東京ゲームショウ2025に行ってみたレポート ビジネスデイ1日目、2日目 | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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東京ゲームショウ2025に行ってみたレポート ビジネスデイ1日目、2日目

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ディレクター

毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。

2025年も日本最大のゲームの祭典、東京ゲームショウのビジネスデイに参加したMr.GAMEHIT取材班ですが、今年も会場で多くのブース・面白いタイトルに触れることができましたので会場の様子などと併せてレポートをお届けいたします。

東京ゲームショウ(TGS)とは?

TGSの略称でも親しまれているゲームイベント『東京ゲームショウ』は、日本最大級のゲームをはじめとしたコンピューターエンターテインメント総合展示会です。初回の1996年と1997年春は東京ビッグサイト、その後は幕張メッセで開催され、2002年からは年に一度、9月か10月に開催される日本最大級のゲームイベントとなりました。

東京ゲームショウ公式サイトはこちら 

ビジネスデイの来場者数は前年比で約2万人の増加となっており、実際に会場では例年のビジネスデイよりも混雑しているなと肌で感じる場面も多くありました。

9月25日(木)ビジネスデイ初日:5万2352人 9月26日(土)ビジネスデイ2日目:5万4779人
9月27日(土)一般公開日:7万7415人 9月27日(土)一般公開日:7万8555人

「遊びきれない、無限の遊び場。」をテーマに開催された今回の東京ゲームショウは本当にどこにいても目を引くブースやステージイベントが催されており、本当に遊びきれないというテーマ通りだったように感じます。

2026年は一般公開日が3日間に拡大され、ビジネスデイと併せて5日間の開催となることが発表されているので既に来年が楽しみな人も多いのではないでしょうか。

ビジネスデイ1日目

幕張メッセに入る前のオブジェで撮影している人多数!

ビジネスデイだけど…なんだか来場者が多いような気がするなと開場前の受付に向かう途中でドーンと構えるこのオブジェで多くの人が足を止めて撮影していました。

今回の記事のアイキャッチに使っているメインビジュアルの看板や会場を超特大リュックが会場で目立っていた『無限大ANANTA』、『ホワイトアウトサバイバル』、『キングショット』のフォトスポットが用意されており、しっかり足が止まってしまいました。この時点でまだ受付すらできていない事実…入場する前段階からテンションが上がったことは言うまでもありません。

一通り外を楽しみ、受付を済ませて無事に会場入りを果たしたのですが、既に1-8ホールの混雑が見て取れたので9-11ホールへ移動。スマートフォン・インディーゲームエリアを中心にブースを回りました。

神椿學園新聞部

KAMITSUBAKI STUDIOのブースでは『神椿學園新聞部』の試遊展示が行われていました。少女たちとともに神椿市のウワサやヒミツを調査する都市探索學園アドベンチャーゲームの本作は、『神椿市建設中。』シリーズと設定を共有している部分もあるので既に知っているプレイヤーや観測者はもちろん、初めて触れる人でもしっかりと世界観や物語を楽しむことができるはずです。

學園で少女たちとの交流を描く「シナリオパート」と、神椿市を探索する「調査パート」で構成されているのですが、舞台となる神椿市のウワサ、調査で進む物語を知ることでより深く作品に引き込まれるはずです。本作は現在Steamでデモ版がプレイできるのでぜひチェックしてみてください。

※2025年はアニメ化もされている『神椿市建設中。』シリーぜはゲーム、アニメの境界を越え、現実世界でも物語の続きを体験できる稀有な存在の1つだと思っているのでまだまだ観測をさせていただきます。

EUREKA5

企創天外のブースでは『EUREKA5』『レビィのスライムファクトリー』『BeastGangPoker』の3タイトルが試遊展示できました。このブースで非常に目を引いて来場者の足を止めていたのが…この大きな試遊端末です!

『EUREKA5』はオンライン対戦型の早押し間違い探しゲームです。サイバーパンクでカッコイイアイコン、キャラもカワイイこのゲームは「5秒でアツくなれる」の触れこみ通り、対戦プレイが本当に楽しいんです。今回は初見であるディレクター佐藤と一緒に巨大タブレットで対戦プレイをして、認識・識別能力と判断力の差をまざまざと見せつけられる結果となりました。
ルールも操作性も難しくはないし、サクッと遊べるけど…アツくなれる『EUREKA5』はiOS、Androidですぐにプレイできるので気になったら迷わずダウンロードしてみてください。(友達と短時間で盛り上がること間違いナシなのでオススメ)

『EUREKA5』のダウンロードはコチラより

レビィのスライムファクトリー

『レビィのスライムファクトリー』は見習い錬金術師のレビイがスライムになったししょーを元に戻すために奮闘するパズルゲームです。会場での試遊の際にキーボードかパッド操作かと思いきや…画面を直で触って操作できるんですね!と驚いたことを鮮明に覚えています。

制限時間は特になくじっくり考えられるし、まとめて消した時の爽快感、ゲージが溜まった時に発動できる「れんきん」の使い所を考えるのが凄く楽しかったです。スライムを錬金すると画面下にどんどん増えていくのも凄く可愛いので気になったらウィッシュリストに追加をおススメします。

The Guardian of Nature -命をつなぐ者-

『The Guardian of Nature -命をつなぐ者-』はプレイヤーが体のサイズを自由に変えられる植物学者ヘンリーとなって森や地下、空の世界を旅しながら神秘的な自然のつながりに触れるパズルアドベンチャーゲームです。手描きアートで描かれたビジュアルは絵本の中の世界を旅するような錯覚を感じさせるし、何よりもやわらかくて優しい世界に癒される人も多いはず!
Steamでプレイができるので気になったらぜひプレイしてみてください。

Nextingのブースではこの他にも『UMAMIパズル』『Jester: A Foolish Ritual』『Yes, My Queen』のパブリッシングタイトルの試遊展示が行われていました。併せてiOS、Android、Steamで配信が予定されているアクションRPG『ダークディセンバー』のビジュアルも非常に気になったのでぜひ各タイトルをチェックしてみてください。

ExeArena(エグゼアリーナ)

『ExeArena(エグゼアリーナ)』は戦略的カードバトルとアクションが融合した新世代ブロックチェーンゲームとして2026年にiOS・Android向けでリリースが予定されているタイトルで、TGS2025の会場で試遊して印象に残っているタイトルです。

プレイ画面の撮影をすっかり忘れていたのでプレスリリースから画像をお借りしました。キャラクターの選択、スキルカードとの組み合わせで生まれる多彩なデッキ構築、戦略を駆使してのバトルはアクション要素もあるのでやり込むことでより一層磨かれる点はじっくりプレイしたいユーザーのツボにハマると感じました。

Web3技術で入手した1部のカードがデジタル資産となる他、限定報酬が獲得できるトーナメント、観戦者ベッティング機能など、ただのゲームとしてだけではなく競技性やeスポーツとしての魅力をより一層多くのプレイヤーに伝えられる機能も予定されている点は非常に興味深いので引き続き動向を追って行きます。

『EXE ARENA』の詳細はコチラ

猫蹴〜にゃんサカ〜

ネコノメのブースでは『神託のメソロギア』のフォトスポットと、新作『猫蹴〜にゃんサカ〜』の試遊展示が行われており、試遊で多くの来場者が盛り上がっていました!

『神託のメソロギア』は絶賛リリース中!

『猫蹴〜にゃんサカ〜』はiOS・Android・Steam向けに開発が進んでいる3vs3のチームで競い合うサッカーゲームです。チーム内での役割分担、スキルを使った駆け引きが楽しめる本作はオンライン対戦も対応予定なので友人同士はもちろん、世界中のプレイヤーと熱いバトルを楽しめます。実際にプレイをするとみんなでワイワイできて本当に楽しいし、操作に慣れていなくても連携が自然に生まれてチームの一体感や得点された後にリベンジに燃えて結束が固まるあの空気感とか本当に堪らない!
可愛いキャラが豪快に動く感じやスキル発動の見せ場も多いので動画配信でも盛り上がりそうなタイトルとしてマークしています。

【公式】猫蹴-にゃんサカ-のエックスはコチラ

Dolls Nest(ドールズネスト)

ニトロプラスのブースでは好評発売中の『Dolls Nest(ドールズネスト)』が試遊展示されていました。本作はメカ少女をカスタマイズして荒廃した世界を探索する3Dアクションゲームです。プレイヤーは少女型機械「鎧化兵」となり超巨大人工建造物「ホド」に挑みます。
会場では対人戦、CPU戦モードで遊ぶことができたのですが「ちょっとCPUが強すぎて~」というお話を聞いて今回はCPU戦に挑戦したところ…本当に手が出ない…そんな練度の未熟さを思い知らされる結果となりました。いつかリベンジできるように現在は自宅で修行をしています。

『Dolls Nest(ドールズネスト)』はアーマードコアVの後に新作がリリースされなかったから作った(その後にアーマードコア6が出た)という制作秘話はもちろん、リスペクトを感じる部分だけではない独自の魅力もしっかりと表現されている作品です。なによりもメカ少女をカスタマイズは沼…本当に時間があっても足りないしプレイヤーのロマンをこれでもかと詰め込める点は本当にヤバいと感じつつ、これを話題にして盛り上がるのもまた楽しいんだよなとしみじみ。
どこかのタイミングでプレイしてみた記事でも登場をさせたいと考えているタイトルの1つなのでまだ遊んだことのない方はぜひプレイしてみてください。

Berserk or Die

『Berserk or Die』は左右から迫りくる敵を倒し続けるアクションゲームです。かっこいいいビジュアルに派手なアクション、時間経過とともに出現する強敵を撃破する緊張感に痺れます!キーボードをバンバン叩くような操作はプレイヤー側は気が付けば手に汗握る没入感、見ている側はちょっとほっこりできるギャップも楽しめます!現在Steamで絶賛発売中なのでぜひプレイしてみてください。

ぐちおくん 出世マウンテン

『ぐちおくん 出世マウンテン』は、チャンネル登録者数150万人を超える人気YouTuberミラクルぐっちさんが制作するYouTubeアニメ『3年G組ぐち男くん!』を題材にした3Dパズルゲームです。ぐち男(ぐちお)の顔を合体させていくことで動物など様々なモチーフに変化する部分は視覚的に面白いし、プレイ中は色々なボイスが聞けるのでついつい笑ってしまうはず!

ビサイドのブースでは初出展となる『ぐちおくん 出世マウンテン』の他に『フルーツマウンテン パーティ』『ホロライブごろごろマウンテン』『ホロライブお宝マウンテン』と話題のマウンテンシリーズが遊べたので多くの来場者で賑わっていました!チェックできなかったという人はぜひ特設サイトから各タイトル等をチェックしてみてください。

ビサイド TGS2025特設サイトはコチラ

SONOKUNI

Kakehashi Gamesのブースは日本のお祭り感が凄かったです。そんな空気に誘われてか…どうしても『SONOKUNI』をプレイしたくなったので試遊が空いた隙を狙ってプレイさせてもらいました。

Kakehashi Games TGS2025出展タイトルはコチラ

『SONOKUNI』は、バイオSF×日本神話の世界で、時空間を操り大国にカチコんで滅びゆく国を守る見下ろし型ハードコア高速アクションゲームです。世界観、ビジュアルはもちろん、サウンドへの繊細で緻密なアプローチの融合が神がかっている本作はプレイヤーの精神を別の世界に“飛ばす!”そんなインパクトがあるので凄く好きなタイトルなのですが、TGS2025の会場で改めてプレイしてやっぱり最高を再確認できたました!
まだ遊んだことがない方はヘッドフォンやイヤフォンで没入できる状態を確保して遊んでみることをオススメします。

『SONOKUNI』の詳細はコチラより

ビジネスデイ2日目

ビジネスデイ1日目はなんだか凄く混んでなかった?人が多かったですね!本当にビジネスデイですよね?今日はどうなるかな…そんな会話を交わしつつ、エントリーを済ませてホール7のコンコースに展示されている「スズキ×ストリートファイター6」のコラボバイクを撮影。「ジュリ」をイメージした「GSX-8R Tuned by JURI」はめちゃくちゃカッコイイ!と、テンションを上げた所で2日目がスタートしました!

ホール移動中…当然ですが朝1番ということで入場者はそこまで多くはない状況です。(今日は受付を早めに通過してよかった)今日はどこから回りますか?同行するディレクターと予定の確認をしながらホールへと降りていきました。

『野田ゲー』のブースでSNSで色々と話題にもなったお面を貰いました!ご本人と名刺交換会ができるというイベントではブースで直接名刺を手渡すことができ多くの人で賑わっていました。

KEMCOのブースではゲームの試遊の他にこの展示!思わずじっくり見たくなる歴代ケムコRPGのカセットテープの展示です。これ本当に欲しいなあ…DLコンテンツもいいけれど“手元にモノが欲しい”そんなユーザーもきっと多いと思うし、手元にあったら見るたびにテンションあがりそう。個人的に『METRO QUESTER』と金カセの組み合わせが最強で大好きです。完全受注生産とかでカセットが販売されたらそこそこの値段でも買う人は多いはず。
試遊展示されていたタイトルなどはぜひ特設サイトでチェックしてみてください。

KEMCO TGS2025 特設サイト

そして『Million Depth』と『炎姫』、『HEART of CROWN – ハートオブクラウン』をプレイしたいなと思ってPLAYISMのブースに到着しましたが、試遊の待機がすでに発生していたので今回は断念。

パネルだけ撮影させて頂きましたがどのタイトルも試遊している人が楽しそうにプレイしていたので僕も遊びたい!並ぶか…待つか…本当に悩ましかった…。少女モマが“キミ”という人物を追い求めて100万階層の地底世界に落ちていく『Million Depth』は11月12日にリリースが予定されていて体験版もプレイができるのでぜひチェックしてみてください。

ANTHEM#9

SHUEISHA GAMESのブースは大きくて魅力がいっぱいのタイトルが多数集結していました!その中で『ANTHEM#9』をプレイすべくいざ!と、ブースの中に入ってみると…30分待ち…午前中の早い時間から試遊は人気化していました!

『ANTHEM#9』は秘密結社のエージェントとなって、強大な敵に立ち向かうジェムマッチローグライトです。バトルパートでジェムを組み合わせて大量コンボがきまった時の爽快感は最高に気持ちがいいし、世界観、シナリオも凄くスタイリッシュ、キャラもカワイイ&カッコイイので色々な角度から楽しむことができる魅力がいっぱい詰まったタイトルなので試遊も凄く盛り上がっていました!

今回はパネルを撮影(ルービットさんが尊いですね)するに留まりましたが、じっくりプレイしたいな…。そんな願いも今ならデモ版がプレイできるので叶ってしまいます!
3人のキャラそれぞれの特徴あるスキルスタイルや大量コンボ、世界観、シナリオにちょっと触れるチャンスなので見逃さずにプレイしてみることを強くオススメします。

魔女ガミ-The Witch of Luludidea-

インティ・クリエイツのブースでは10月30日にリリース予定の『魔女ガミ-The Witch of Luludidea-』、『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト トライアングルエディション』『カルドアンシェル Nintendo Switch 2 Edition』の3タイトルの試遊展示が行われていました!
独特な世界観が美麗イラストで描かれる新感覚ガールズスラッシュアクション『魔女ガミ-The Witch of Luludidea-』はアクションの爽快感はもちろん様々なシーンもこだわりぬかれていて視覚的にもじっくり楽しめるはずなのでぜひチェックしてみてください!

『魔女ガミ-The Witch of Luludidea-』 公式サイト

StarSavior(スターセイヴァー)

『StarSavior(スターセイヴァー)』は「星が宿りし救援者の育成物語」というキャッチフレーズのもと、プレイヤーが「救援者」を導く「団長」となって個性豊かな少女たちと交流する育成RPGです。2025年11月20日にリリースを予定、iOS、Android、PCでプレイができるので気になる人は事前登録をしておくことをお勧めします!

StarSavior(スターセイヴァー)』公式サイト

ブースでは作中に登場する主要キャラが現実世界に登場しブースを盛り上げていました!大きいブースは本当に迫力があったし、多くの来場者が足を止めて撮影をしていたのが印象に残っています。

アズールプロミリア

『アズールレーン』の開発会社、Manjuu Gamesのブースでは新作タイトル『アズールプロミリア』の試遊展示が行われていました。色々な種族の美少女、ちょっぴり変わった生き物のキボたちと共に広大なファンタジー世界を冒険する本作はiOS、Android、PCでリリースが予定されています。今回TGS2025が日本国内で初試遊ということですごく多くのプレイヤーが3Dのオープンワールドでの冒険を楽しんでいました。

試遊コーナーはかなりの台数があったのですが全部埋まる盛況ぶり!ブース内でのPV上映はもちろん、ビジュアルの展示、登場キャラの撮影などブースは360°ゲームの世界観を体験できる仕様になっていてどの時間に訪れても混雑していたのが印象に残っています。「アズール」の名前を冠する2作目という点でも注目度が高い『アズールプロミリア』は事前登録受付中!ゲームの詳細と併せてぜひ公式サイトからチェックしてみてください。

『アズールプロミリア』公式サイト

ゲームクリエイター甲子園2025

ゲームクリエイター甲子園はIGC学生選手権とのコラボ企画として、2024年度の受賞作品の試遊展示が行われており、学生クリエイターの作品を多くの来場者がプレイを楽しんでいました。9月25日にコナミデジタルエンタテインメントブースで発表された「Indie Games Contest 学生選手権 2025」授賞作も遊べたので多くの来場者に注目されていました。
学生インディーゲームの祭典『ゲームクリエイター甲子園 2025』のエントリー締め切りは2025年10月31日までとなっているので挑戦を考えている学生クリエイターは一歩踏み出してみることをオススメします!

ゲームクリエイター甲子園 公式サイト

今すぐゲームクリエイター甲子園の応募作品などを遊べるみんなのゲームパレード もぜひ注目してみてください。

星の翼

 『星の翼』は、メカ美少女とアーケード2v2格闘の遊び方を組み合わせた3D対戦ゲームです。ブースで対戦ができたので同行していたディレクターとプレイしてみました!イベントで対戦する時は一切の遠慮はしないのが暗黙のルールと、勝手に思っているので遠距離から削っていくのか、近距離で殴るのか…プレイスタイルをどうするのかを考ながらキャラ選択からガチになってしまい、撮影を忘れるのは平常運転です。

2v2のバトルはプレイしていく中で、他のキャラだったらどんな立ち回りができるか、コンボやアクションの連携を考えたりするのが凄く楽しかったです。オリジナルキャラ、コラボキャラ、限定スキンなどじっくりやり込みたいプレイヤーも楽しめるはずなので気になったらぜひチェックしてみてください。

ゆんゆん電波シンドローム

『ゆんゆん電波シンドローム』はヒキコモリの少女が、電波ソングでハイになった脳みそでラブリーな怪文書をポストし、世界をゆんゆんに狂わせていくリズムアドベンチャーゲームです。会場で試遊する人の多さに感動しつつ、待機時間を見てプレイは断念する結果になりましたが、帰宅後に体験版をプレイ。

改めてプレイしてみた感想は電波ソングと呼ばれるジャンルを好む人にはどストライクに楽曲が刺さります。ちょっとよくわからないという人もアドベンチャーパートが凄く楽しいのでシナリオを進めつつ、リズムゲームの部分も楽しんでいくと自然に電波ソングがしみ込んできて病みつきになるはずです。注目ポイントがありすぎて本当に楽しい!楽曲はもちろん怪文書も良い仕上がりっぷりだし、なぜこんなことになっているのかという核心部分も非常に気になるのでリリースが楽しみな1本です。期間限定となっていますが、『ゆんゆん電波シンドローム』の体験版がプレイできるので気になったら迷わずプレイすることをオススメします!

ビジネスデイ2日目の会場を移動しながら改めて人の多さに驚きました。これは1-8ホールはもちろん、9-11ホールも同様で体感的には去年の一般デーと同じくらいの混雑だったように思います。通路の移動が難しかったり試遊の列を見て改めて東京ゲームショウに対する関心の高さを肌で感じました。コンコースで展示されていた「SELECTED INDIE 80」のコーナーの混雑が凄いなと感じつつ、再びホール内へと進みましたが、ここからは試遊はほぼ出来なかったので撮影したブースやタイトルをピックアップしていきます。

KARATE ROGUE

『KARATE ROGUE』は「ダンジョン刑」により、身体ひとつで深淵に落とされた主人公が武術の技でダンジョンに挑むローグライク・格闘・ダンジョンクローラーRPGです。多彩な技の組み合わせを考えるのが楽しいし、「構え」によって敵の攻撃を捌く攻防一体のバトルのテンポ感、コンボのカッコよさ、熱くなれるBGMはぜひプレイして体験してみてください。

会場のブースでは人気コミック「空手バカ異世界」の原作者であり『KARATE ROGUE』の制作者の輝井氏が道着に身を包み技の実演をしてくれたのですが、本作の様々な武術の技を繰り出すドットモーションが凄く魅力的に感じる要因はここにあると確信しました。

雑音系少年少女

混雑するホール9-11の中でWhisperGamesのブースではビジュアルが最高に目を引く『雑音系少年少女』の試遊展示とフォトスポットが凄く注目されていました!SNSにアップされている数々の映える画像を見ながら…僕も恥ずかしがらずに映える写真を撮っておくべきだった!と後悔しつつ、よくよく冷静に考えたらその場の勢いでトラウマ・黒歴史を生み出す可能性に気付いて冷静になったことは内緒です。

『雑音系少年少女』は記憶を失った6人の少年少女が迷宮都市のスクランブルシティーから脱出するため、自身の“ノイズ”と向き合い、克服していくアドベンチャーゲームです。
プレイヤーは現実離れした世界観が表現されているビジュアルに目を奪われるし、40種類以上の謎解き、重厚なストーリに気が付けばハマってしまったという人もきっと多いはずです。絶妙に刺さるアニメーション部分も絶対に見た方がいい本作は9月17日より絶賛発売中なのでまだ遊んだことのない人はぜひプレイしてみてください。

KIC Games

KIC Gamesのブースでは『蒐命のラスティル – とこしえの迷宮城』『超増税都市』『SHADOW LEAP』の試遊展示が行われていました。専門学校等でゲームを作ることを学んで終わりではなく、実際にリリースしてイベント出展、フィードバックを受けながらブラッシュアップしていく取り組みができる仕組みを持っている学校はまだそう多くはないと感じています。(筆者が知らないだけかもしれませんのでもし、ご存じの方がいらっしゃいましたらご教示いただければ幸いです)

神戸情報大学院大学・神戸電子専門学校の教育・研究活動で培われたシーズの事業化支援を目的としたTLO(Transfer Licensing Organization)で発足されているKTMG合同会社は学生クリエイターの活躍を強く後押しできる仕組み、魅力的な取り組みができる可能性が大きいと個人的に感じているので引き続き追って行きます。

KIC Gamesの詳細はコチラ

Phoenixx/GYAAR Studio

Phoenixxのブースは試遊できるゲームの幅の広さにビックリ!『アニマロイドガール』『メンヘラリウム』『NeverAwake FLASHBACK』『陰キャラブコメ インシツマシマシ』というパンチ力のあるラインナップは凄く印象に残りました!

『アニマロイドガール』公式サイト

『陰キャラブコメ インシツマシマシ』公式サイト

『KILLA』のブースはクリエイターが装飾を手掛けたことで強烈なインパクトを残す結果となりました。ブースで配布されていたメインビジュアルがカッコイイ写真のバックは速攻で配布が終了してしまう人気っぷりがSNSでも話題になっていたので配布終了をしっかりと納めてきました!

room6

room6のブースも来場者の人気が凄かった印象をうけました!ゲームの試遊での盛り上がりはもちろん、『ドーナツの穴』『イタチの家渡り』のフォトスポットも設置されていて多くの方が様々な写真を撮影してSNS上でにぎわっていました。

『イタチの家渡り』はゼロ年代の東京サブカルチャーを巡るオカルトサスペンス・アドベンチャーゲームなのですが、その当時を体験した人にとっては懐かしさを…知らない人はその当時のリアルな空気感を味わうことができる作品になるはずです。訳アリ物件から始まるサブカル怪異譚の『イタチの家渡り』はウィッシュリストに追加を強くオススメしたい1本です!

アソビズム

アソビズムのブース…というか城。巨大な城がホールにドーン!と築かれていてインパクトがない訳はなですね。『城とドラゴン』がリリース10周年ということで、城建てちゃいました(笑)というお話を聞きつつ、しっかり城内を探索してみたら9月17日にリリースされた『ShapeHero Factory』をはじめ、多くの来場者が試遊で盛り上がっていました!

ステージイベントやステッカーでDeco、試遊で豪華なアイテムがゲットできる催しなども来場者の人気を集めた施策の1つだなあと感じつつ、気になるタイトルがいくつかあったので引き続きリリース状況等を追って行きます。

アソビズム 公式サイト

神ゲー創造主エボリューション

神ゲー創造主エボリューションのブースでは9月11日に3次審査会を通過したファイナリスト作品の試遊と展示が行われていました。ビジネスデイでも注目度が高く、多くの来場者がブースでプレイしている中で明らかに異様なオーラを放ち、インパクトが凄かったのが…コレ。

萌家電

『萌家電』は擬人化された家電とストーリーを進めていくことで対象のとなる実際の家電が様々なアクションを見せてくれる夢のようなゲームです。様々なモノがネットと繋がることが当たり前になった時代がついに追いついたと勝手に解釈して注目をしている本作は今年から新設された「神エボlab枠」の作品です。イベント会場ではテーブルの上に鎮座するエアコンのインパクトは圧倒的で多くの来場者が足を止めていました。

ロゼンの緋色ノ花庭

『ロゼンの緋色ノ花庭』は土地の育成と独自のエコ構築が特徴的なタワーディフェンスゲームです。
HAL東京のTeam Gardenerが制作したこのタイトルのダークなビジュアルは多くの来場者が足を止めて見ていたし、実際にプレイをすると分かる世界観の魅力、攻めと守りの絶妙なバランス、戦略性の深さなど凄く面白いのでチャンスがあったらぜひ遊んでみてください。

ぐるぐるパンパン

『ぐるぐるパンパン』はDJコントローラーと手拍子で左右のキャラを動かしてステージクリアを目指すリズムアクションゲームです。キャラの動きがとにかく可愛いし、BGMも中毒性がある(ぐるぐるパンパン~ぐるぐるパンパン~)ので、気が付けばどこまでも遊びたくなるし、ふとした瞬間に脳内で再生されるくらい色々ともっていかれます。
イベント出展の際にプレイする筐体も手作りという点は凄いし、なによりも出展回数を重ねるごとに様々な部分がブラッシュアップされている部分は推しポイントです。

コインを集めて星座を完成させるのですが、どんな星座があるの気になります!

「神ゲー創造主エボリューション」は革新性が高く評価されるコンテストであり、実際にエントリーをした後の審査会、フィードバック会を経てゲームが進化していく様子を追っていける日本で数少ないコンテストの1つです。「①革新的なアイデア」と「②アイデアを形にする制作力」東京ゲームショウの出展を経て、さらに進化を見せるタイトルの動向、2025年のグランプリ作品など、引き続き注目です。

神ゲー創造主エボリューション 公式サイト

まとめ

東京ゲームショウ2025、ビジネスデイ1日目、2日目共に広大なホールを行き来してゲームの海を泳いだような感覚は本当に最高で東京ゲームショウだからこそ味わえる至福の時間だなと改めて感じました。今年は国内の大手ゲームメーカはもちろん、海外勢の出展するブースの勢いも凄く、会場内で様々なステージイベント、試遊で多くの来場者が盛り上がっていました。

ビジネスデイ2日目、ホール9-11の盛況ぶりは凄い!

広い幕張メッセの中、どのホールに行っても熱量の高い来場者が多く中々すべてを計画通りに進めることはできませんでしたが凄く刺激的な時間を過ごせたこと、ホール9-11のフロアとコンコースでインディーゲームへの関心の高さも改めて感じてわくわくしました。

撮影に協力して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

来年は5日間に拡大して開催される予定の東京ゲームショウに戻ってこれるように頑張りたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。

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