こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。
2026年のゲームオフラインイベントの取材第1弾、スタートを飾るのは2月8日(日)に浜松町の東京都立産業貿易センターで開催された「東京ゲームダンジョン11」となりました。改めて昨年の12月27日(土)に大阪ダンジョンを探索して満足感、幸福感に満たされたフィナーレとなった2025年ですが、2026年はどんなタイトル・凄いゲームに出会うことができるのかワクワクが尽きることがありません。
あいにくの降雪で悪天候となりましたが、むしろそんな天候もダンジョンを楽しむためのエフェクトと感じる冒険者達の熱気で包まれた2フロア、ゲームの大迷宮を行ったり来たりをする中で筆者が試遊したタイトル、気になるタイトルをピックアップして紹介していきます。
■ゲームダンジョンとは?
ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲームの展示会です。手頃な料金と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントとしてゲームクリエイターからの支持と人気はものすごく、参加枠の募集が即埋まる注目度の高いオフラインイベントの1つです。
東京ゲームダンジョン公式ページはコチラ

生憎の天候となった2月8日の関東地方、まるで雪国かというくらいの降雪となりましたが…電車などは多少の遅延があった程度で普通に動いており、わくわくしながら会場まで移動。到着するまでもこんなエフェクトが発動するなんて…今回の東京ゲームダンジョン11はきっと何かあると予感めいたものを感じながら会場に向かいました。

無事会場について、焚火で暖を取る?いやいや…会場は徐々に冒険者が集い時間経過とともに温度が上がっていきました。
PegLotto!

『PegLotto!』はスロット×パチンコ×デッキビルドを組み合わせたローグライクです。アイテムを選んで設置したら後はスロットを回し、パチンコでうまく高得点を叩き出すことを祈りながら車窓を眺めます。一体どこに連れていかれるのか、どんなゴールが待っているのか…謎な部分もスパイスになって筆者の心がざわざわと騒ぎ出したので思わず足をとめてしまいました。


スロットを回して、出玉が決まり、それらが弾かれて点数が加算されていきます。自分でアイテムを選定して設置をして設置していく楽しさはもちろん、釘に球があたって弾ける音の心地よさ、何となく流れている背景を眺めていると時間があっという間に解けていきます。

スピンを重ねていくとアイテムも充実していき…そしてなんかいっぱい出ちゃった!という脳みそを焼かれる、脳汁が出る…そんな体験を味わうことができました。
プレイした後に考えた訴求ポイントは「ゲームシステム、世界観、アクション」の3つです。誰もが知ってるスロット・パチンコがかけ合わさっているシステムは派手な演出を作りやすいのでユーザーを惹きつけることができそうです。この世界は一体どんな謎、物語があるのかは一見して分からなかったからこそ、この“謎の部分”をユーザーに訴求して関心を持たせるとよりプレイに繋げることができるはず。
アクションの部分はスロット、パチンコなので派手なものをチョイスして見せても良いかなと感じました。実際の出目表、確率表も見ることができるからこそ、滅多に出ない出目(セブンぞろい、オールセブン、オール図柄等)の演出や揃った後に起こるフィーバー等はプレイヤーの関心を引きやすいと感じました。

会場で思わず背後を確認した後に2回目をプレイ。スロットの図柄が揃う、球がいっぱい出て気持ちい!そんな体験はもちろん、スコアは何のためにあるのか…クリアした先に何が待つのかという部分を考えるのも凄く楽しむことができた『PegLotto!』はデモ版が配信されているのでぜひプレイしてみてください。
犯人はメイド

『犯人はメイド』は孤島の館へ招かれた六人の客を一人ずつ計画的に襲撃しつつ、議論で相手を論破しながら自分の正体を隠し通すミステリーアドベンチャーゲームです。安房吉水の建てた館では必ず殺人事件が起きる…不気味な噂が囁かれる孤島の建物に集められた癖の強い登場人物、それに負けない「犯人のメイド」が繰り広げる物語の中身が非常に気になります。


犯人が誰かという話ではなく、私が犯人。犯人視点の倒叙(とうじょ)型ミステリーだからこそ様々な場面でプレイヤーはこの犯人のおかしな点に気が付き、その度にどんどん物語に引込まれていくはずです。

以前からずっと気になっていたタイトルの1つだったので、今回はちょうど前の人の試遊が空いたので滑り込んでプレイした後に考えた訴求ポイントは「犯人、シナリオ、論破システム」の3つです。
インパクトが大きい犯人訴求は絶対に外せないポイントです。実際にブースにてリアル「犯人」がいたインパクトの大きさからも感じられるように犯人の色々な面は訴求要素が多いと感じます。シナリオ部分は大きな筋はもちろん、小ネタを交えながらユーザーの気になりそうなシーンを選んで引きを作れそうです。論破システムは派手さはもちろん、論破の内容、やり取りが絶対に面白いので訴求の際には有効だと感じました。
実際のブースでは遠くからでも犯人が目立って多くの来場者が足を止めていたのが凄く印象的だった『犯人はメイド』。プロモーション面でも本当に色々と仕掛けることができそうなタイトルだけに今後の動きも追っていきます。

トー京Xtrip(トーキョー クロス トリップ)

『トー京Xtrip(トーキョー クロス トリップ)』は架空の都市「トー京」を舞台に、主人公が街を探索しながら情報を集め、仲間と共に“異世界に行ける”という奇妙な噂の真相を追うアドベンチャーゲームです。あくまでも架空の都市のとある界隈のお話ですが、作り込まれているキャラ設定、人間関係、所々に現れるリアルな表現が組み合わさって紡がれる物語の果てがどんな形になるのか非常に気になりました。


広場で目が覚めて、記憶喪失、そのまま炊き出しを食べて何となくそのまま…その界隈の住人となって進んでいく物語。画面上部にある自制心ゲージが無くなったり、赤文字の選択肢を選ぶとゲームオーバーとなるので注意しつつ進めていくと次々に現れる新しいワード、選択を進めていくと気が付けば物語の中にどっぷり引込まれているはずです。
プレイした後に考えた訴求ポイントは「世界観、キャラ、シナリオ」の3つです。独特な界隈という環境が発する魅力はユーザーの興味を刺激できます。作り込まれているキャラも凄く魅力的なので物語へより引込むための訴求ができそうです。日常だけど非日常が垣間見れる異世界にいける「アレ」だったり、「ひずみ」や「人が消える」などの様々なワードを使ってシナリオの一部を見せてプレイしてみたいと感じさせる効果が期待できます。

『トー京Xtrip(トーキョー クロス トリップ)』から感じる物語の魅力、進めたくなる牽引力に引っ張られる形でどんどん先に進めた結果、あっという間に時間が過ぎました。続きが気になるし、深掘りもしたい、物語の全容が凄く気になる本作は近日リリース予定なので注目です!
けものティータイム


『けものティータイム』はケモミミがあたり前に存在する世界で、喫茶店を舞台にブレンドティーのシミュレーションとKAWAII物語を体験できるゲームです。ビジュアル、サウンド、ストーリーのどれをとっても可愛いのですが、「最大3週間の期間限定営業」の真相、出会いと別れ…可愛いだけじゃない点がより一層、この世界の尊さを感じさせてくれます。


温かみを感じさせるドット絵で描かれる可愛い世界、BGMオリジナルのブレンドティーを淹れる際のサウンドなどどんなシーンでも癒しが感じられて、画面をただただ眺めて居たくなるプレイヤーはきっと多いはずです。プレイした後に考えた訴求ポイントは「KAWAII、シナリオ、キャラ」の3つです。本作の世界はどんなシーンをカットしても可愛いのですが、少しずつ変化を見せる店内、閉店後のシーンなどを交えて興味を引くことができそうです。
シナリオ訴求ではお店に来るお客様との会話、物語の一端を見せることでユーザーのプレイ意欲を高めることができます。キャラ訴求ではケモミミの可愛さを推し、ディープなケモナーはもちろんライト層も取り込めるように個々の魅力もしっかり訴求したい。


会場での試遊の際に感じたのは「とにかくKAWAIII」そして「癒し」です!ドットで描かれる可愛い世界、BGM、サウンドその全てに癒しを感じてリラックスしつつ、集中できる最高の状態になってしまい、ずっと遊んでいたくなってしまったことは言うまでもありません。『けものティータイム』は絶賛リリース中なのでぜひチェックしてみてください!
DEBUG NEPHEMEE(デバッグネフェミー)

『DEBUG NEPHEMEE(デバッグネフェミー)』はバグに侵食されて壊れかけた世界でネフェミーと呼ばれる存在たちをデバッグしていくアドベンチャーゲームです。個性豊かなキャラ達の価値観や思考が反映されているミニゲーム形式の戦闘を進めながら“デバッグ”を進めることで物語も進行していきます。


プレイをした後に考えた訴求ポイントは「世界観、シナリオ、キャラ」の3つです。
可愛いいキャラと世界の表現の中に不穏さを感じさせるグリッジのギャップはプレイヤーに疑問を感じさせて興味を引くことができます。シナリオ訴求ではなぜ?どうして?という疑問を感じる部分やデバッグへの導入シーンを使うことで作品への関心を持たせる効果が作れます。
特徴的なキャラ達の魅力は戦闘シーンを交えて見せることでユーザーのプレイ意欲を高めることができそうです。


今回のミニゲームは右下のパリィコマンドでエネルギーを溜めて、左側の操作を進めることができる形式でした。それぞれのネフェミーによって変わるミニゲームの種類、物語が進むにつれて同時に処理していくタスクですが、プレイが単調にならないように色々と考えられているし、クリアした後に見えていく物語の牽引力も凄くて1度プレイをしたら一気に最後まで遊びたくなる人は多いはずです。
『DEBUG NEPHEMEE(デバッグネフェミー)』は現在Steamページが公開されているのでぜひチェックしてみてください。
東京ゲームダンジョン11 Steamタイトル
東京ゲームダンジョン11に出展しているSteamの全タイトルががまとめられたページは必見です。イベントの当日だけでなく終わった後もプレイできなかった作品をチェックできますし、気になるタイトルを追いやすいし、ウィッシュリストに追加忘れ、購入忘れがないかもチェックできるので今このタイミングでぜひチェックしてみてください!
まとめ

2026年最初のオフラインイベントということでワクワクしていた当日は大雪となりましたが、生憎の天候もダンジョン来場者にとってはイベントを楽しむためのスパイスでしかなかった…むしろこの難局を超えて会場に来ているという共通の体験がバフとなって思い出深い伝説回になったように個人的に感じています。会場では「とうとうダンジョンの力が天候も操るようになってきたか」とか「次回はどんなエフェクトが掛かるか」という話で盛り上がりつつも気になるタイトルをチェックすることができました。
イベント運営スタッフの皆様、ブースにて対応をしていただいたクリエイターの皆様、本当にありがとうございました。
「東京ゲームダンジョン」はライトな作品はもちろんディープな作品、幅広いジャンルのタイトルを雑音なく高い純度でプレイできるオフラインイベントだと感じており、年々注目度、関心、認知度が高くなり成長している「インディーゲーム」というジャンルに触れたいと感じている方に強くオススメしたいオフラインイベントです。
本当に出展者募集から開催まで話題性は尽きないし、イベントを盛り上げるための創意工夫も本当に凄い!当日の様々な出来事の1つ1つが生み出す唯一無二のダンジョンを今後も体験して皆様に少しでも魅力を伝えられるように頑張ります。
次回は5月3日、ゴールデンなウィークに開催されるゲームダンジョンに参加を予定していますので引き続きよろしくお願いいたします。
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