こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。
11月12日に開催された同人&インディーゲームオンリーの展示・即売会で11回目を数える「デジゲー博2023」に昨年に次いで協賛出展&取材で参加をしてきました。
・デジゲー博とは?
「デジゲー博」は同人ゲーム、インディーゲームの展示・頒布のイベントです。プラットフォームは不問。PC、スマートフォン、タブレット、ゲーム専用機だってOK。ゲームだけでなく、ライブラリや制作ツールの展示・頒布でもOKです。
引用:公式サイトより
デジゲー博2023参加サークル一覧はコチラ
昨年同様、Mr.GAMEHITのブースにはほぼ居ませんでしたが、会場となる秋葉原UDX2階 アキバ・スクエア&4階UDXギャラリーで多くのゲームに触れることができました。それでは早速、注目ブース・タイトルをレポートさせていただきます。
目次
- 4階UDXギャラリー注目ブース・タイトル
- 幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE
- 九魂の久遠
- GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)
- Refind Self: 性格診断ゲーム
- ローグウィズデッド
- OU
- 宵祓い探偵 ミアズマブレイカー
- GOONYA MONSTER(グーニャモンスター)
- ニャイトミュージアム
- たたかえ!ハルモニア音楽隊
- Keyboard Maestro Voyage
- リズデビ! : Rhythm of Deck Builder
- 鬼ヶ谷いんくらいん/吾妻邸くわいだん
- 蛮勇戦域VARVARION(バルバリオン)
- nature prhysm
- ∀stralbringer -蓋影のアーカリウム-
- Unbelievaboom!(アンビリーバブーン!)
- 音札
- みんなでクイズ ラビィと不思議な惑星
- Project Y
- Trace of Gladius(トレイス オブ グラディウス)
- デジタルハリウッド デザイン&プロトタイピングゼミ
- CRI・ミドルウェア
- ゲームクリエイターズCAMP
- まとめ
4階UDXギャラリー注目ブース・タイトル
デジゲー博2023の2階正面に貼られたポスターで多くの人が撮影しており、今回のブログ記事にも使わせていただいた「インティ・クリエイツ」のブースでは11月16日に発売されている『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE』、『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)』、『九魂の久遠』の3タイトルが試遊展示されており、ブースは大賑わいとなっていました!
幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE
『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE』はラブライブシリーズ第2作「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフ作品である「幻日のヨハネ」の世界を舞台にした探索型2Dアクションゲームです。ヌマヅの海底ダンジョンの探索、仲間との協力プレイが楽しいので原作ファンはもちろん、2Dアクションが好きなプレイヤーにオススメの1本!
ここまで多くのイベントで情報公開・試遊が行われてきた本作ですが、デジゲー博2023が発売直前、最後の試遊体験会ということもあってプレイヤーの関心・熱量ともに凄かった印象を受けました。
本作は11月16日より絶賛・好評発売中となっているので気になった人は公式サイトをチェック!
幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUEの公式サイトはコチラ
九魂の久遠
『九魂の久遠』は冥界で目覚めたネコ“クオン”が冥界を旅する2D横スクロールアクションゲームです。切り絵調のグラフィックとネコ好きにはとにかく刺さる1本なので進捗を追っています!
九魂の久遠の公式サイトはコチラ
GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)
『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)』は「蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト」シリーズで使用された楽曲やファンディスク・OVAの劇中歌を歌姫達のモーション&フルボイスで楽しむことができるリズムゲームです。
発売予定は2024年2月15日なので年末年始のリリース情報にもぜひご注目ください。
GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)公式サイトはコチラ
©PROJECT YOHANE©INTI CREATES CO., LTD.©HAPPINET
©INTI CREATES CO.,LTD.2024 ALL RIGHTS RESERVED.
Refind Self: 性格診断ゲーム
「PLAYISM(プレーイズム)」のブースでは11月14日よりSteam、Google Play、App Storeで配信となっている『Refind Self: 性格診断ゲーム』の試遊展示と、『狂気より愛をこめて』、『溶鉄のマルフーシャ』のグッズ販売などが行われていました。
Refind Self: 性格診断ゲーム
『Refind Self: 性格診断ゲーム』はプレイヤーの行動によって性格が分析される探索型のアドベンチャーゲームです。見た目は人間のロボットを操作して、様々なロボットとコミュニケーションをとったり、制作者である博士と思い出を振り返ったりすることでストーリーと性格診断が進んでいきます。
TGS2023から気になっていて、デジゲー博で見かけてもう我慢ができなくなり発売後すぐに購入してプレイをしたのですが…本当に面白くて1度クリアした後スグに2周目、3周目とプレイをしてしまいました。
1つの大きなストーリーの流れのなかでプレイヤーの自由度が本当に高い!ミニゲームも充実しているしゲーム内でイベントも様々あるのですが「そのすべてをしても、しなくても」性格診断のパーセンテージが100%になるとそこで終了となります。
ひたすらミニゲームを極めたり、自分の中の正しい感情に従ったり、時には不徳な行動をしたり…遊べる幅が本当に広く深くて選択によっては辛い想いもするし、それでも温かみを感じれたりする心動かされるゲームなので気になっていた人は迷わず購入をオススメしたい1本です!
Refind Self: 性格診断ゲーム紹介ページはコチラ
©2023 Lizardry All rights reserved. Licensed to and published by Active Gaming Media Inc.
©︎ 2023 VampireK.K. Licensed and Published by Active Gaming Media Inc.
© 2021-2023 hinyari9 All rights reserved. Licensed to and published by Active Gaming Media Inc.
ローグウィズデッド
「room6」のブースでは『ローグウィズデッド』の展示が行われており、今回はポストカードにアートブック、ガチャガチャさらに…嬉しいBIGパネルが設置されていました!
公式サイトにも放置戦略RPGと記載があるのに面白すぎて放置できないゲームとして、Mr.GAMEHITの中でも今年話題になった本作はGoogle Play インディーゲームフェスティバル2023でTop3を受賞、Google Play ベストオブ 2023 ゲーム インディー部門で大賞を受賞しています!
2023年に多くのプレイヤーから支持され、世界が認めた面白いゲームである『ローグウィズデッド』をまだ遊んだことがない人はぜひコチラからダウンロードして遊んでみてください!
ローグウィズデッド公式サイトはコチラ
OU
「G-MODE」のブースでは8月31日に発売されたピクチャレスク・アドベンチャーゲーム『OU』の試遊と関連する展示が行われており、多くの来場者がゲームのプレイとブースでの撮影を楽しんでいました。
『OU』の試遊は時間制で行われていましたが、1度プレイしたらもうその世界観やストーリーに惹きつけられて試遊が試遊じゃなくなった人は多いはずです。懐かしい児童書の挿絵のようなやわらかいペン画で描かれた世界、染み入るようなギターをはじめとした楽器のサウンドが彩り、そして物語が進むのですが…10分と言わず、1時間、2時間、そして何周も楽しめる作品なのでぜひ手元に置いて楽しんで頂くことを強くオススメします!
OUの公式サイトはコチラ
宵祓い探偵 ミアズマブレイカー
「メビウス」のブースでは『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』と『東方蒼神縁起V』の試遊展示の他に、限定版の『アパシー鳴神学園七不思議』や『あの、素晴らしい をもう一度』、『東方蒼神縁起V・東方幻想魔録W ダブルパック』の限定版などを購入することができました!
『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』は全方位除霊アクションシューティングゲームです。夜の街に蔓延る悪霊(ミアズマ)を祓うこのゲーム、相棒の守護霊と憑依合体がめちゃくちゃカッコイイので個人的に大好きなんです。
敵キャラ・ボスのデザイン、アクション時のエフェクトの作り方など推しポイントが凄く多い本作は2024年に発売予定となっているので引き続き追って行きます!
宵祓い探偵 ミアズマブレイカーの紹介ページはコチラ
GOONYA MONSTER(グーニャモンスター)
「MUTAN」のブースでは『GOONYA MONSTER(グーニャモンスター)』の試遊展示、物販と同社の公式Vtuberである『アリステティア』の展示が行われており、モニターの前で足を止めてじっくりと見ている来場者が多かったように感じます。
『GOONYA MONSTER(グーニャモンスター)』はバスターチームとモンスターチームに分かれて3分間戦うめちゃカワパーティアクションゲームです。人気イラストレーターの寺田テラ氏のデザインしたキャラクターがすごく可愛くて特徴的で、ブースでも試遊の後にパネルを撮影したり盛り上がっていました!
本作はパーティーバトルの面白さはもちろん、衣装やアクセサリーが豊富に用意されています。魅力的なキャラをさらに自分好みにカスタマイズしたり、エディットが本当に楽しいので、自分だけのカワイイコーデ、友達とお揃いコーデでわいわいプレイして欲しい1本です。
本作は昨年のリリース以降、アップデートをしっかりと重ねてゲームバランス調整やバグ修正が行われて、プレイヤーがより楽しめる仕様になっています。1人プレイはもちろん、クロスプラットフォーム対応なのでみんなとワイワイ盛り上がれるゲームなので気になった人は公式サイトをぜひチェックしてみてください!
GOONYA MONSTER(グーニャモンスター)公式サイトはコチラ
ニャイトミュージアム
『ニャイトミュージアム』は猫の国の名所である博物館を舞台に繰り広げられる謎解きパズルアドベンチャーゲームです。本作のキャストはオール猫であり、猫好きなプレイヤーは思わず顔を緩ませてしまうこと間違いありません!
会場では試遊の他に缶バッチやキーホルダー・ステッカー等がブースで販売されており、小さい子供から大人まで幅広い年齢の方が注目をしていました。
会場で流れていたPVは新しいものとなっており、開発元の「Alumite」が得意とするアニメーションとゲーム紹介がうまくミックスされていたのがとても印象的だったのでぜひ見てください!
『ニャイトミュージアム』は2024年冬にAndroidとiOSでリリースを予定しています。Androidは事前登録ができるのでぜひ、猫好き・パズルアドベンチャーが好きなユーザーはもちろん、気になったら迷わず事前登録をオススメします!
ニャイトミュージアムのAndroid版 事前登録はコチラ
たたかえ!ハルモニア音楽隊
『たたかえ!ハルモニア音楽隊』はクラシック音楽をテーマにした、音楽家が楽器でたたかうRPGです。本作のBGMは全てクラシック音楽を使用しており、ゲームの様々な場面で音楽にまつわるイベント、小ネタ、ギミックが散りばめられています。
今回の試遊では楽器の博物館を見学させて貰いました。実際に本物の楽器が奏でる音を再生できたり、その楽器の説明が書かれていたりするので普段なんとなく知ったつもりでいた楽器が実際にどういったものなのかを知ることもできます。ゲームをプレイしながら楽器に詳しくなったり、音楽を学べるって最高ですよね!
ブースでは制作者の「すー」さんと一緒に、サウンドを提供しているヴァイオリニストの方もいてお話を聞く中で本作のサウンドに対する物凄いこだわりなどを知ることができて楽しかったです!
※テキストが流れる時の音、生音を2つ合わせた手作りとのことでしたが…絶対もっとあるはず!
クラシック音楽をテーマにして、音にこだわりストーリーもギミックも楽しい本作は現在アーリーアクセスでプレイできるのでぜひSteamで遊んでみてください!
Keyboard Maestro Voyage
『Keyboard Maestro Voyage』は実際のMIDIキーボードを使ってプレイできる音ゲーです。本作はキーボードを使って演奏するリアルさが求められており、実際の演奏と同じくホイール操作による音階の変化や音の振動などの操作も譜面に組み込まれているのでプレイヤーはもちろん、見ている側も熱くなることができます。
そして何より会場でやはりインパクトがあったのは…コレ。
「巨大MIDIキーボード」です!
このキーボードはここだけでしかプレイができない特別仕様になっているのですが、凄くインパクトが大きかったです。ゲームセンターとかにあったらきっとヤバいプレイヤーがしのぎを削ってくれる予感に想いを馳せてしまいました。
音ゲーがうまいKASMARIOだったらキーボード操作もなんとかしてくれのかな…次回のイベント出展の際、チャンスがあれば本人を引っ張ってプレイさせて、動画に納めて報告します。
一通り撮影をさせていただいた後に気が付いたのですが、自動演奏も見せて貰ったんだから動画で撮影しておけばよかったと、後悔をしておりますので、次回はそのあたりも含めてしっかりと取材させていただきます。
『Keyboard Maestro Voyage』は現在Android版とPC版で発売中なので、気になる人はぜこちらのHPをチェックしてみてください。
Keyboard Maestro Voyageのページ紹介はコチラ
リズデビ! : Rhythm of Deck Builder
『リズデビ! : Rhythm of Deck Builder』はリズムゲームとデッキ構築型カードゲームが融合した世界初のローグライクデッキビルダーゲームです。バトルの際に使用するのは移動キーだけで、リズムに合わせてマスを移動してカードを選択して敵を倒すのですが、リズムに併せつつ、戦略を考えての移動に最初は苦戦しましたが、何回か戦ううちに自然と慣れて無事にボス戦まで進むことができましたが、今回はまだまだゲームに対しての理解が足りてなかったので倒せませんでした。今後の注目作としてイベントで見かけたらうまくなれるようにプレイさせていただきます。
あの『SONOKUNI』を開発したDON YASA CREWの最新作ということで注目度が高かった本作は2025年リリースを目指して制作中!現在、Steamページが公開されているので気になった人はぜひウィッシュリストに追加してください。
『リズデビ!』初公開!
— DON YASA CREW (@DonYasaCrew) November 5, 2023
「リズムゲーム」と「カードゲーム」を融合させたローグライクデッキビルダーです!
Steamウィッシュリストお願いします!(リプ欄)
11/12(日) 秋葉原 デジゲー博(X-01ab)にて遊べます!#リズデビ #RODB#indiedev #GameMaker pic.twitter.com/BGQA39SDYv
鬼ヶ谷いんくらいん/吾妻邸くわいだん
『鬼ヶ谷いんくらいん』はシングルモードはもちろん、共闘サドンデスの盛り上がりは世代によってはある種の懐かしさ、新鮮さを感じるゲーム体験ができるはずです。ヒリヒリするアクションの中で感じる熱さはぜひ実際にプレイして感じていただきたい。
イベント出展でみかけた際にゲームの追加要素や調整されている部分を実際に遊びながら体験させて貰えていた『鬼ヶ谷いんくらいん』を今回はプレイできなかった点は後悔しているので次のチャンスは逃さないようにします。
一緒に展示されていた和風でレトロな妖怪退治アクションADV『吾妻邸くわいだん』はDL版の他にパッケージ版がリリースされる予定なので、こちらもまだ遊んだことのない人はぜひチェックしてみてください。
ゲーム屋「求道庵」の公式サイトはコチラ
蛮勇戦域VARVARION(バルバリオン)
『蛮勇戦域VARVARION(バルバリオン)』は3D高速剣戟アクションゲームです。ガードブレイクやコンボをはじめとした剣戟アクションがとにかくカッコイイのでプレイしている画面を見ているだけでも楽しくなってしまいます!
対人戦モードとシナリオモードで楽しみ方も変わってくるし何よりも、高速戦闘のスピード感を表現しているカメラワークも凄く良いのでぜひ体験してほしい1本です。今回は試遊できませんでしたが、気になった人は公式サイトで進捗などをチェックしてみてください。
蛮勇戦域VARVARION(バルバリオン)公式サイトはコチラ
nature prhysm
『nature prhysm』は自然と天気、色がテーマの音ゲーです。基本的なルールは落ちてくる音符の場所と色を見てタイミングよくキーを叩くのですが、コントローラーと操作方法が凄く特徴的なんです!それがコチラの写真。
本作のプログラムやコントローラー、楽曲や譜面もほぼすべてを1人で制作しているのが「定空間(ていくま)さん」ですが、過去のプレイ動画を見て本作のヤバさと楽しさをぜひとも知って欲しいので、音ゲー好きで刺激を求めている方はぜひチェックしてみてください。
※コントローラーがなくてもPCのキーボード操作でプレイ可能です!
nature prhysmのダウンロードはコチラ
∀stralbringer -蓋影のアーカリウム-
『∀stralbringer -蓋影のアーカリウム-』はマウス操作と多ボタンによる2D弾幕SFアクションシューティングゲームです。一般的なシューティングゲームと一線を画している本作は世界観も凄い、システムもヤバい、とにかくまだ知らなかったら見て!触って!と、誰かにオススメしたくなるはずです。
イベントで見かけた際にプレイをさせていただきましたが、筆者は下手すぎてヤバいレベルですが、試遊でカッコイイプレイをしている方の画面を見て「こんな風に動かしたい!」と本気で思っているのでやりこむために完成版を楽しみにしている1本です。
エンドレスシラフ公式サイトはコチラ
Unbelievaboom!(アンビリーバブーン!)
『Unbelievaboom!(アンビリーバブーン!)』はサッカーのように相手のゴールにボールをシュートして得点を競うゲームです。個性豊かなキャラに好きな武器を組み合わせてフィールド上で3対3に分かれ、それぞれのゴールを狙います。
攻撃で相手をダウンさせたり、場外にぶっ飛ばしたり、ゴールポストが大きくなったり、動いたり…とにかく楽しい!
序盤はそこまで激しさを感じさせなかったのでポイントリードできたものの、終盤になってくると攻防も激しくなり、遂には逆転負けとなりましたが凄く楽しかったです!本作は現在Steamでページが公開されているので、ワイワイ系・パーティー系で盛り上がりたい人、実況などで視聴者と一緒に楽しめるゲームを探している方はぜひチェックしてみてください。
音札
『音札』はリズムに乗って演奏する爽快な音楽ゲームに花札をモチーフにした「音札」によるカードバトルを組み合わせた新感覚の戦型音楽カードゲームです。会場ではアーケード版の試遊展示が行われており、プレイヤー同士の熱いバトルが繰り広げられており、順番待ちや観戦で凄く賑わっていました!
アーケード版にはLeapMotionという3次元入力デバイスが筐体に2機埋め込まれており、手札選択ジェスチャーが加わることでゲーム性がより高められています。これまでの音ゲーは個々のスキルによるスコア対戦がメインでしたが、本作はプレイスキルに加えてカードゲームの戦略性・格闘ゲームのライフ制の導入しているので、より競技性の高まっている点は他のゲームと一線を画しています。
本プロジェクトは2023年7月で4周年を迎えており、スマホやPCで演奏バトルを楽しめる1人プレイ専用の『音札Étude』もリリースされているので『音札』の世界観や楽曲に触れたいと感じた方はぜひ遊んでみてください!
音札の公式サイトはコチラ
音札Étudeはコチラ
みんなでクイズ ラビィと不思議な惑星
『みんなでクイズ ラビィと不思議な惑星』は最大8人で遊べる勝ち残りクイズゲームです。マルチプラットフォーム対応なので、気軽にPVPを楽しめます!クイズに覆われた不思議な惑星に暮らすウサギみたいなぷにぷにしているロボットの“ラビィ”の動きが可愛いし、クイズ形式も多様で、ゲームを進めることで過去の惑星の構造物が再生できたりする点もやり込み要素として注目しています。
推したいポイントはいくつかありますが、キャラデザインの可愛さ・クイズの種類・拠点の発展を含めた世界観でユーザーを惹きつけるような訴求ができるので、リリースに向けてプロモーションの部分にも注目をしています。
現在開発中の本作は2024年春ごろのリリースとなっており、Steamページが公開されているのでウィッシュリストに追加をおススメの1本です。
みんなでクイズ ラビィと不思議な惑星の公式サイトはコチラ
Project Y
『Project Y 』は実写映像を使ったVR心霊ホラーゲームです。筆者はホラーゲームは苦手だけど、怖いもの見たさでプレイするのが大好き!会場で試遊をしている人の様子を見ていて楽しそうだったので…隙をみて試遊をしてみたのですが、実写映像だからなのか登場人物の息遣い・空気感をまるでその場に居るかのように感じてしまい物語の世界に一気に引っ張られてしまいました。
心霊・恐怖体験の臨場感も凄くて、音や細かい演出まで考えられているのでビクッ!とするあの感覚や、ねっとりとした恐怖をぜひ体験して欲しい1本です!今回、1話をプレイしたのですがシナリオ、ギミックが凄く自分好みでその場ですぐに2話目、3話目の通しプレイがしたくなりました。本作は現在開発中となっているので引き続き追って進捗があった際にまた取り上げていきます。
今回、気になった人はぜひProject YのX(旧Twitter)をフォローしてみてください。
Project Y紹介ページはコチラ
Project Yの公式Xはコチラ
Trace of Gladius(トレイス オブ グラディウス)
『Trace of Gladius(トレイス オブ グラディウス)』はボタン操作ではなく、体の動きでスキルを発動させるVRソードアクションゲームとして現在開発中のタイトルです。今回の展示では発動するスキルが追加されており、引き続き開発の進捗を追っていきたい1本です。
Trace of Gladius公式Xはコチラ
デジタルハリウッド デザイン&プロトタイピングゼミ
「デジタルハリウッド デザイン&プロトタイピングゼミ」のブースも様々な作品展示が行われて来場者を楽しませていたのですが、どの作品も発想や着目している点が凄くて今後、どんな進化や変化を遂げるのか非常に気になります。
スタートレック8:ファーストコンタクトのセクター001の戦闘をUnreal Engineで再現したゲーム。視点移動しながら宇宙戦闘を観測できます。
CRI・ミドルウェア
ゲームのSoundやMovieを支える様々なツールを提供している「CRI・ミドルウェア」のブースにも立ち寄らせていただきましたが、改めて多くのタイトルに同社の製品が使われていることにイベント出展の度に気付かされます。
『CRI ADX LE』はAAAタイトルなどでも利用されているサウンドミドルウェア「CRI ADX」を無償で利用できるライトエディションとなっています。
すでにご存じの方が多いかと思いますが、これらのツールを条件はありますが「無償」で使うことができるんです!サウンドで悩んだり、モーションで悩んだりするクリエイターでまだ使ったことがないなら…この機会をチャンスだと考えて触ってみてはいかがでしょう?
OPTPiX SpriteStudioの製品紹介はコチラ
CRI ADX LEの製品紹介はコチラ
ゲームクリエイターズCAMP
「ゲームクリエイターズCAMP」はクリエイターが集まり、交流して新しい作品を生み出すコミュニケーションプラットフォームで、ゲームクリエイターを中心に様々なジャンルのクリエイターをサポートしています。
ゲームクリエイターズCAMP公式サイトはコチラ
今回、注目度が高かったのはもちろん「Game Pitch Base」であることはいうまでもありません。
Game Pitch Base
「Game Pitch Base(GPB)」はゲームデベロッパーとパブリッシャーを繋ぐピッチプラットフォームで、無料で全機能を利用可能な「β版」を12月に開始するとのことで、多くのディベロッパー、パブリッシャーからの注目を集めていました!
Game Pitch Base(GPB)についてはコチラ
正式サービスの開始は24年中を予定しており、それまで無料で使えるので気になる方、ゲーム関係者の方は1度チェックしてみることをオススメします。
まとめ
デジゲー博2023の行ってみたレポートですが、今回は4階で展示があったブース・タイトルをご紹介させていただきました。試遊や取材で対応をしていただいたブースの皆さま、本当にありがとうございました。
昨年以上に盛り上がりを見せていたデジゲー博2023のレポートはまだまだ続きます。この後は2階で展示されていた注目タイトルや試遊したタイトルをまとめていきますので次回の『デジゲー博2023で気になったタイトル・ブースレポート』もお楽しみに。
「Mr.GAMEHIT」はゲーム業界に特化した動画広告屋として、ゲームのPV・動画広告の制作と運用でお悩みの方をサポートしております。ゲームの広告でお悩みの方はお気軽にご相談ください。