Mr.GAMEHITのクリエイティブリーダー、KASMARIOです。
ゲームのジャンルは様々あって、動画広告を制作する際に注意すべき点や、押さえておきたいポイントはそれぞれ変わってきます。
これは前回、アクションゲーム編でも伝えていますが、ジャンルによって大まかに訴求の分類を行い、更にタイトル毎に分析してリーチ層を絞ったクリエイティブの制作へとつなげていきます。
【アクションゲーム編】ゲーム動画広告で訴求するべきポイントはコチラ
目次
RPG(ロールプレイングゲーム)とは
RPGとはプレイヤーがキャラクターを操作し、架空のストーリーやシナリオを進めてクリアを目指すジャンルのゲームです。Mr.GAMEHITが考えるRPGは以下のものが該当します。
・ファンタジーRPG
・アクションRPG
・カジュアルRPG
・ダンジョンRPG
・エンカウントRPG
・カードRPG
・クイズRPG
・スロットRPG
・パズルRPG
・ピンボールRPG
・シミュレーションRPG
今回、この記事で取り上げるテーマでもあるRPGは上でご紹介したカテゴリーのものであるとイメージをして下さい。
ゲーマーが考えるRPGの訴求ポイント
RPGの動画広告を作成する際に注意をしなければいけない点はいくつかありますが、その中でも特に押さえておかなければいけない重要なポイントを3つご紹介いたします。
世界観訴求
「これはRPGゲームです」と言われた時、一番最初にどんなことをイメージしますか?多くの人が、それぞれ印象に残っているRPGタイトルの情景を思い浮かべることが多いはずです。
ファンタジーな世界?リアルな世界?現代、過去、未来、明るい、暗い、怖い、楽しい、ファンシー、etc…タイトル毎に様々な世界観の設定があるからこそ、対象のタイトルがどのような作品かをユーザーに伝えるために最も重要なポイントと言っても良いでしょう。
この世界感の設定に関して明確にできなければ、動画広告としての軸もブレてしまい想定しているような効果が得られない、ユーザーに刺さらないクリエイトになってしまう可能性が高くなるので分析においても一番力を入れています。
キャラクター訴求
毎年多くの新作ゲームがリリースされており、その数だけキャラクターの設定やデザインも星の数ほど作られるので、そのゲームにどういったキャラクターが登場するのかという点はユーザーが最も気にするポイントの1つです。
登場するキャラのタッチだけをみても国産風、海外風、ドット、デフォルメ、リアルなど分類は多岐に渡りますし、デザインに関していえばキャラクターそれぞれ1体ずつに特徴があるため、キャラクター訴求を行う場合は各キャラクター毎に、ユーザーの目をひき、興味を示す部分を分析して見つけ出しクリエイティブに落とし込むことが成功する動画広告に繋がります。
ゲームシステム訴求
ゲームのシステムに関してタイトル毎で様々な仕様となっていまが、RPGでストーリーを進展させるために多く実装されているのが戦闘システムです。
動画広告を制作する際に訴求のポイントにもなりやすいので、対象のタイトルがどのような戦闘システムを搭載しているのかという点をまずは分析します。
パッと思いついたものですが戦闘システムと言えば、王道RPGのコマンド選択バトル、ターン制バトル、アクティブタイム制、クロス・シーケンス制、etc…
上に挙げている以外でも常に新しい要素が加わり進化するこれら戦闘システムを分析し、さらに戦闘中の演出(カットイン、攻撃エフェクト等)や魅力的・特徴的な部分(戦略性、コンボ、チェイン、フィニッシュ演出等)を寄り合わせ訴求ポイントを導き出すことがゲームの魅力をユーザーに伝える動画広告を制作するうえで重要なポイントだと考えます。
RPGの動画広告制作時における注意点
上の項目ではRPGの動画広告を制作するうえで外せないポイントを3つ挙げましたが、それらを踏まえて実際に制作時において特に注意すべきは次の2項目です。
タイトル毎の強訴求ポイントを見極め
RPGと言ってもすべてが同じ要素をもっているわけではありませんし、対象がシリーズ物であればそのタイトルの歴史を振り返り、ストーリーでグッとくるシーン、魅力的なエフェクトなどの洗い出しを行うべきです。
対象が新作タイトルの場合は可能な限りのプレイはもちろん、類似作との比較を行います。
同系RPGとの差別化を図れる要素=強訴求ポイントとなる場合が多く、期待通りの成果を得られる動画広告のクリエイトには欠かせないので、タイトル毎の強訴求ポイントを分析して見極める工程は絶対に必要だと思います。
リーチ層の絞り込み
RPGという大きなジャンルを対象に広告を作成するのか、それともより具体的にターゲットを絞った動画広告を制作するのか、リーチする層を明確にすることで動画広告の内容はより対象を意識したものへと変化します。
このリーチ層の絞り込みが甘いと、ただの迷惑な動画広告とユーザーに思われたり、取り込みたいユーザーに表示されても効果の薄い動画広告となってしまうので、成果が得られる動画広告を作る際には特に注意をするべきです。
Mr.GAMEHITの制作事例
今回はRPG編ということで、Mr.GAMEHITが実際に制作した事例の中から3つのゲーム広告動画をピックアップしてご紹介いたします。
Roulette Heroes(ルーレットヒーローズ)
Roulette Heroes(ルーレットヒーローズ)はボードゲームにおいて「純粋な運要素だけに任せるのに抵抗がある」、「ピタっと止めたのに止まらないルーレットにヤキモキした」など感じたことのある人におススメのタイトルです。
動画広告を制作する際にゲーム自体が持つ雰囲気を崩さず、疑似プレイアブルの効果を演出するための素材を採用するなどの工夫を行っています。
リリース予定は2022年12月で絶賛予約受付中!
SHAMAN KING ふんばりクロニクル
SHAMAN KING ふんばりクロニクルは人気漫画『SHAMAN KING』初のスマートフォン向けゲームだったので、ターゲットを「原作ファン」、「漫画好き」に絞って迫力満点の奥義シーンをフルに活用しています。
冒頭の漫画風のデザインに合わせて、画面全体やテロップなどの装飾に工夫をし、より奥義シーンも盛り上がるような動画に仕上げています。
名前でたたかうRPG コトダマ勇者
名前でたたかうRPGコトダマ勇者は入力した名前によって能力値やジョブが異なるキャラが創り出されるRPGです。
実際に作ったキャラでパーティーを組んで冒険の旅に出ることができる本作は、キャラ生成の他にも育成要素も充実しているタイトルです。
お助けキャラとして「ふにゃもらけ」が登場したり遊び心も満載の本作のゲーム紹介PVではまず特徴的である「名前からRPGのキャラが誕生」するというシステムを訴求ポイントとして推した動画を制作しています。
まとめ
今回はRPGの動画広告を制作する際に外せない訴求ポイント・注意点を紹介させていただきました。他のゲームジャンルでも応用ができる部分もありますが、RPGの動画広告を制作する際に特に注意しなければ広告効果が薄くなると感じる部分を中心に取り上げています。
今後も色々なゲームジャンルで訴求する際のポイントや注意点、過去の動画制作で成果が得られた動画広告などを公開可能な範囲でご紹介したいと思います。
それでは次回の訴求ポイント・注意するべきポイントは「パズルゲーム編」となりますのでお楽しみに。
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