャットも楽しめます。実際に参加してみると、他のプレイヤーと気軽にエモートで挨拶したり、観戦をしながらおしゃべりしたりと、”遊び場”という印象がありました。

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ちびキャラもかわいい・・・!© Cygames, Inc.

特に「人と繋がるのが好き」というタイプにはぴったりだと思います!オフラインTCGのように、「どんなバトルが見られるかな」「次はどんな人に会えるかな?」とワクワクを味わうことができますし、こうしたコミュニティ要素が、長く続けたくなる理由のひとつだと感じます。

もっと密に交流したい方は、ギルド加入もお勧めします!ギルドに参加していると、シーズンごとにギルドランク報酬が獲得できますし、ランクSに到達すれば新カードパックチケットが獲得できます。

直近では、『Shadowverse World Grand Prix 2025』のアナウンスもありました。

「優勝賞金1億円の国際大会」に驚きを隠せません。頂を目指すには簡単な道のりではありませんが、ロードマップをみているだけで興奮しました!

Shadowverse World Grand Prix 2025

こちらの公式情報を是非チェックしてみてください。

もしMr.GAMEHITが『Shadowverse: Worlds Beyond』のPV制作をするなら?

実際にプレイしてみて『Shadowverse: Worlds Beyond』の面白さを充分に理解・分析できました。この魅力を伝えるために、「もしゲーム専門の広告屋Mr.GAMEHITがPVを制作をするなら?」という視点で掘り下げてみたいと思います。

ユーザーに刺さるPVを制作するうえで重要になるのが、「訴求軸」の洗い出しと選定です。これにより企画構成の方向が決まり、動画広告としての成果を左右する部分です。

早速、訴求ポイントをまとめて一覧にしてみました。ここから選定するポイントまで解説しますのでぜひご覧ください!

こちらのURLをクリックしてぜひ詳細をご覧ください!!

シャドウバースシリーズが好きな方に向けたPV制作とは?

『Shadowverse』の原体験があるからこそ、「駆け引きの興奮」「推しキャラが活躍する姿」を、思い出させてくれる構成にしたいところです。例えば、過去作のモノローグ調の演出で始まり、「これが、超進化。」とともに鮮やかな『Shadowverse: Worlds Beyond』の世界が広がる・・・そんな演出もシリーズファンには刺さるはずです。新規ユーザーにはこれまでの歴史を紹介するPVにもなります。

「進化」から「超進化」へ。

戦略だけでなく、ビジュアルや演出も含めて「これが次世代だ」と思わせてくれるような印象付けが大切ですね。セリフやBGMも、旧作を知る人なら思わず反応したくなるような懐かしい素材を使って思いを馳せてもらうのも良いでしょう。でも、懐古だけで終わらせないドラマをつくるのがおすすめです。

DCGが好きな方に向けたPV制作とは?

DCGファンには、操作性のなめらかさや戦略性の高さといった、システム面の魅力を中心にをしっかり伝えたいです。

カード選択→後攻4ターン目から使えるEP(進化ポイント)の仕組み、後攻6ターン目以降から使えるSEP(超進化ポイント)の仕組みや、「選んだ一手が勝敗を左右する」という戦略性の重みをスローモーションやズーム、エフェクトの強弱を丁寧に組み合わせて、視覚的に演出するのはいかがでしょうか?

テンポよくプレイが進む画面を魅せるとともに、EPやSEPなど複数リソースを扱う戦略性の奥深さ、「勝利への道はひとつじゃない」というメッセージ性を込めて、分岐や逆転シーンを挿入するのも効果的だと考えます。

ビジュアル・演出が好きな方に向けたPV制作とは?

「超進化」演出の華やかさ等の魅せ場を連続的に並べるだけで、見応えのあるPVが成立するのが『Shadowverse: Worlds Beyond』の強みです。

「1枚のカードがここまで美しく動くのか!」という驚きを演出するためには、カメラワークや背景演出にもこだわりたいです。バトルシーンはテンポの良さと迫力を活かして、攻撃・進化の連打にリズムをつけ、爽快感を印象づけます。

対比として、キャラクターらしさの魅力を伝えるための静的な魅力を際立たせるのも良いでしょう。お気に入りのキャラの心情が揺れ動くシーンを取り入れたり、意外な一面をチラ見せすると「もっと見たい」欲が高まるのではないでしょうか?

コミュニティ・交流が好きな方に向けたPV制作とは?

シャドバパークという居場所の存在も欠かせません。バトル以外の遊び方を提示します。

PVでは、アバターで歩く姿や他プレイヤーとの何気ないすれ違いを柔らかいBGMとともに映し出して雰囲気を疑似体験してもらうだけではなく、「これが『Shadowverse: Worlds Beyond』なの?」と思わせる意外性を狙う構成もありかもしれません。

また、アバターの着せ替えを楽しんだり、アバター同士のちょっとした交流を中心に、オンライン交流の楽しさを伝えたいです。大会やオフラインイベントの盛り上がりと連動させることで、「いつでも仲間に会える」という安心感や、継続的な関わりの魅力を自然に印象づけることができます。

まとめ

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、Cygamesが誇る大人気DCGシリーズの最新作として、配信されました。「超進化」や「シャドバパーク」をはじめとする新要素はもちろん、「誰でも、どこでも、いつでも楽しめる」というコンセプトを徹底したことで、初心者から上級者まで幅広く支持されているのだと感じます。

実際にプレイしてみると、戦略性の奥深さはもちろん、圧倒的な演出や重厚なストーリー、美麗なキャラクターへの愛着がわき、ワクワクする気持ちが高まりました!さらにはシャドバパークを含めたコミュニティが充実しており、1つのゲームで様々な魅力を味わうことができました。課金に関わらず遊びやすい設計や親切なUIによって、新しいユーザー層への広がりも充分に期待できます。

もともとカードゲームが好きな方、シャドバが好きな方はもちろん、「ちょっと気になる」「DCGデビューしてみたいけど・・・」と思った方にもぜひ触れてほしいタイトルです。訴求ポイントを通して、ゲームをプレイしてみたからこそわかるPV制作のポイントをお伝えしております。

そんな魅力を最大限に伝えるプロモーションこそ、私たちMr.GAMEHITが得意とする分野です。私たちは「ゲームの魅力を、誰よりも深く理解し、正しく伝える」ことにこだわり、実際にプレイしてから企画・制作に取り組むスタイルを貫いています。

「CPI最大40%削減」「クリック率2倍達成」など、実際の成果に裏打ちされた確かな実績をもとに、ターゲットに刺さる訴求・動画制作・SNS施策をワンストップでご提案。メディアタイアップやインフルエンサー活用まで含めた総合的な戦略設計もお任せいただけます。

「見た人が思わずDLしたくなるPVがほしい」という想いがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。ゲームを愛し、ユーザー心理に寄り添ったクリエイティブで、魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします。

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