これまでMr.GAMEHITスタッフ一同、さまざまなゲームで『やってみた』記事を書いてきました。今回は『やってみた』記事初のホラーゲーム!
3月末に配信された『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』を取り上げます。和風ホラーで探索アドベンチャー、しかもランダムダンジョン、と面白そうな要素がたくさん。
ゲームの情報や操作感、プレイした感想はもちろん、Mr.GAMEHITならではの『訴求ポイントを考察してみた』もぜひお読みください。
当記事ではゲームのプレイ画像を掲載しておりますが、画像の権利はすべてスペースおにぎりゲーム合同会社様に属するため、転載や配布などの再利用は禁止です。
目次
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』ゲーム情報
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』は、2024年3月29日にスペースおにぎりゲーム合同会社から配信されたホラーゲームで、『Shadow Corridor』の続編にあたります。
もともとはフリーゲームの『影廊-Shadow Corridor-』から始まったシリーズであり、徘徊者と呼ばれる異形の者たちから逃げる和風ホラーアドベンチャーです。ランダムに生成されるダンジョンも大きな特徴で、常に迷子状態のプレイヤーは、逃げながらさまざまなアイテムを収集・駆使してゴールを目指します。
現在はSteamのみで楽しむことができますが、今後はNintendoSwitchやPS4、PS5への移植も予定されています。
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』の推しポイント
ランダムダンジョンで逃げまくるホラーゲーム『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』の怖さと楽しさはぜひ実際にプレイして実感していただきたいのですが、ここではプレイ前に知っておきたい推しポイントをいくつか紹介します。
ホラー好きにも探索好きにも楽しめるアドベンチャーゲーム
『常に迷子』の不安さと、恐ろしい徘徊者たちから逃げることしかできない絶望感がとにかく怖い!の一言。ホラー好きにはたまりません。
探索型のホラーアドベンチャーなので、探索アクションが好きな人も楽しめる作りになっています。
前作とは基本要素は変わりませんが、ステージごとのギミックが増えたり、新しく導入された『カルタシステム』によって戦略性が増したり、遊び方に幅ができたのが嬉しいポイントです。
初心者も上級者も、前作プレイ済みも未プレイも楽しめる工夫
やり込むことでトゥルーエンドに近づけるので、やり込みが好きな方にもおすすめです。また、初心者向けに難易度を選択できるので、初心者から上級者まで楽しめるシステムとなっています。
前作をプレイしていなくてもじゅうぶん楽しめる作りとなっていますが、前作の裏エンディング後の世界線でストーリーが進んでいくので、前作をプレイした方はさらに楽しめるのでは?本作からプレイした方には前作をプレイしてストーリーを遡っていくという楽しみもありますね。
基本操作の紹介
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』は現在Steamでのみ配信されているので、基本操作はキーボードとマウスです。操作に不慣れでも少し遊べばすぐに慣れるので、初めての方でも問題なくプレイできる操作感だと感じました。
デフォルトの画面設定だと、モニター環境次第では画面がやや暗く感じるので、お好みの明るさに調整するのがおすすめです。照明アイテムを使っている時は問題ないのですが、照明がないと思った以上に真っ暗なので何かに挟まって動けなくなったりします。そんな時によりにもよって徘徊者が近づいてくる状態になった時には、パニックになるくらい怖かったです……。
また、あらゆる場面で音が重要な要素として絡んでくるゲームなので、ヘッドホンかイヤホンの使用を推奨します。(音の発生する方向から徘徊者の接近を把握できます。)
徘徊者接近時の警告演出は画面上にも出るのですが、無音プレイだとどうしても情報が足りず、徘徊者に捕まってゲームオーバーということも。
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』をプレイしてみた!
キーアイテムを見つけて回廊を脱出
回廊と呼ばれるダンジョンを脱出するために、プレイヤーはキーアイテムである勾玉を指定された数だけ収集する必要があります。必要数は難易度によって変わります。収集のために必要な補助アイテムを集める作業もこのゲームの醍醐味です。
プレイヤーは回廊を探索していく中で、引き出しや机の上にさまざまな効果をもたらすアイテムを見つけることができますが、インベントリには限りがあるため、どのアイテムを持ち歩くかの判断が攻略に深く関わってきます。
状況によっては、「あの時、あのアイテムとこれを交換して持っていたらよかったのに!!!」という事態も……。
時々の判断によって結果が変わってくるというのも、このゲームの大きな魅力でしょう。
『カルタ』の組み合わせで攻略の幅が広がる
序盤ではあまり機会はないかもしれませんが、カルタという特殊効果を得ることができるカードが存在します。カルタシステムは本作で初めて実装されたものであり、このシステムも本作の戦略性を高めています。
例えばインベントリアイテムの容量を増やすカルタを入手すれば、アイテムをより多く持つことができます。カルタの入手には『魂魄』という通貨のようなアイテムを集めます。規定数の魂魄とカルタを交換できる仕組みになっています。
魂魄は回廊内のさまざまな所にあるので、机の引き出しや青く光る骸骨などを探索してより多くの魂魄を集め、攻略に役立つカルタをゲットしましょう。
見た目のおぞましさが唯一無二!恐ろしい徘徊者たち
プレイヤーの行く手を阻んでくる異形の者『徘徊者』は、とにかく見た目が怖い!!おぞましさや存在感は唯一無二と言っても過言ではなく、このゲームの怖さの中心を担うキャラクターです。徘徊者が近くにいる時の演出は非常に緊張感があり、絶対に捕まってはいけないという緊迫感がよりゲームを盛り上げてくれます。思えば、ロッカーに隠れている時だけが安らぎの時間でした……。
選択した難易度やステージによって変わるものの、回廊内の徘徊者は1体だけではなく複数の徘徊者が存在するため、逃げた先にまた別の徘徊者が待ち受けているという状況にも何度も遭遇しました。(絶望)
そんな恐ろしい徘徊者ですが、実はプレイヤーの役に立つ存在になることも。鍵のかかっている部屋の扉にうまく誘導すると扉を代わりに壊してもらう、なんてことも可能なのです。ただし、失敗すると徘徊者に捕まってゲームオーバーになるという大きなリスクも。
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』の面白いところ
毎回新鮮な気持ちで楽しめるランダムダンジョン
ランダムに生成されるダンジョンはこのゲームの大きな特徴であり、面白いポイントの一つです。基本的なテーマはステージ毎に決められているので既視感はありますが、ギミックやキーアイテムの配置も毎回異なるため、いつも新鮮な気持ちでゲームを楽しめます。(方向音痴のプレイヤーには絶望でしかないかもしれません…)
引き込まれるストーリーと行動の二面性が魅力的
冒頭でもお伝えしましたが、ホラーゲームが好きな人も探索アクションが好きな人も楽しく遊べるゲームです。アクションとしての面白さはもちろん、ステルスゲームとして隠れつつも、目的を達するためには行動しなければいけないという二面性のバランスが優れていて、ストーリーもとても魅力的です。
こちらも前述した通り、『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』は前作の裏エンディング後の世界線でストーリーが進んでいくのですが、現代人が抱える目に見えない闇や、フィクションでありながらどこか現実感があるキャラクターの感情など、ゲームを進めれば進める程に魅力的なストーリーに引き込まれていきます。
極上の恐怖と脱出時の爽快感
徘徊者のビジュアルや行動はぜひ、実際にプレイしてその恐ろしさを確認してもらいたいです。特に奇声を上げながら回廊を徘徊している徘徊者には、その声からは想像できないビジュアルに圧倒され、変な汗をかきました……。
このゲームの醍醐味である極上の恐怖は、その恐怖に打ち勝ち、脱出できたときのカタルシスと相まって、最高のユーザー体験を生み出していると思います。
Mr.GAMEHITが『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』のPVや動画広告を制作するなら?
Mr.GAMEHITが考えた『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』の訴求ポイントをまとめてみました!
ゲーマー集団であり、プロのクリエイター集団でもあるMr.GAMEHITだからこそ作れる内容をいつものように惜しみなく公開しておりますので、ぜひご覧ください。
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』訴求一覧はこちらからもご覧ください。
本作はホラー好きにもアクション好きにも響く内容であり、さまざまな魅力から構成されているゲームなので複数軸でのアプローチができると考え、ざっくりと『ホラー』『アクション』 『その他』の3つの訴求軸に分けました。
Mr.GAMEHITでは、プロダクトを分析した際に最も大きい要素を中心に、その要素を訴求軸に落とし込んで、それに合った演出を組み立てることで動画を制作していきます。
ホラー好きの方に向けた訴求ポイント
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』は、和風ホラーの独特な雰囲気や、徘徊者の恐ろしさ、ランダム生成ダンジョンの絶望感など、ホラー好きに訴求できるポイントがとても多いゲームです。
テキストを少なめにしてゲームプレイ中心に恐怖を煽る『恐怖煽り訴求軸』や、徘徊者の印象的な叫び声を使った演出をテンポよく組み立てる『叫び声訴求軸①(特殊演出)』など、徘徊者のビジュアルや動き、声を効果的に使用して極上の恐怖をユーザーに伝えます。
また、ホラー訴求に加えてアクション要素を少し強めにした『システム訴求軸』も考えられます。
- 迫りくる徘徊者を躱し 出口を目指す
- ここは、現実世界ではないドコカ
- 死に安らぎを見出し、自ら命を絶った…はずだったが…。
動画内では、このようなイメージのホラー訴求強めのテキストを使用します。
アクション好きの方に向けた訴求ポイント
『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』の魅力の一つである探索やアクションも訴求ポイントとしては外せません。
ストーリーを追体験しつつアクション要素や脱出ゲームとしての魅力を伝える『ストーリー訴求軸②』や、逃走バトルの迫力を伝える『全力逃走訴求軸』などが考えられます。
- 多彩なアイテムを駆使して、脱出を目指す
- 不穏な音…それは、徘徊者が近づいている気配
- 逃げるか 隠れるだけ
アクション訴求では、このようにプレイヤーの行動をイメージできるようなテキストを使用します。
その他訴求ポイント
その他訴求では、インパクト重視の訴求軸を考えてみました。ゲーム内でも非常にインパクトの強い徘徊者の声に対して実況風にリアクションを入れる『叫び声訴求軸②(実況演出)』や、SNSでの話題作りを意識してゲームの世界観と動画の雰囲気をあえてずらす『徘徊者リズム訴求』などが考えられます。
実写とPC画面を組み合わせ、実写の人物が「あれ、停電?」と言った途端にPC画面に異変が……という、ホラー映画のような『実写演出訴求』もインパクトは大きいと思われます。
- あれ?停電?
- 今すぐプレイ
- なになになに?なんの声!?
その他訴求では、ホラー訴求やアクション訴求とは違う、キレよくインパクトの強いテキストを使用します。
まとめ
今回は、『やってみた記事』初のホラーゲーム、『ShadowCorridor2 雨ノ四葩』をプレイしてみました。ランダム生成ダンジョンや戦略的なアイテムの使用によって広がる攻略の幅、引き込まれるストーリーなど、さまざまな魅力が詰まったホラーアドベンチャーでしたが、何よりも徘徊者が本当に怖かったです……。
Mr.GAMEHITではホラーゲームのPVや広告動画も制作しています。動画広告をユーザーに見てもらうために注意を惹き、限られた時間で魅力を伝えられるよう、ゲームごとに訴求軸を作成。効果的なポイントを絞っています。ビジュアルや効果などへのこだわりも、ゲームを心から愛しているゲーマークリエイター集団ならではのものと自負しております。
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