Google広告のアセットで最高評価!個人ゲーム作家がつくる尖ったゲームも、やり込んで魅力を理解
ゲーム犬も歩けば
動画広告制作
導入前の課題
- 勝負をかけるためにクオリティの高い動画が必要だった
- 個人ゲーム作家は時間が限られているので自主制作は難しかった
- 取り回しのしやすい動画がほしかった
導入による効果
- Google広告のアセットで最高評価を獲得
- 1本の動画から複数本の動画を作れた
- 個人ゲーム作家の尖った作品にも対応してくれた
ゲーム「魔大陸の傭兵王」(AppStore/GooglePlay)はカード編成の自由度の高さ、シナリオの面白さなどが魅力のタワーディフェンスRPGです。Mr.GAMEHITでは、このゲームのSNS用の広告動画を制作しました。
「魔大陸の傭兵王」を開発、提供している「ゲーム犬も歩けば」代表の水田拓様にインタビューを行い、依頼背景や動画の効果、個人ゲーム作家が抱える課題などについて伺いました。
ゲーム市場で勝つためにプロクオリティの動画が必要だった
今回の動画制作は弊社がSNSでお声がけしたことから始まりましたが、当時Mr.GAMEHITのことはご存じでしたか。
ええ、知っていました。御社が制作された農園育成ゲーム『ミニミニ農園』のPVをSNSで見たことがあって、「この動画いいな」と思って名前を覚えていました。ちょうど広告を出すために広告用動画が必要で、自分で作るか外注するか迷っていたタイミングだったので提案内容を検討してみることにしました。
これまで宣伝などに使う動画はどのように作っていたのですか。
ゲームのプロモーション用の動画は自分で作っていました。外注も考えたのですが、ゲームが黒字化するかどうかわからないので動画制作に20万~30万円を払うのは厳しいと感じました。
確かに、特に個人のゲーム作家にとっては少なくない金額です。そんな中、今回弊社に制作をお任せいただいた理由を教えてください。
広告用の動画も自分で作ろうと思えば作れたのですが、この熾烈なゲーム市場で戦っていけるだけのクオリティを出すのは時間的に困難でした。特にカットからカットに移る際の演出や、迫力を出すために使うパーディクルなどの見せ方はその道のプロにお願いしたほうが短い時間でクオリティを上げられると思いました。
それに広告の出稿にはそれなりのお金がかかります。勝負をかけたかったので、きちんとしたクリエイティブを用意したかった。だから告映像制作のプロに作ってもらうのが一番だと思ったんです。
ゲームに対するリテラシーの高さ、実績が決め手に
個人のゲーム作家はマーケティングにおいてどういった課題を持っているのですか。
大きく分けて二つあると思っています。一つ目は「予算」です。1年かけてゲームをつくっても儲けはわずか3000円程度ということもあります。その状況で先行投資とはいえ、広告用の動画に数十万円かけることはできません。
二つ目は「体力」です。個人でゲームをつくる場合、まず開発が大変です。そのうえリリース後も不具合の修正、コンテンツの追加やアップデートなど、作業がずっと続きます。副業でゲーム制作をしている場合、本業で生活費を稼ぎつつ、合間で作業をしなければならないのでヘトヘトになります。そのうえ、さらに広告用動画を作ってプロモーションをしていくのは、体力的に厳しいものがあります。
弊社も個人ゲーム作家さんと話をすることが多いのですが、やはりお金と時間に悩んでいる方が多いですね。御社はなぜ外注に踏み出せたのですか。
「魔大陸の傭兵王」は5年前にリリースしたタイトルで、その間に得られた収益を貯めていました。また新たにイベント運営を始めることもあり、今後の儲けの見通しもありました。チームにとっても今回は勝負どころという事もあり、ご依頼することに決めました。
その貯めてきた資金を使ってつくる動画の依頼先としてMr.GAMEHITを選んだ理由を聞かせてください。
広告用の動画制作では、まずゲームの魅力を抽出し、それが伝わるような映像を作ります。最終ゴールはお客さまにゲームをインストールしてもらうことです。インディーズゲームはゲームの仕組みや内容が ユニーク で、ほかにはないUXを持つ尖った作品が多いため、広告用動画を作る際にはゲームに対するリテラシーが必要です。
「魔大陸の傭兵王」は 全体的には王道な作品 ですが、配られるカードで戦うタワーディフェンスというユニークな面白さがあります。Mr.GAMEHITはゲームのリテラシーが深く、『ミニミニ農園』の動画で 実力も感じていました。Mr.GAMEHITであれば「魔大陸の傭兵王」の面白さを理解したうえで動画を作っていただけるのではないかと考え依頼しました。
要望通りの使いやすい動画、シズル感が伝わる演出に大満足
弊社から最初に訴求軸をいくつか提示させていただいたのですが、いかがでしたか。
8本以上の訴求と2本の具体的な企画が資料になっていたので、内容がすぐに理解できてよかったです。今回、1本目の動画ということもあり、奇をてらったものではなく、使い回しがきく定番のものがほしかったのですが、最初から要望に合ったものがでてきたため、検討から決定までスムーズに進んだ印象を持っています。
今回はキャラクターの豊富さや編成の自由度の高さといったゲームの魅力を前面に押し出した構成で作成しました。完成動画に対する率直な感想を教えてください。
説得力があるものができて、とても満足しています。視聴者が動画を見た瞬間に直感的に「面白そう!」と思ってもらえる内容になっていました。「西洋ファンタジーの世界観でタワーディフェンスを遊ぶ」「かわいいキャラクターが沢山登場する」という点もしっかり伝わっています。あと、映像全体がリッチに仕上がっていることで、自然と期待感を抱かせるような印象になっているのが最高です!
▼実際に制作した動画
ありがとうございます、それを聞いて安心しました。弊社のクリエイターは実際にゲームをプレイしてから動画を作るのですが、面白くてやりこんでしまったと言っていました。費用についてはいかがでしたか。
適正な金額だと感じました。自分で加工して縦横比率や尺を変えたものを作って運用しているため、作成していただいた動画から作ったアセットの数は10本以上になります。そう考えると、費用には納得感があります。
Google広告のアセットで最高評価。尖ったゲームを作る個人ゲーム作家におすすめ
制作過程についてもお聞きしたいのですが、弊社とのコミュニケーションなどで印象に残っていることはありますか。
炎のエフェクトの調整など、かなり細かい部分のチューニングもお願いしたのですが、しっかり対応していただけて嬉しかったです。Mr.GAMEHITに完全にお任せではなく、一緒に作ったという印象があり、そういった部分もとても楽しかったです。
制作した動画で実際に広告を運用されているそうですが、効果がわかれば教えてください。
効果についてはまだ測定中なのですが、Google広告のアセット評価は、常に一番いい「最良」がついていました。Google側に良い動画だと評価されていたのだと思います。
アセットの評価はGoogleの動画に対する評価であり、それが良いほど配信ボリュームがでやすい傾向があります。弊社もアセット評価を判断基準にしているので、「最良」だったと聞いてとてもうれしいです。
では最後に、個人ゲーム作家の視点からMr.GAMEHITを利用した感想をお願いします。
Mr.GAMEHITは、しっかりとゲームをプレイして制作してくれたので、とても信頼できました。ゲームユーザーとしての意見も頂けて、そちらも参考になりました。
ゲームの広告動画を作る際には、二つのポイントが大切だと思っています。一つはゲームの内容を読解し、プレイしたときの魅力をつかむこと。もう一つは、その魅力を短い広告動画の中で伝えられるよう、映像言語に翻訳することです。
個人のゲーム作家が作るような尖ったゲームの魅力を広告動画でお客さまに伝えるとなった時に、テンプレートの表現ではどうしても伝わりきらない部分がある。Mr.GAMEHITは内容をきちんと理解し、どうやったら魅力を伝えられるかを考えて提案してくれる。そういう意味では個人クリエイターにはおすすめです。