インディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン2」に行ってみたレポート(後編) | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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インディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン2」に行ってみたレポート(後編)

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毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利優棋です。
2023年1月15日(日)に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「東京ゲームダンジョン2」のレポート後編をお届け致します。

・インディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン2」に行ってみたレポート(前編)はコチラ

前編でも軽く触れていますが、今回2回目の開催となったこのイベント、会場の広さは約2倍と非常に広くなっているものの、展示スペース、通路はゆったりとしていて非常に見やすかったです。
とは言え、それだけの広い会場で多くのゲームが集まったということは、1日だと回り切れないと感じた来場者様も多いのではないでしょうか?

本当に面白い作品、気になる作品が多数ありって私もすべてを回り切れていませんが、その中でも気になる作品、印象に残った作品を今回はイベントレポートの後編という形でお届けさせて頂きます。

みんなでワイワイプレイが楽しい【Ninja Sneaking VS

ゲームの特徴や魅力ポイント

「Ninja Sneaking VS」は2011年リリースされた「Ninja Sneaking」、2022年「Ninja Sneaking R」でおなじみのWINGLAYが現在開発中の対戦型スニーキングアクションゲームです。本作は4人(攻略3名、防衛1名)で各ステージの攻略と防衛を行ってスコアを競うのですが、防衛側はステージに防衛ユニットを配置できるので、どちらに割り振られても楽しめる点が魅力的でした。

どんなユーザーが楽しめるか

シンプルなスニーキングアクションゲームですが、小技は満載なのでアクション初心者から上級者まで広く楽しめそうです。対戦型という点でも、駆け引きを楽しめてみんなでワイワイ盛り上がれるゲームだと思います。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・ステージ訴求
・アクション訴求
・プレイ実況訴求

この訴求で見込める効果

ステージ毎のギミック、防衛ユニットを含めてバリエーションを見せることでゲームに興味をもって貰うことができそう。かわいいドットキャラのアクションを見せて、実際にプレイしたいと思わせる効果が期待できます。
このゲームは何と言っても対戦という部分が強訴求ポイントだと思うので、プレイ画面×プレイ風景を併せることで多くのユーザーへの認知獲得ができそう。

プレイを終えた感想

「Ninja Sneaking R」は過去にプレイしたことがあったのですが、対戦ということで気になりブースを訪問し、一般の来場者様と一緒にプレイさせて頂きましたが、初対面でしたがゲームが始まるとみんなでワイワイできて本当に楽しかったです。
アクションとルールはすぐに理解でき、みんなでワイワイプレイができるのでパーティーゲームとして進化している本作は今後の開発状況が楽しみな1本です。

「Ninja Sneaking R」のSteamページはこちら

2月中旬にリリース予定!【ポケットガール~受け継がれし希望~】

ゲームの特徴や魅力ポイント

ポケットガールシリーズ」は美少女育成ゲームで人気のタイトルです。その最新作の「ポケットガール~受け継がれし希望~」は死んだはずの愛娘を8年間で成長させる愛娘育成シミュレーションゲームとして、2023年2月にリリースを予定しています。

どんなユーザーが楽しめるか

美少女育成シミュレーションゲームというジャンルですが、ただカワイイだけじゃなく、洋服やアイテムもしっかり作り込まれており、エンディングも多く用意されているので男女問わず楽しくやり込めるゲームだと思いました。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・キャラクター訴求
・アイテム訴求
・ゲームシステム訴求

この訴求で見込める効果

カワイイは正義、主人公の成長をイベントと併せて表現することでユーザーの関心を集める効果がありそうです。アイテム訴求では洋服、プレゼントなど視覚で楽しめるものが多いので積極的に訴求時に使いたい。
もちろん育成ゲームとしてのシステム面、イベント、エンディングの要素などゲーム性を訴求することでユーザーのプレイしたい気持ちを高めることができそうです。

2月リリースを予定している本作の今後の進捗などは公式ページでチェック!(※動画はリリース予定変更前のものとなります)

ポケットガールシリーズ公式ページ

開発元:ハルシオンシステム

東方Projectのファンゲーム【幻想戦略録 – The Touhou Empires -】

ゲームの特徴や魅力ポイント

幻想戦略録」は東方Projectのキャラクターと、様々な能力を持つ要請を率いて戦うRTS(リアルタイム戦略シミュレーション)ゲームです。1人プレイのストーリーモードに加えて、最大6人で遊べるオンラインマルチプレイにも対応しています。

これまで「幻想郷ディフェンダーズ」「東方蟒酒宴」「とうほう☆ストラテジー」「幻想戦略譚」などを開発してきたNeetpiaが現在開発中、2023年のリリースを予定。

どんなユーザーが楽しめるか

東方Projectのファンはもちろん、リアルタイム戦略シミュレーションが好きなユーザーは絶対に楽しいはず。世界観、キャラクター、BGM、ゲームシステムなどもスッと入っていけるので初見ユーザーもバッチリと楽しめそうです。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・キャラクター訴求
・シミュレーションパート訴求
・アクション訴求

この訴求で見込める効果

東方Projectのキャラクターは訴求ポイントとして外せないので認知度を上げるためにしっかり訴求ポイントとして使いたい。本作のシミュレーションパートは訴求効果が大きいので、ゲームの流れと共に訴求することでユーザーのプレイ意欲を沸かせる効果が期待できます。
アクション訴求は両モード共に進軍の動き、建設や戦闘などのアクションはもちろん、東方Projectと言えばド派手な「スペルカード」も強訴求となるので絶対に外せない。

2023年リリースが予定されている本作、Steamでウィッシュリストに登録をおススメ!

「幻想戦略録 – The Touhou Empires -」のSteamページはこちら

開発元:Neetpia パブリッシャー:Phoenixx Inc.

東方Project二次創作【東方人狼噺】

ゲームの特徴や魅力ポイント

「東方人狼噺」はなっとうや技研が開発した1人プレイ専用のスマホアプリゲームです。ボードゲームで人気が高い「汝は人狼なりや?」が東方Projectのキャラクターで、多彩なスペルカード要素が加わりより一層楽しめるように工夫されています。

どんなユーザーが楽しめるか

東方Projectが分からない、人狼が分からないユーザーでもすんなりとプレイができる設計になっています。もちろん、難易度も初級者から人狼上級者までが満足できる仕上がり、更に1人でプレイできる気軽さもあって人気化しています。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・キャラクター訴求
・シナリオ訴求
・ステージ訴求

この訴求で見込める効果

東方Projectのキャラクター×人狼という部分は強訴求要素なので、動画広告ではしっかりアピールをしていきたい。序盤は人狼のルール説明、その後はゲーム要素の説明をストーリー仕立てで展開していくのでこのパートを見せることでそのままプレイへとつなげる効果が見込めます。
ステージも多彩、人狼ゲームの魅力も分かりやすく表現されているので、実際のプレイが進む様子を訴求に混ぜることで人狼ファンの取り込みも行えるでしょう。

プレイを終えた感想

本作はサクサクプレイもできるし、人狼の魅力、東方Projectの魅力がしっかり詰まったゲームです。人狼は知ってるけど、みんなでワイワイが苦手、コミュニケーション取りながらは緊張するというユーザーには強くおススメします。
現在、好評配信中なので気になった方はぜひダウンロードして遊んでみてください。

「東方人狼噺」IOSダウンロードはこちら

「東方人狼噺」Androidダウンロードはこちら

この他にもなっとうや技研さんでは、「東方開拓戦記」をGooglePlayにてβテスト版を公開中、「東方水晶遊戯」を2023年に公開予定となっているので今後の動向にも注目です。

「東方開拓戦記」はコチラ

なっとう屋技研さんのTwitterはコチラ

結末が気になる【Warehuman -ウェアヒューマン-】

ゲームの特徴や魅力ポイント

Warehuman -ウェアヒューマン-」は獣の特徴を持つがゆえにウェアヒューマン(人以下の民)と呼ばれる種族への差別が行われている世界の中でストーリーが展開されるRPGです。
残酷な世界の中で、「敵の命、自分の命」どちらかを生贄にするか…残酷な選択を迫られますが、その選択を迫られるまでのシナリオ、キャラのセリフなどプレイヤーを物語の世界へ引き込む力がすごいゲームです。

どんなユーザーが楽しめるか

RPGが好きなユーザーはもちろん、シナリオを楽しみたい、物語が好きというユーザーはプレイしてほしい。シナリオだけではなくゲームのバトルシステムもターン制BP(バトルポイント)式となっているので戦略的な面でも楽しめるゲームです。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・キャラクター訴求
・シナリオ訴求
・バトルシーン訴求

この訴求で見込める効果

本作に登場するキャラクターのビジュアルは特徴的なので、ユーザーの関心をひく効果が期待できる。シナリオはインパクトの強いシーンを引き合いに出すことで、物語に興味をもって貰えると思います。
ターン制BP(バトルポイント)システムを導入している本作の戦闘シーンのエフェクトや選択なども見どころの一つとして訴求の際に使って行きたい。

プレイを終えた感想

前回プレイをした時から時間が少し空きましたが、開発も進んでおりバトルシーンのエフェクトや、シナリオパートも遊べました。プレイヤーの心にグサッと来るシーンもあり、ますます最後までプレイしたいという気持ちが掻き立てられた本作。
2024年リリース予定、現在はSteamでウィッシュリストに追加できます。

「Warehuman -ウェアヒューマン-」のSteamページはこちら

開発元:higatanigame

東京ゲームダンジョン2で試遊したタイトルはコチラ

VOIDLASE(ボイドレイズ)

VOIDLASE(ボイドレイズ)はTomiokuさんが現在開発中のレーザーを駆使して戦うアクションゲーム。以前はブースが混雑して、プレイできなかった本作を今回は満を持して遊ばせて貰いました。レーザーの使い方に慣れてくると、敵を一掃できて楽しい。現在、開発中なので進捗に注目。

鬼ヶ谷いんくらいん

鬼ヶ谷いんくらいん」は求道庵さんが開発している丸腰で鬼を封印していくアクションゲーム。まだプレイしたことの無い方はぜひ遊んでほしい。傾斜鉄道(インクライン)の限られたスペースの中で鬼の攻撃をかわしつつ、封印する場所まで誘導する際の攻防は手に汗握ります。

RIDLE

RIDLE」はゲームサークルLocal Ringが開発している2Dアクションゲーム。前後の移動だけでなく、天井や壁に張り付くことができるのでステージをくまなく探索ができる本作はクリア条件を満たすだけで終わりではなく、ボス戦やスコアを競うこともできるのが楽しい。2023年リリース予定!

わわねこのしま

わわねこのしま」はかじのゆさんが制作している歯ごたえがすごくある2Dアクションゲーム。毎度、ステージ2から進めなかった筆者が、今回はステージ3まであと一歩の所まで進めました。2023年リリース予定とのことなので、ぜひ皆さんもこの悔しさを味わって頂きたい。

Primland The Magus-プリムランド ザ メイガス-

Primland The Magus-プリムランド ザ メイガス-」は琥珀さんが制作している悲哀ダークファンタジー少女アクションゲーム。ドット絵で描かれた可愛いキャラクター、恐ろしい世界、ステージのギミックなど1度プレイして欲しい。2023年リリース予定なので今後の動向もチェック!

ハンマーテイル!

「ハンマーテイル!」は「ロボットガール・ミーツ・ヒューマン!」のうすいしおさんが制作している再開発で神社を追い出された狐の神様と、人間に見捨てられた工事用ロボットが主人公の「壊して進む」パズルアクションゲーム。この神様とロボットが本当にかわいいし、パズルを解いた先にある結末が見たいゲームです。2023年夏ごろを目指し現在作成中。

破天

「破天」はクリエイターの​高梓喬さんが制作している空中を自由に飛び回りながら敵を倒していく2Dアクションゲーム。空中移動で敵を倒し、ゲージを溜めて必殺技を放つ爽快感、かっこよさを実際にプレイして味わってほしいゲームです。

ホロウシューター

「ホロウシューター」はオイシ研さんが制作している「しっかり狙う」TPSゲームです。弓を武器に戦う本作は、スキルによって攻撃の種類が変わり、色々な戦闘スタイルを取れるのが楽しい。狙いを絞ったり、ホーミングシュートができたり、ステージを移動するだけでも楽しくなる本作は2023年iOS/Androidアプリとしてリリースを予定。

コスモドリーマー

コスモドリーマー」はあうとさいどさんが制作している夢カワ宇宙が舞台の弾幕シューティングゲーム。シューティング初心者から上級者までが楽しめる本作を試遊、簡単なモードは何とかクリアできたので次はSteam版かNintendoSwitch版をダウンロードしてでもう少しやり込みたい。

Code Reactors

Code Reactors」はおにどらさんが制作しているスペルカードアクションRPG。魔法使いのヒマリが「5人の魔女」によって創り出された世界を冒険する本作は、スペルを自分でデッキにセットすることができ、狙い通りのスペルでコンボが決まると本当に気持ちがいい!ボス戦は慣れが必要なので、次回リベンジをさせて欲しいゲームです。

CRAZY TRAINS

CRAZY TRAINS」はリリーカンパニーさんが制作している機関車でステージを駆け巡るアクションゲーム。シンプル操作ながら、レール移動のタイミングが意外と難しかったり、ステージのギミックも凝られていて何度もプレイしたくなりました。現在、好評配信中ですぐに遊べるのでチェックしてみてください。

EXECUTE_DADDY~パパが何度も死ぬゲーム~

EXECUTE_DADDY~パパが何度も死ぬゲーム~」はタイトルの通り、何度も死ぬのですが、繰り返すことでストーリーが進んでいくゲームです。想像している以上にサクサク死にます、いやほんとです。ただ、何が死んでいるのか、それで得られるものは何か…1度プレイしたら何通りのエンドが用意されているのか最後までプレイしたくなることは間違いなし。

Ninja or Die

Ninja or Die」はNao Gamesさんが制作している忍者アクションゲームです。移動方法はジャンプのみで、ジャンプして敵に触れると攻撃が行われる本作。忍者の動きが本当にかっこよく、ステージもジャンプが映える工夫がされています。現在、Steamでウィッシュリストに追加できるのですぐにチェック。

ExXxE

「ExXxE」はインディーゲーム開発パーティXiKO (サイコ)が制作中の「避けるだけで華麗なバトル」が体験できる爽快アクションゲームです。攻撃を避けながら加速してアタックをキメる本作は前回プレイ時よりも開発が進んでいました。
ボス戦が楽しすぎて、ちょっとムキになってクリアさせて貰いましたが…大技の「ブレイクアタック」は気持ち良かったです。

Geranium(ゼラニウム)

Geranium(ゼラニウム)bekotaizi(ベコタイジ)さんが制作中の横スクロールRPGです。通常攻撃、強攻撃、サブウェポン、魔法攻撃のコンボや、攻撃時のエフェクトがすごく好きで注目していたのですが…ブースは混雑していて試遊のタイミングを逃してしまいました。
悔しいので、次の機会に絶対プレイしたいという意思表示も込めてピックアップさせて頂きました。

その他の注目タイトルはコチラ

ローグウィズデッド NeverAwake SONOKUNI Moksha ことのはレルナード

エレクトリアコード RatPark 東京珈琲パンデチカ 桟雲峡雨

Romp of Dump ARCHIVIST 悠久のユーフォリア プレリュード

a pet shop after dark エレマスタ JINJAPAN(ジンジャパン) 百年王国

モン娘ぐらでぃえーた 魔界堕ちのラズリエル 魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~

BQM ブロッククエスト・メーカーRemastered モリシューター!のぞみ

烏龍ノ茶は親の仇と憎しみの味 盤上の魔法使い 宇宙彷徨バッカニーア

機動倶楽部Gブレイバーバースト タングステンの復讐劇 シルリスとふしぎなアザラシ

∀stralbringer-蓋影のアーカリウム- マジックレイズ パーリィ・ナイトメア

ヴァイオレットフジ子 プニヒローダー2 PRIMER GRID ふりかけ☆スペイシー

東京ゲームダンジョン2雑記(後編)

駆け足で進めてしまった東京ゲームダンジョン2のレポートですが、終わった後の余韻、熱をまだ引きずっており、改めてものすごく勢いとパワーがあるイベントだと実感しています。

今回、ご紹介しきれなかったゲーム、ブース訪問ができなかったゲームも多くありますが、今後イベントでお会いした際にご挨拶をさせて頂けましたら幸いです。

あの広い会場での開催、運営スタッフの皆様、出展者様、来場した皆さま、本当にお疲れさまでした。

東京ゲームダンジョン2を体験した来場者の多くは絶対に「東京ゲームダンジョン3」も開催されたら行こうと思っているはずですし、次回の開催を今からすごく楽しみにしているという声も多く耳にしますし、私もまた参加したいです。

1月15日(日曜日)の6時間の冒険、楽しい時間はあっという間に過ぎ去りましたが、レポート記事などは様々なメディアで取り上げられておりますので想い出のアルバムを見るように振り返り、気になるゲーム、遊んでみたいゲームをぜひ探してみてください。

それでは東京ゲームダンジョン2(後編)レポートを終わりたいと思います。

インディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン2」に行ってみたレポート(前編)

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東京ゲームダンジョン2ギャラリー

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