東京ゲームショウ2024に行ってみたレポート ビジネスデイ1日目 | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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東京ゲームショウ2024に行ってみたレポート ビジネスデイ1日目

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ディレクター

毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。
2024年は様々なゲームのオフラインイベントが開催されていますが、日本最大級のゲームの祭典ということでMr.GAMEHIT取材班が会場に行かないわけがありません。スケジュールの関係などもあって、今年はビジネスデイの2日間に参加をすることとなりましたが会場で様々なブース取材&試遊体験ができたので1日目、2日目のレポートに分けてお届けします。

東京ゲームショウ(TGS)とは?

TGSの略称でも親しまれているゲームイベント『東京ゲームショウ』は、日本最大級のゲームをはじめとしたコンピューターエンターテインメント総合展示会です。初回の1996年と1997年春は東京ビッグサイト、その後は幕張メッセで開催され、2002年からは年に一度、9月か10月に開催される日本最大級のゲームイベントとなりました。

東京ゲームショウ公式サイトはこちら 

メッセ入口からわくわくが止まらない!

2024年9月26日、海浜幕張駅からメッセに向かって歩く多くの人の流れの中でわくわくしながらエスカレーターを降りて少し進むとドーン!と『鳴潮』のド派手な展示がお出迎えしてくれました。2024年リリースで注目度が高いタイトルということもあって多くの人が足を止めて撮影を行っている中、筆者もしっかりと撮影させて頂きました。

鳴潮 公式サイトはコチラ

まだ会場に入っていない状況なのにアレコレ見てしまって足が止まってしまいます。大きな掲示物とか、見ていて本当に飽きないしついついマークしてしまいますよね。

無事に同行者と合流しプレスの受付を済ませて開場前の待機列に並んだのですが、先頭は見はるか遠くです。僕たちは中盤くらいの位置、当然ながら後ろにも多くの人が並んでいましたが、開場と同時にこの人数がスッと収容されてしまう所に幕張メッセの広大さを感じずにはいられません。

いざ TGS2024会場へ!

KONAMIブース…待機列ヤバし!

今回は取材を申し込んでいたブースを中心に、気になるタイトルをピックアップしながらの取材を予定していたのですがいざ、会場に一歩足を踏み入れると…気になるブース、タイトルしかないという事実に改めて気付かされました。もちろん、予想はしていましたが…それ以上のインパクトがあるブースや演出を見せてくれるので足がまったく進みませんでした。

プロジェクト夢遊

中国のゲーム会社「SPARK NEXA」のブースでは『プロジェクト夢遊』と『神州の戦:三国編』の試遊展示が行われており、早い時間から取材・試遊と多くの来場者が集まっていました。『プロジェクト夢遊』は様々な夢を持つ夢霊と呼ばれるキャラクター達が、それぞれの夢を叶えるために戦うローグライクアクションゲームです。キャラデザインはそれぞれの夢霊が持つ夢がモチーフとされているのできっと全部のキャラがどんな風に描かれているのか気になって眺めてしまう人も多いはずです。

「成金の夢」「英雄の夢」「愚者の夢」気になる夢霊がきっと見つかるはず!
出撃する夢霊を3人選択します
今回はこの3人に決定!

夢霊を選んでいざ!バトルに臨むのですが操作は簡単なのでアクションが少し苦手という人でも楽しめるはずです。迫りくる敵を倒す際、キャラごとに当然ながらアクションが変わるし、それぞれが持つ固有の技はかっこよくて必見なので色々と試してみることをオススメします!敵を倒して出現する星を集めるとレベルアップしてキャラを強化できるので自分好みの育成や、スキルの組み合わせによる残響の発動なども気になるポイントです。

そして、今回は無事にボスまで辿り着くことができましたが…大きいだけじゃなくて硬くて強く苦戦を強いられる結果となりましたがチャンスがあったらリベンジを狙っています。やり込むことでキャラの強化・システムやスキルの理解ができて、どんどん楽しくなるタイトルだと思うし、世界観やストーリーも非常に気になるので引き続き追って行きます。

プロジェクト夢遊 公式サイトはコチラ

神州の戦:三国編

『神州の戦:三国編』は水墨画のような美しい風景、やりこみ要素満載の戦闘が独特のタッチで描かれているタクティクスRPGです。

三国志が好きなプレイヤーはグッと掴まれるはず
タクティクスとの相性もバツグン
戦闘シーンも熱くなります

『神州の戦:三国編』はゲームの紹介にもある通り、単なる三国志タイトルではなく、中国の古典的名作である『三国演義』のストーリーを基に各武将の視点でメインストーリーが楽しめる点はもちろん、戦略・戦術の幅広さと深みの部分(策略奇謀 猛火計・洪水計・機関罠)にも注目です。
中国美術スタイルのアートが描く三国志演義の世界はファンはもちろんこれから三国志に触れる人もぜひプレイをオススメしたい1本です。現在はSteamでウィッシュリストに追加ができるのでこの機会にチェックをお忘れなく。

ドールズフロントライン2:エクシリウム

日本ではドルフロの愛称で親しまれているタイトルの新作である『ドールズフロントライン2:エクシリウム』のブースでもしっかり足が止まる筆者。本作は12月5日にリリースが決定との公式発表があったので注目です。

ドールズフロントライン2:エクシリウム 公式サイトはコチラ

ハピネットゲームフェス!in TGS2024

「ハピネットゲームフェス!in TGS2024」のメインブースは全方位、どの角度から見ても注目タイトルが押し出されていました!

エスカレーターから見た際のお祭り感が凄い!
反省しない悪役令嬢のエトランジュオーバーロードがゲーム化!

ブース内が混雑する前に気になるタイトルを写真に納めていきましたが、今年のテーマが“お祭り”ということもあり、時間の経過とともに多く来場者が集結して大賑わいとなっていました。不思議の幻想郷シリーズ最新作の『不思議の幻想郷 -FORESIGHT』や『東方幻想麻雀』はもちろん「KAMITSUBAKI STUDIO」が制作している『神椿市建設中。REGENERATE』と『神椿市協奏中。』その他にも気になるタイトルしかなくて、1日中遊んでいられる場所だったことは言うまでもありません。
全部は紹介はできないのでぜひ出展タイトルを公式ページでチェックしてみてください!

ハピネットゲームフェス!in TGS2024の公式サイトはコチラ

カルドアンシェル

「インティ・クリエイツ」のブースでは300種以上のカードと50曲の歌を駆使して戦う、デッキ構築型のローグライト・カードバトルRPG『カルドアンシェル』と90年代のロボットアニメをイメージした、ノスタルジック2Dアクションゲーム『精霊機フレイリート』の試遊展示が行われていました!
『カルドアンシェル』はインティ・クリエイツのゲームキャラも多数登場するので各キャラの登場タイトルを知っているプレイヤーは込み上げるものがあるはずです。もちろん、キャラのことを知らなくても魅力がしっかりと推されているので本作をプレイした後に原作も遊んでみたくなるはずです。

カルドアンシェル 公式サイトはコチラ

精霊機(スピリットマシン)フレイリート

ブースが込み合う前に撮影!

『精霊機フレイリート』のビジュアルは90年代のロボットアニメが好きなユーザーはきっと好きなはずです。もちろん、剣と魔法のファンタジーロボットアニメ風の世界を思う存分楽しめるアクションRPG要素、ボス戦の一人称視点の疑似3Dシューティングアクション、ストーリーを通してあの当時の空気感をもう一度体験できるので注目です。

精霊機(スピリットマシン)フレイリート 公式サイトはコチラ

カイロソフト

会場で多くの人が思わず足を止めたブースの1つだと筆者が勝手に認定している「カイロソフト」のブースでは様々なアイテムの展示が行われて賑わっていました。

6年ぶりの出展となる今回、コロッケを食べた際の油で手が滑って12コマの巨大ブースを申し込んだという経緯はもちろん、ブースの展示内容も非常に気になりました。「秘密の部屋」や「ドット絵ライブペイント」など詳細を改めて知りたいと思ったら迷わず特設ページをチェックしてみてください。

カイロソフト 東京ゲームショウ2024 特設ページはコチラ

集英社ゲームズ

「集英社ゲームズ」のブースでとにかく目立っていた『都市伝説解体センター』のゲーム中で都市伝説を“特定”した際に現れるピラミッドはとにかく大きくて目立っていました。もちろん、ただ大きいだけじゃなくてメンバー証がもらえる「都市伝説解体センターTGSバイト」や、ピラミッドにも色々な仕掛けが施されていました。
そして、ブースの中に入ると『OPUS: Prism Peak』のスペシャルフォトスポットや『シュレディンガーズ・コール』『UNYIELDER』『ANTHEM#9』の試遊展示が行われており多くの来場者で賑わっていました!

都市伝説解体センター

『都市伝説解体センター』は様々な都市伝説の正体とその向こう側にある真実、呪物や怪異などの調査・回収を行う調査員である主人公が、センター長である廻屋渉とともにさまざまな依頼を解決していくアドベンチャーゲームです。
視覚的にも印象に刻まれるピクセルアート、シナリオ、魅力的なキャラクター達が紡いでいく本作の物語を本当に楽しみにしているユーザーは多いはずです。2025年2月13日リリース予定となっているので忘れずにウィッシュリストに追加をしておきましょう!

ANTHEM#9

毎度、ルービットさんが可愛くなっている気がしてならない。

『ANTHEM#9』は世界秩序のために暗躍する主人公の戦いを描く“パズルバトル風”のターン制デッキ構築型ローグライトです。ジェムを組み合わせてスキルを繋いで大量コンボを叩き込めるのですが…これぞ大量コンボだろと言わんばかりの圧巻なビジュアルは最高に大好きです!

多くのスキルを繋げるのって絶対気持ちいい!
これぞ大量コンボ!一目でわかるビジュアルは本当に最高です。

集英社ゲームズの紹介ページでのビジュアルの大きさが個人的に大好きなのでそちらも併せてチェックしてみてください。その後にSteamのウィッシュリスト登録を忘れずに!

ANTHEM#9 紹介ページはコチラ

シュレディンガーズ・コール

『シュレディンガーズ・コール』は人間が一人残らず消えてしまった世界で主人公は最後の話し相手・少女メアリとなり死にきれない魂と繋がる不思議な電話を使い、彼らの話に耳を傾け彼らを苦しみから救うアドベンチャーゲームです。様々な魂たちの話を聞く際の電話が会場には展示されていて、ゲームの世界観をより一層楽しむことができました!

あの電話、どこに通じるのか凄く気になりますよね。

通話することで知ることができる魂たちの心残りを紡いだ先に待つストーリーがどういったものなのか、様々な謎が多い本作の世界観をはじめビジュアルやゲームのシステム的な部分も含めて気になっているタイトルの1つです。今後の進捗状況も含めて気になった人は迷うことなくウィッシュリストに追加をオススメします。

UNYIELDER

『UNYIELDER』はド派手なバトルが繰り広げられる、ローグライト・シングルプレイヤー・ボスラッシュ・FPSです。PVや他のプレイヤーの操作を見ているだけでも楽しい本作ですが、実際にプレイをすると一気にゲームの世界に引っ張られるような感覚を味わえるはずです。
没入感高めで何度もプレイをしたくなるタイトルなのでチャンスがあったらぜひ遊んでみてください。

OPUS: Prism Peak

『OPUS: Prism Peak』は不思議な世界に迷い込んだカメラマンの主人公が、カメラのフィルターを通して世界に隠された謎を解き明かしていくマルチエンディングのアドベンチャーゲームです。ブースではスペシャルフォトスポットが用意されていて、多くの人が足を止めて撮影を行っていました。
ビジュアル、ストーリー共に気になる本作はSteamページが公開されているのでぜひチェックしてみてください。

ゲームクリエイターズギルド

「ゲームクリエイターズギルド」のブースでは日本で最大級の学生インディーゲームコンテストであるゲームクリエイター甲子園で、過去に受賞した47作品(そのうち11作品は8月に開催された学生インディーゲーム展示会で人気を集めた話題作)の試遊展示が行われていました!時間帯によってはブースが埋まってしまって試遊展示されていたタイトルを会場で遊べなかった人、気になるタイトルをもっと探してみたい人はぜひ「みんなのゲームパレード」のページもチェックしてみてください。

ゲームクリエイター甲子園 公式サイトはコチラ

みんなのゲームパレード はコチラ

さらに!TGS2024では「ゲームクリエイターズギルド」が「インテル」のブースにて「Next IndieGame PickUP」として次の時代を作るインディークリエイターの作品をコーディネート!多くの作品の試遊展示に加えて、クリエイターがブース内のステージに登壇するイベントも催されていました。

マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年

『マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年』はアナログゲームの新ジャンル「マーダーミステリー」をモチーフにした、ゲームシステムを採用している推理と会話で犯人捜しを行う、テキストアドベンチャーゲームです。
このジャンルが初めての人でも気軽に触れることができる+サポート機能も充実している本作はマルチエンディングが採用されているので1度プレイするとそのまま物語の中に一気に持っていかれるはず!まずは1度クリアした後、どういった部分で変化が見られるのか…アナログゲームでは体験ができない部分を存分に楽しむべき1本です。

マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年 公式サイトはコチラ

「インテル」のブース内で試遊展示は時間帯によってタイトルが変わっていて、今回は『マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年』をピックアップしましたが、その他のタイトル詳細については「ゲームクリエイターズギルド」の“楽屋でまったり”でまとめられているのでぜひチェックしてみてください。

インテル×ゲームクリエイターズギルドが夢のコラボ!インディーゲームを体験しよう!

ホール9-11に移動!!

ここまではホール1からホール8までをザックリと紹介させて貰いましたが、今年も幕張メッセの全ホールを開放してフル開催となっているTGS2024。更なるタイトルを求めてホールを移動しました!

GYAAR StudioとPhoenixx合同ブース

ギャー君のパネルで足を止める来場者が多数!

ホール9から11のブースの中でも「GYAAR StudioとPhoenixx」の合同ブースは試遊だけではなく、『陰キャラブコメ』の等身大アクリルスタンドの展示はもちろん、一般デイでは人気芸人&配信者を招待してのステージイベント、『サバイバルクイズシティ』から生まれたアイドル「ギャイドルズ」のトーク&ミニライブが催されて多くの来場者で賑わっていました!

「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」のイベント開催、インディーゲームコンテストで注目度が高まっているPhoenixxとGYAAR Studioのブースはビジネスデイでも混雑が予想されたので早い段階で撮影させて頂きましたがタイトルのラインナップが強力で、1日中遊んでいられるブースでした!

『スゴイツヨイトウフ』の制作者トモぞヴP氏
ギャー君(手作り)も撮影させて頂きました!

注目タイトルが非常に多かった中で…唯一無二なオーラを放っていた『陰キャラブコメ』のアイテム&等身大アクリルスタンドの展示でも多くの来場者が撮影を楽しんでいました!

展示の煽り文も特有のセンスを感じさせる内容で大好きです

面白いゲームが沢山プレイすることができて、展示やステージも楽しむことができたGYAAR StudioとPhoenixx合同ブースのタイトル一覧やステージ詳細はぜひ特設ページでチェックしてみてください!

GYAAR StudioとPhoenixx合同ブース 出展タイトル一覧はコチラ

まとめ

東京ゲームショウ2024のビジネスデイ1日目、本当に魅力的な各ブース、出展タイトルに目移りしながら幕張メッセの広い会場を移動していて感じた事。

人、多くないですか!?

まあ…新型コロナとか色々あったし、2022年、2023年と徐々に元の姿に戻って来たという話は多く聞きますがそれにしてもビジネスデイ初日からの混雑に、途中で予定を変更しながら色々なブース、タイトルに触れることができました。

撮影に協力して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今回、初日のレポートとなりますが紹介しきれなかったタイトルも多数あるので、2日目のレポートで併せてご紹介させて頂きます。ビジネスデイ2日目のレポートもぜひお楽しみに!

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