こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。
2026年5月3日(日)に浜松町の東京都立産業貿易センターで「東京ゲームダンジョン12」が開催されました。2月に開催されたダンジョン11では会場に向かう途中も試練がありましたが、今回はすっきりとした五月晴れの中での開催となりました。(試練の内容は前回のレポートをぜひ)
■ゲームダンジョンとは?
ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲームの展示会です。手頃な料金と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントとしてゲームクリエイターからの支持と人気はものすごく、参加枠の募集が即埋まる注目度の高いオフラインイベントの1つです。
東京ゲームダンジョン公式ページはコチラ

ゴールデンウィークの真っただ中、天候は良、攻略できそうな予感もするじゃないですか。でも、そう簡単に行かないのが「東京ゲームダンジョン」です!今回のダンジョンは初の3フロア展開となっていて…色々とありましたが詳細は最後に。まずは試遊したタイトル、注目タイトルをピックアップして紹介していきます。



目次
コロコロフレンズ

『コロコロフレンズ』は球体のキャラクターを操作してゴールを目指す直感的でカオスな物理パズルアクションです。操作は「転がる」「くっつく」の2つだけで簡単! コロコロ転がりながら進み、いろんなものにくっついて障害物を突破しながらゴールを目指します。



今回は2人でプレイしたのですが、ステージ上には様々なモノが転がっており、くっついて、転がしての連携が凄く楽しい!ステージの最後の難関のいくつかは2人同時に突破できず何度か挑戦しましたが、クリアできた時のスッキリ感は最高でした!転がって、くっついて、思い通りにいかない動きに翻弄されるのが面白い『コロコロフレンズ』は近日登場なのでぜひチェックしてみてください。
BWOOOOO

『BWOOOOO』は、パワフルな息をもつブオーが森に降り注ぐ大量のカビを噴き集めて燃やす爽快ブロワーアクションゲームです。3Dで動くブオーや敵の可愛い動き、カビを燃やすことでどんどん激しくなるウェーブ、カビをまとめて一気に燃やした時のスッキリできる感じは癖になる人も多いはず!


ブオーのブレスでカビがコロコロ転がっていくけれど、上手く集めることができないと広がってしまい一か所に中々集めることができない!地形を利用したり、ブレスの方向を考えたり気が付くと制限時間が…今回は集めきれませんでしたが、次回またリベンジさせて欲しいなと思いました。


Steamページにあるみたいに集めて一気にこう!燃やしてみたかったし、ウェーブが進んだ先がどうなっていくのか凄く気になる『BWOOOOO』をぜひチェックしてみてください。
東方ゆっくりマウンテン

『東方ゆっくりマウンテン』は、東方Projectのキャラクターが「ゆっくり」になって活躍するマージ系パズルゲームです。1人プレイは勿論、最大4人での対戦プレイができる点や、好きなゆっくりにカスタマイズができる点などファンはもちろん、ゆっくり初心者でもしっかり楽しめる内容になっています。



会場では2人でプレイ!交互に「ゆっくり」を投げていき、落とした人が負けとなります。1回の手番で最大3回投げれる点は戦略性あり!テーブルを回しながらどこに投げて連鎖ささせるかを考えながらゲームを進目ていくのですが、なんか色々引っかかるし、安定しないかと思えば奇跡のフィットや起死回生の連鎖を生み出したりするのが本当に楽しかったです。プレイに合わせた実況風のおしゃべりにも注目の『東方ゆっくりマウンテン』は5月28日から3機種(Steam、Nintendo Switch/ Switch2)で好評発売中!

『東方ゆっくりマウンテン』Nintendo Switch/ Switch2版はコチラ
Wave Leads You…

『Wave Leads You…』は、足場のブロックを波のように揺らしながらステージのギミックを超えてゴールを目指していくシンプルなアクションパズルゲームです。ヒップドロップで自ら波を起こせるのですが、タイミングよく行うことでより大きく飛ぶことができます。


シンプルにゴールを目指していく中で、ゲームのシステムとステージのギミックの組み合わせの絶妙さ、バランスの良さを感じることができるはず。どのステージも“絶対に無理”とプレイヤーに思わせない点が失敗してももう1回に繋がり、気が付くとあっという間に時間が過ぎていました。『Wave Leads You…』はフリー版もありますが、大幅にブラッシュアップされてSteam版がすぐに遊べるので気になったらぜひプレイしてみてください。
Neon Village

『Neon Village』は、「デッキ構築型ローグライク」と「3マッチパズル」が融合したゲームです。個性豊かな住人たちを集めることで発生するシナジー効果でネオン煌めく村を発展させていきます。



基本ルールは「3マッチパズル」なので、直感的にどんどん進めることができるのですが、ただパズルを消していくだけじゃなくて、様々な住人を集めてデッキを構築していける点が本作の魅力的なポイントです。パズルが消える際のエフェクト、コンボの演出も気持ち良いし、何よりもネオン感がたまらなく良い!

今回は銀行への支払いができずにゲームオーバーとなりましたが、プレイしていく中でシナジーの組み合わせなどを理解していくと、デッキ構築がどんどん楽しくなってハマってしまうはず!4月24日に正式リリースとなって、より一層ネオン映えする新バイオーム「常夏(Tropical)」が解禁、新たな住人やバッジ、エンドレスモードが実装されてとことん村作りが極められるようになった『Neon Village』をぜひプレイしてみてください。
すっとぼけお姉さんにいつも勝てない

NewfrontiaSoftwareの20周年記念ゲーム、『すっとぼけお姉さんにいつも勝てない』はいたずら好きの碧生(あおい)くんがお姉さんに勝負を挑んで返り討ちにされるノベルゲームです。いたずら好きな男の子達がいくらムキになってもお姉さんには勝てないんですよ…。それでいいんです!それが良いんです!

なかなか勝てないあおい君とみゆきお姉さんとのドタバタな日常が描かれる本作のリリースは11月を予定しているので引き続き楽しみに追っていきます。
『すっとぼけお姉さんにいつも勝てない』ポータルページはコチラ
たんぽぽプラネット-Dandelion Planet-


『たんぽぽプラネット-Dandelion Planet-』は、「ピピセラ星」という惑星で、宇宙人となり、様々なキャラクターとの交流(バイト、買い物、旅行など)をして30日間を過ごすSFスローライフ系ノベルアドベンチャーゲームです。30日間の過ごし方でエンディングが9つに分岐するのて最後の日まで悔いのないように色々な思い出を作って全部回収したくなるはず。


会場ではタイミング的にプレイが出来なかったので、帰宅後にSteamのデモ版をプレイしました。優しいタッチのビジュアルに癒しを感じつつ、この星でどんな物語が始まるのか凄くワクワクさせられました。

物語の導入部分を経ていよいよ30日がスタートするのですが、どんなイベントがあって、星の住人たちとどんな風にふれあい、30日後に何が起こるのか…どんな結末に至るかはぜひプレイして体験してみてください。
HeroesSagaZero

『HeroesSagaZero』はドット絵+2.5Dで描かれる「戦略×ハクスラ ローグライトRPG」です。自分好みのスキル&チーム編成、無限にパターンが存在するランダムオプションの装備収集など「千人いたら千人とも同じ戦略にはならない」という点はこだわってやり込みたいプレイヤーに刺さるはず。



今回の試遊では序盤のバトルまで遊ばせてもらいましたが、シナリオも気になるし、キャラ育成、バトルの駆け引きが面白くて時間があっという間に溶ける予感しかしませんでした。

職業毎の特徴も魅力的だし、それぞれの育成が自分の好みで出来るし、組み合わせも自由…とことん遊べる予感しかしません。ストーリーモードと強敵とのガチバトルが楽しめるタワーモード、その他にも新しいモードの追加なども予定されている『HeroesSagaZero』の進捗を引き続き追って行きます。ウィッシュリストへの追加を推したい1本です!
Spirit Dungeon(スピリットダンジョン)

『Spirit Dungeon(スピリットダンジョン)』は、精霊のパーティ編成・カードによるデッキ構築・オートバトルを融合したローグライクダンジョン探索RPGです。自動生成されるダンジョン探索、3つの種族の精霊(獣・虫・植物)を集めてのパーティー編成とデッキ構築の楽しさを今回の試遊では短時間でしっかり体験することができました。




普段は殴る、とにかく殴る脳筋プレイが大好きなのですが、構築されたカードを使うことでスタイリッシュでスマートなバトルを展開することができました!プレイを重ねていくと精霊たちの種族別の特性やカード効果の理解も深まってより戦略的なバトルを楽しめそうです。キャラのビジュアルや世界観、ストーリーの面も気になる『Spirit Dungeon(スピリットダンジョン)』はデモ版も遊べるのでぜひ注目してみてください。
ふまんぐーる

『ふまんぐーる』は、遅刻すると… 死ぬ!?という呪いにかかっている主人公が障害物を避け、敵を倒し、時間通りに目的地を目指すハイスピードアクションアドベンチャーゲームです。道を阻む障害物を超え、ストレスを溜めることで召喚されるバケモノを倒して華麗に通学をキメた先にはどんな物語が待っているのかも非常に気になります。

通学路には障害物があり、これらをスライドやジャンプで避けていくのですが、ジャストなタイミングで回避のコンボを重ねていくとスピードも速くなって良い通学が可能となります。最初は回避の距離感を図ったりタイミングの慣れなどの感触を確かめつつ進んでいきましたが、ギリギリで回避できた際は本当に気持ちいい!


不満ゲージが溜まるとバケモノが召喚されてバトル開始。とにかく早く退治して復帰できないと制限時間がどんどん減っていきます。いかにスピーディーでスタイリッシュな通学ができるかが攻略のカギだと分かっていても反応しきれず苦戦しましたが、次はこんな風に進もう、こんな風に避けてみようとすぐにリトライをしたくなりました。


主人公のキャラ着せ替えも絶妙に可愛いのでじっくりセレクトしたくなるはず。アドベンチャーパートの作成、プレイした際の感触の調整も行われているので次回プレイするチャンスがあったらぜひ遊びたい1本です。
通学パルクールを頑張りつつ、“トゥルーエンド”を目指すのは勿論ですが、その他にもやり込み要素が充実しているので面白くてやめられない沼にハマる可能性は大だと感じている『ふまんぐーる』を引き続き追っていきます。(ウィッシュリストへ追加も忘れずに)
SHIBUYA SUSHI MASTER

『SHIBUYA SUSHI MASTER』は、サイバーパンクな渋谷を舞台に若き寿司職人”ナミダ”が様々な事情を抱えた客に寿司を握るサイバーパンク寿司職人アドベンチャーゲームです。人間はもちろん、アンドロイド、ヤクザ、政治家、宇宙人、魔法少女…彼らとの会話に耳を傾け、ときに問いかけながら客の心情や背景に合わせてネタやスタイルを選び、一皿の寿司を提供していきます。

海面上昇によって沈みゆく世界が舞台となっています。維持管理のコストなどを理由に渋谷区はあと1年で水没が決定されています。そんな沈みゆく世界とは裏腹に発展して煌びやかなネオンが煌々と灯る…そんな世界感、大好き過ぎてそれだけでもうヤバいです。


お店に来るお客さんに寿司を握るのですが、握っているその所作は無機質なサイバーパンクの世界とは真逆の“ぬくもり”を感じました。職人の握っている一連の所作が放つ美しさに思わず手を止めて魅入ってしまうプレイヤーもきっと多いはず。



一貫のお寿司ができるまでに体験できる満足感、この感覚の余韻に浸りつつ物語を進めていく贅沢な時間をもっともっと味わってみたい。今回はデモ版だったのでここまででしたが、サイバーパンクの世界で握られる様々なネタ、お寿司を握り言葉を交わすことで変化する人々の運命や街の行く末、変わっていく物語がどんな結果をこの世界にもたらすのか非常に気になっている1本なので引き続き追っていきます。
■継続して追っているタイトルも色々!
BANDIT KNIGHT

『BANDIT KNIGHT』は、正義の義賊「キバドリ」の一員となって、不義の富を盗み、悪者の陰謀を阻止して世界に平和を取り戻す2.5D痛快バンディットアクションゲーム!
ステージのアイテム配置の絶妙さ、演出の面白さ、義賊として勧善懲悪を貫く愛すべき主人公があらゆるものを取って、獲って、盗りまくる本作はシナリオの内容とテンポ感、初心者から上級者までしっかり楽しめるアクション、育成で広がるゲーム性の幅とプレイしたらどこまでも遊びたくなるタイトルとして絶対に押さえておきたい1本です。
鬼ヶ谷いんくらいん

『鬼ヶ谷いんくらいん』は、武具を奪われた丸腰の祓(はらい)屋が、インクライン(傾斜鉄道)を使って鬼を方陣まで運んで封印するアクションADVです。プレイヤーは直接攻撃ができない状況で鬼の猛攻をかわしながら村の頂上にある方陣を目指します。1人プレイのアドベンチャーモードでじっくり楽しむもよし!2人で共闘しても良し!遊べば遊ぶほど“上達する喜び”が得られ、また遊びたくなるタイトルです。ゲームの配信映えもするタイトルだと思っているのでヒリヒリするアクションタイトルを探している人に特にオススメします。
無刃刀 -真打

『無刃刀 -真打』は最強の戦闘狂「貫鉄」が刃のない刀で不殺の国盗りを成し遂げる和風2Dパズルアクションゲームです。操作はシンプルですが、プレイヤーの心を刺激する“ツボ”を心得ているステージのギミック、構成は進むにつれてどんどんハマっていくこと間違い無し。
ギミックを解く(嬉しい)→次のギミックを解く(嬉しい)→次のギミックを解く(嬉しい)…やめられなくなる。1人プレイでの発見はもちろん2人で協力して画面上を見て解く楽しさも備えているので引き続き注目しています。
Depth:Origin(デプスオリジン)

『Depth:Origin(デプスオリジン)』は、“人を飲み込む”という呪いのゲームソフトの鎮圧を行う「リズム」x「シューティング」x「ADV」ゲームです。シューティングゲームのアプローチで遊ぶリズムゲームの本作はビジュアル、プレイ中のサウンドがガツンと来るものがあるし、シナリオの展開も凄く気になっているタイトルです。
犯人はメイド

『犯人はメイド』は、プレイヤーが犯人となって「孤島の館」に招かれた六人の客を一人ずつ襲撃していくミステリーアドベンチャーゲームです。計画を達成するまで決して疑われてはならない…。疑惑から逃れるために議論で相手を“論破”して正体を隠し、計画を果たせるか!(混雑していたのでゲームの写真撮れなかった)

でも、“犯人”はバッチリ押さえておきました。オフラインイベントの会場で出展ブースはもちろん、この犯人のメイド(正体は本当に不明)は会場を自由に歩き回っていて凄く目立っています。個人的に『犯人はメイド』は1本のアドベンチャーゲームとしての面白さにとどまらず、プレイヤーを巻き込んで物語の世界を拡大してくれる可能性を感じさせてくれるタイトルだと感じているので引き続き推していきたい1本です。
プロジェクト・ソラリス


『プロジェクト・ソラリス』は、は、落ちこぼれの魔女「ソラリス」が、小さな相棒「ホム」と共に、一人前の魔法使いを目指すローグライトRPGです。100日間の果てにどんな結末が待っているのか…戦闘、イベント、世界観、すべてが好きなタイトルなので追っています。
今ならデモ版も遊べるので、遊んでそのまま“沼”にハマって一緒にリリースを心待ちにするフェーズに進んで欲しいので、今のうちにプレイを強めに推しておきます。
まとめ



ファンタジー世界で「ダンジョンには魔物が住んでいる」というのは常識だし、難攻不落とかそんな言葉が似あうのも当然なのですが、東京ゲームダンジョンはそれがリアルに顕現しているものだと毎度のこと思い知らされます。
今回のダンジョンは3フロア・過去最大規模の400団体、入場者数も過去最大の4231人という本当に多くの冒険者が各フロアで様々なゲームを楽しんでいました。
混雑する3フロアを上から下、下から上へと巡回する形で進んでいく中で後半は「ここ、何階だっけ?」と、同行者に何度尋ねた事か…それだけ全部を周りきること、踏破は難しく、だからこそ1つ1つのブースがキラキラと星のように輝いて見えたような気がしてなりません。
実際にプレイできたタイトルは勿論、会場内を歩いて目に留まったタイトルが後ろ髪を引き、今回は遊べなかったけれど帰ってからプレイしてみたい、次回のチャンスでは試遊したい!こんな風に思わせてくれる「東京ゲームダンジョン」は本当に素敵なオフラインイベントなので、今回、会場に足を運んだ方は勿論、まだちょっと参加したことがない方も次回の8月8日はまた新しいダンジョンを体験できるはずなので参加を強くオススメします!
イベント運営スタッフの皆様、ブースにて対応をしていただいたクリエイターの皆様、本当にありがとうございました。
毎度のこと、事前にリストアップしていても現場についたら大幅変更となる点も楽しいし、予期せぬ出会い、思いきり心に刺さる作品との出会いがある「東京ゲームダンジョン」の魅力を伝える一助となれるように引き続き冒険をしていきたいと思います。
それでは次回、8月8日に東京都立産業貿易センター浜松町館でまた会いましょう!
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