『まどか☆マギカ  Magia Exedra』をプレイしてユーザーに刺さるPVをゲーム広告屋が考察してみた | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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『まどか☆マギカ  Magia Exedra』をプレイしてユーザーに刺さるPVをゲーム広告屋が考察してみた

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今回は『まどか☆マギカMagia Exedra』をプレイしたので、ガチゲーマーである私が本気のレビューをしていきたいと思います!

ゲームの魅力を全力でお伝えするだけではなく、「もしゲーム専門の広告屋Mr.GAMEHITが『まどドラ』のPVを制作するなら?」といった視点でも考察してみたいと思います。ユーザーに刺さるPVを制作するためにかかせないポイントをまとめたのでご覧ください!

『まどか☆マギカ Magia Exedra』とは?

『魔法少女まどか☆マギカ(通称:まどマギ)』というアニメをご存じでしょうか?2011年1月から4月まで毎日放送(MBS)他で放映されていたオリジナルTVアニメーションです。

従来の「魔法少女アニメ」とは一線を画した新しい設定と先の読めないストーリー展開が、当時大きな注目を集めました。そのTVアニメをはじめとしたシリーズを追体験できる要素を盛り込んだスマホゲーム最新作が、この『まどか☆マギカ Magia Exedra(通称:まどドラ)』です!

ゲーム情報

2025年3月27日に株式会社アニプレックスよりiOSAndroidの配信・サービスが開始されました(前日の26日に先行配信されています)。2025年内にSteamでの配信も予定されているとのことです。

家でも出先でも遊べるようになれば、その時のプレイスタイルに合わせて楽しむことができるので、Steamの配信が楽しみですね!プラットフォーム間で連携が可能と言うのも嬉しい情報です。

ゲームジャンルとしてはターン制バトルRPGです。ストーリーを進めていくのは基本的にひとりプレイですが、コンテンツとしてユニオンも用意されているため、様々な遊び方を楽しむことができます。

『まどか☆マギカ Magia Exedra』ってどんなゲーム?

世界観

プレイヤーは記憶喪失の少女。自分のことはおろか何も覚えておらず、「A-Q」という不思議な生物に導かれ、「自分は何者なのか?」を探す旅に出ることになります。

この導入部分では『まどマギ』原作ストーリーにも触れることができるので、TVアニメが未視聴だという方にもしっかり世界観が伝わるようになっています。

かわいい子たちのほのぼの系魔法少女ものかと思いそうですが、導入部分のムービーから不穏な空気が・・・どうやら王道の展開ではなさそうです。まるで映画を鑑賞しているような没入感を味わうことができ、ゲームへの期待も高まります。

実際の雰囲気がわかるオープニングアニメーションが公開されていますので、是非ご覧ください!

システム紹介

『まどドラ』はターン制コマンドバトルです。ボス戦等特定のバトルは除くものの、基本的にオート進行となっています。

メインストーリーはスタミナを消費することで参加ができるのですが、バトルだけではなくアイテムの獲得も含まれています。

最大5人パーティで挑むバトルは、キャラクターによる通常攻撃、戦闘スキル、必殺技のコマンドを選択することができます。選択時の時間制約はないため、じっくり考えることができるのはメリットです。MPが最大になると使用できる必殺技は設定されているターンに係らず即発動ができるので、使いどころが肝心になりそうです。

『マギレコ』からのプレイデータ引継ぎも可

アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(通称:マギレコ)』で遊んでいた方に朗報です!こちらのゲームアプリは残念ながら2024年7月31日をもってサービスを終了していますが、なんと『マギレコ』のプレイデータを『まどドラ』に引き継ぐことで連携特典が獲得できるという嬉しい情報が!(2025年4月現在)

詳細はマギアレコード公式X内の以下URLをご覧ください!

https://x.com/magireco/status/1904488434019762590

『まどか☆マギカ Magia Exedra』をプレイしてみた!

今回も、『まどか☆マギカ Magia Exedra』を実際にプレイしてわかった魅力やおすすめポイントを、Mr.GAMEHIT目線からお届けします!

まどマギ、マギレコファンならマストプレイ!

一言で表すと「まどかシリーズへの愛が詰まった作品」。

原作の世界観が忠実に再現され、その仕上がりに大きなリスペクトを感じます。原作の追体験から『まどドラ』の世界への繋ぎが自然で、新規の方にも元からのファンの方にもおすすめできる展開だといえます。

この穏やかな世界観がずっと続いてほしい・・・

プレイヤーは記憶喪失で名前もわからない少女(ナマエ)なのですが、「自分探しの旅」「キオクの欠片を集める」といった設定に心をくすぐられました。そこに豪華声優陣のフルボイス(一部ストーリー)が加わりもう冒頭からジーン・・・。

グラフィック、歌唱、BGMと全てにクオリティの高さがあり、どこを切り取っても妥協のない完成度。「今すぐみんなに見てほしい!」と声を大にして言いたいです。

さらに、『まどマギ』だけでなく『マギレコ』のキャラクターが登場するのも、「あの子は出ないのか」というがっかり感がなく、ファンにとって嬉しいところです。

ガチャ獲得シーン。可愛すぎる・・・!!

バトルシーンも単調になったり世界観が崩れることなく、美しさと怖さが共存する独特の雰囲気が完全再現されており、特にスキル演出や必殺技のアニメーションは何度でも繰り返し見たい迫力を感じました!

自由度の高いシステムで遊び方も無限大

まずは好きなキャラクターを揃えてプレイ開始。

基本的にオート進行なので、チュートリアル通りに進めていけばひととおり理解できるようになっていると感じました。

慣れるまでは『まどドラ』用語に戸惑うこともあるかもしれませんが、やることをルーティン化してしまえば全く問題ありません。

確認しなくてもコンテンツ内容がわかるようになってからは、キャラクター編成や育成について試行錯誤を始めました。アタッカー、ディフェンダー等の6種類のロールと火・水等の6種類の属性を組み合わせるのですが、基本的にロールは攻守バランスよく組み、属性は魔女の弱点を中心に組むといった王道の(?)編成にしました。

たまたまですが好きなキャラクターを集めたらバランスが良かったのもあるのですが、軸となる編成ができた後に、難易度に合った編成も増やしていました。「敵の行動を遅らせるブレイカーを多めに配置してみたらどうだろう?」「強敵にはディフェンダーとヒーラーの組み合わせかな?」と考えていくのが楽しみです。

個人的にはブレイク状態で行動不能になった敵を狙ってゴリゴリHP削っていけるのが爽快感抜群でおすすめ。ボス戦では中心の魔女さえ倒せれば勝利になるので、周りの取り巻きは無視して集中攻撃していくのもありですね。

魔女の妖艶さと迫力!背景美術も細部まで再現されていて素晴らしいです!

ターン制ではあるものの制限時間がないのも実は嬉しいところ。

特にこのジャンルのゲームが初めての方にとって、時間で焦らされるのは苦手意識を持ってしまいそうです。オートやセミオート状態にしてプレイを参考にするのもよし、じっくり考えながら自分の攻め方を見つけるのもよし、だと思います。

メインストーリー以外にもイベントクエスト、デイリーミッション、こころの器クエスト、とやるべきことがたくさん!しかもそれが作業ゲーにならないのが『まどドラ』の良いところ。新しいポートレイトが獲得できると自分のコレクションが増えた感覚にもなりますし、大好きなキャラクターをどんどん強化していけるのも楽しいので、どんどんチャレンジしていました。

さらに嬉しいのは、プレイしていない時間にも報酬を獲得できること!

マギアボックスは1時間単位でストックされたLv.経験値やA-Qチップ等を獲得できます。

受け取れる内容はプレイヤーレベルによって異なり最大24時間分とはなりますが、ゲームが進行すればするほどおいしい内容になってくるので、ゲームログイン時は毎回ゲットして頼りにしていました。

プレイできなかった分を獲得できるのはめちゃくちゃありがたい!

メイン以外でも楽しめる要素が盛りだくさん

メインストーリーを進めていくに比例して、ギャラリーにポートレイトや楽曲がどんどん収集されていきます。さながら美術館のような厳かな雰囲気の中でそのコレクションを楽しむことができます。プレイの合間に楽しむもよし、全コンプリートを目指すもよいでしょう。まどかたちのバックボーンやifの世界線を知るのも楽しいですし、ギャラリーを埋めていくことで生まれる達成感も他には代えがたいものです。

中でもポートレイトは単なるギャラリー要素だけではなく、ステータスの上昇やアビリティ効果が得られて性能を引き上げることができます。そこで繋がってくるのが『まどドラ』のバトルRPGらしい効果ですね!アビリティ強化の中には各ロールの特性を伸ばすこともできるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

嬉しくも切ない感情が湧き上がるのは私だけでしょうか・・・

さらに、ユニオンの加入も今後盛り上がりが見られそうです!

メインストーリー「鏡の魔女」クリア後に解放されるのですが、2025年4月現在ではミッションをクリアすることで報酬を獲得することができる内容になっています。

今後はユニオンメンバーで挑戦できるコンテンツが後日実装予定とのことです。内容や難易度は公開されていませんが、ユニオンならではの歯ごたえのある内容になっているのではという声も散見されます。

もしMr.GAMEHITが『まどか☆マギカ Magia Exedra』のPV制作をするなら?

実際にプレイしてみて『まどか☆マギカ Magia Exedra』の面白さを十分に理解・分析できました。この魅力を伝えるために、「もしゲーム専門の広告屋Mr.GAMEHITがPVを制作するなら?」という視点でも掘り下げてみたいと思います。

ユーザーに刺さるPVを制作するうえで重要になるのが、「訴求軸」の洗い出しと選定です。これにより企画構成の方向が決まり、動画広告としての成果を左右する部分です。

早速、訴求ポイントをまとめて一覧にしてみました。ここから選定するポイントまで解説しますのでぜひご覧ください!

詳細はこちらのURLをクリックしてご覧ください!

魔法少女まどか☆マギカが好きな方への訴求ポイント

『まどマギ』らしさを濃縮したような今回のタイトルでは、やはりこの訴求ポイントがトップにあがるでしょう!

世界観訴求では本編を回顧できるような内容を中心に構成します。もともとのファンの方には「あの世界観の続きを楽しめる」という期待を高める効果がありそうです。新規の方にもその面白さを伝えるためには、アニメの名シーンやセリフをしっかり組み込んでいきたいですね。

ストーリー訴求では『まどドラ』らしさを伝えるためにゲームのオリジナリティをしっかり伝えていきます。選択の分岐を提示したりアニメにはなかった展開を軽く映像で見せることで、「もっと続きを知りたい!」の気持ちを引き出せるようにします。

バトルRPGが好きな方への訴求ポイント

システム訴求軸では、実際のプレイ画面を見せながら操作感を体験してもらったり、プレイスタイルによる遊び方の違いをわかりやすく紹介していきます。「自分だけの戦略」をアピールすることで、やりこみ意欲の高い方にも関心の高い構成になると思います。

さらに戦略性訴求軸ではバトル場面を中心に展開し、「自分ならどう攻略するか?」を投げかける内容が良いかもしれません。敗北からの勝利シーンを入れることで、動画広告の中でも達成感を味わえるようにします。

ビジュアル・サウンドが好きな方への訴求ポイント

『まどドラ』の外せない魅力のひとつであるビジュアル・サウンドに関する訴求ポイントです。世界観を尊重したアートディレクションや没入感が高まる内容であることを伝えていきます。キャラクター、背景美術、BGM等細部のこだわりをいかに見せるか、が重要になります。ゲームという枠を超えて、ひとつの完成された映像作品として印象付けたいですね。

『まどマギ』シリーズを象徴するようなモチーフを活用することで、視覚と聴覚から楽しめるような構成にします。

声優が好きな方への訴求ポイント

人気声優陣が多く演じている『まどマギ』シリーズ。

キャラクター紹介とともに担当声優の名前も明記し、期待感を高められるようにします。説明口調ではなくボイス(会話)主体の構成で、耳から楽しめるようにしたいですね。

また、キャラクターの心情や成長過程を声優の演技を通して表すことで、ゲームへの没入感を高め、プレイヤーの感情をも揺さぶる内容にしていきます。

やりこみプレイが好きな方への訴求ポイント

バトルそのものもそうですが、育成やコレクション等やりこみ度の高さは気になるところですよね。量や質ともに充実したコンテンツがあることを紹介していきます。

プレイスタイルに合わせた自由度の高さはもちろんですが、作業感や義務感ではなく「飽きずに長く遊べる」ゲームであることを盛り込みます。

また、今後はユニオンも展開していくことが予告されています。

ひとりで楽しめるコンテンツとユニオンのメンバーと協力して達成していく楽しさの両方が味わえることも伝えていきたいです。

まとめ

今回の『まどか☆マギカ Magia Exedra』プレイの紹介はいかがでしたか?

『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズが大好きな方にはマストでDLしてほしいタイトルです!戦略性の高いバトルRPGが好き、という方にもおすすめできます。

初心者もファンもやりこみ勢も置いてけぼりにしない、簡単操作ながら奥深いバトルシステムはどんなプレイヤーにも刺さること間違いありません。訴求ポイントでは『まどマギ』シリーズが好きな方向けにはもちろん、新規の方や歯ごたえのあるゲームを探している方にも刺さるような内容を意識してみました。

『まどドラ』のように既に幅広いファン層を獲得しているタイトルはもちろん、「ゲームが好き」「ゲームに特化した幅広い経験と知識がある」ことは動画広告制作時にかかせないエッセンスです。

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