Mr.GAMEHITのクリエイティブリーダー、KASMARIOです。
今回の動画広告で訴求するべきポイントはリズムゲーム(音ゲー)と呼ばれるジャンルを取り扱いたいと思います。ちなみに、好きな音ゲーは弐寺という略称で知られている「beatmania IIDX」です。
音ゲーに関しては、ここまで紹介してきた「アクションゲーム編」、「RPG編」と共通する部分は存在しますが、ゲームのPVや動画広告を制作するうえで特に難易度の高いジャンルであると位置づけています。
そんなコアなリズムゲーム(音ゲー)の動画を制作する際に訴求するべきポイント、注意点をまとめてご紹介させていただきます。
目次
リズムゲーム(通称:音ゲー)とは
リズムゲームとは音楽ゲーム全般の総称で一般的に(音ゲー)と呼ばれることが多いジャンルです。
プレイヤーが音楽に合わせて何かしらのアクションを行うことでゲームが進行、譜面とアクション指示(ボタンを押すなどの操作)のタイミングの一致、連続してアクションを成功させるコンボ、楽曲の難易度などで獲得できる評価やスコアが変化します。
1996年にソニー・コンピュータエンタテインメントが発表したPS用ソフト「パラッパラッパー」、1997年にはコナミから「beatmania」が発売されており、ゲームジャンルの歴史的には四半世紀を超える歴史を持っています。
純度の高い音ゲー、他のジャンル+音ゲーとリズムゲーム要素が含まれるタイトルは無数にありますが、リズムゲーム黎明期である小学3年生頃から音ゲーを触ってきたので、ここまで幅広く音ゲーを網羅してプレイをしてきた自負があります。
今回は長年、様々なタイトルのリズムゲーム(音ゲー)をプレイしてきた経験から動画広告やPV制作の際に訴求すべきポイント、注意すべきポイントを挙げさせていただきます。
ゲーマーが考えるリズムゲーム(音ゲー)の訴求ポイント
それではリズムゲーム(音ゲー)の動画広告、PVを制作する際に押さえておくべき重要なポイントを3つご紹介致します。
収録楽曲訴求
これは完全にリズムゲーム(音ゲー)の特殊要因とも言える訴求項目だと思います。対象タイトルでどのような楽曲を実際に遊べるのか(有名アーティスト曲、ボカロ、東方etc…)という項目は絶対に外せません。
この部分は競合との差別化を図りやすいポイントでもあり、リリース後の動画広告にも応用が利くため絶対に抑えるべきです。
プレイヤーの感情を動かす訴求
音ゲーはプレイする際に短い時間の中で、気持ちのいい瞬間が多く存在するジャンルでもあります。タイミングよく操作した時に楽曲との音のシンクロ、曲が進むにつれて変化するエフェクト、連続してアクションを成功させる操作感などは見ているユーザーにとってもプレイ意欲を高める効果が期待できます。
プレイをしていて気持ちがいい、ハマる、こんな風に感情が動く瞬間=強訴求ポイントとなるため、動画広告やPV制作で外すことはできません。
ゲーム達成感訴求
リズムゲーム(音ゲー)はクリアした際の達成感が非常に大きなジャンルです。
短時間で大きな達成感を味わう事ができるという体験は他のゲームジャンルにはない、リズムゲーム独自の要素であると言えるでしょう。達成感も様々あり、難曲、難譜面クリア、ハイスコア、パーフェクト・フルコンボ達成…タイトル毎によって達成感の要素も様々存在しています。
動画広告やPV制作の際、ユーザーはクリアすることで何を得られるのか、達成感を感じるポイントは何かという点はプレイする目的にも繋がるので重要な訴求要素であると言えるでしょう。
リズムゲーム(音ゲー)動画制作時の注意点
上の項目ではリズムゲーム動画・PV制作時に外せないポイントをザックリと書かせてもらいましたが、ここからは絶対にこれだけは注意すべきポイントをご紹介いたします。
対象タイトルへの理解度(音ゲー比率)
リズムゲームと言ってもすべてのタイトルがその要素だけで構成されているものではありません。音ゲーパートの比率によって対象タイトルの訴求すべきポイントは当然ながら変化します。
カジュアルなタイトルなのか、ガチユーザーが多いタイトルなのかはもちろん、ゲーム要素(シナリオ、世界観・設定、譜面要素、エフェクト、操作方法)がどういったものかを理解して制作しなければ必ずと言っていいほどユーザーに響かない、コケるクリエイティブになることは間違いありません。
動画広告・PV効果を最大限に発揮したいのであれば、対象タイトルへの理解度や、要素の比率分析が他ジャンルよりもより神経質に求められる点はクリエーションの際に注意すべきです。
リズムゲームの特殊な世界観を理解する
リズムゲーム(音ゲー)の世界は非常に特殊であり、ガチ勢・コアな層になればなるほどタイトルに対するこだわりが強い傾向がみられます。
音ゲーをうまくプレイするために何千、何万回と繰り返しプレイをしたり、ゲーム別のアクションパターンをひたすら永遠に練習するなど、孤独な修行の日々を過ごしているというプレイヤーも少なくはありません。
対象ゲームの譜面に対しても正規譜面、ランダム譜面があったり、操作する際の方法も公式版・非公式版コントローラー、スマホ、タッチパネル、非接触型と年々増加の傾向があります。
その中で新規参入ユーザーの獲得も絶対に必要ですし、コアな上級者も獲得するためにはジャンルとしての世界観・歴史の理解が絶対に不可欠であると言えるでしょう。
まとめ
今回はリズムゲーム(音ゲー)の動画広告やPV制作の際に外せない訴求ポイント、注意点やこのジャンルが持つ独特の世界観などを簡単に紹介させていただきました。
音ゲーは実際に20年超プレイをしてきたジャンルだからこそ、魅力や世界観を深堀りしてユーザーに刺さる、成果に繋がる表現の提案ができるジャンルです。
今後は制作実績で掲載なども増えていきますので、是非ともMr.GAMEHITの実績ページよりご確認下さい。
それでは次回の訴求ポイント・注意するべきポイントも是非ともお楽しみに。
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