以前、ゲームの動画広告をゲーマーが制作すると何が違うのか?という記事を掲載したところ、サービスへのお問い合わせをいただくなど大きな反響がありました。
そこで今回は、ゲームの広告運用をゲーマーが行うと何が違うのかについて、実績も交えてお伝えしたいと思います。
目次
ゲームの動画広告、その市場
ウクライナ危機などさまざまな背景から物価が上昇、円安が続いている中でも、インターネットの広告市場は順調に成長を続けています。
サイバーエージェントがデジタルインファクトと共同で行った国内動画広告の市場動向調査によると、2022年の動画広告市場規模は5,601億円(昨年対比133.2%)となっています。うち、スマートフォン向け動画が83%と多く、2023年には動画広告市場規模は7,209億円となり。2025年には1兆円を突破。2026年に1兆2,451億円となる見込みです。
一般的なものとなった動画広告
近年では高齢者もYouTubeを見ることが一般的となり、動画の視聴体験はすでに日常的なものとして多くの年代に受け入れられています。そのため、はじめは目新しかった動画広告もすでに当たり前のものとなりつつあります。
動画広告が日常になるということは、広告の目新しさからクリックしてもらえたりダウンロードしてもらえたりすることが激減し、広告の質が問われるフェーズへと変化しているということです。
では、質の高い広告とはなんでしょうか。それは商品やサービスの魅力をしっかりと訴求しユーザーの共感を呼ぶ広告クリエイティブと、適切な広告運用です。
広告クリエイティブの質はもちろん、適切な運用も含めた、広告の『質』を担保することが今の時代、すべての広告に携わる者に求められているといっても過言ではないでしょう。
広告で重要なのは?
動画広告には『動画制作』と『広告運用』が必要となりますが、動画広告において重要なのは広告を常に『改善』することです。交通広告やテレビCMなどに比べてインターネット広告はクリエイティブの変更が容易であるという特徴があり、話題やトレンド、効果測定の結果などを踏まえて広告を改善していくことがマストとなります。
また、広告を改善する際には『動画制作』との素早い連携も重要なポイントです。この辺りについては下記の記事に詳しく書かれていますのでこちらもご一読ください。
広告の成果はクリエイティブでしか変えられない時代に
近年、広告運用におけるクリエイティブの重要性がこれまでよりもはるかに増しています。
かつては単価や予算を手動で調整することや、クリエイティブのこまめな追加と削除など、きめ細やかな運用が重要とされてきたWeb広告ですが、今や運用は広告の管理画面やツールによって自動化できるようになりました。また、進化したAIによって、広告の運用は「誰がやってもそれなりの効果が出る」ものへと変化しています。
運用が「誰がやってもそれなりの効果が出る」のであれば、差をつけるのはやはりクリエイティブです。優れたクリエイティブを作るには、商材とユーザーへの知識や理解が必要不可欠となります。
商材に対する専門知識を有し、かつユーザーの気持ちがわかる担当が必要
冒頭でも取り上げましたが、以前に掲載した「ゲームの動画広告をゲーマーが制作すると何が違うのか?」という記事があります。ゲーマーがゲームの動画制作に向いている理由について下記のように書きました。
ゲーマーには「ゲームが大好き」という共通項があり、好きなものだからこそゲームタイトル・システム・ジャンルなどの魅力を見つけ出すことに秀でています。このゲームの魅力を見つける事ができる、人に伝えることができる(表現できる)という点こそゲーマーがゲームの動画制作に向いている最大の理由といえるでしょう。
動画制作においても広告運用においても、ゲームの魅力を存分に伝え、ユーザーの共感を得ることが必要ですが、そのためにはシステムや世界観、キャラクターといったゲーム自体への理解と、ユーザー心理を熟知することが重要です。
手前味噌ではありますが、Mr.GAMEHITには、その両方を有しているゲーマーであり、かつ動画や広告の知識や経験豊富なクリエイターが多数在籍しているため、動画のクオリティや広告運用の成果において、クライアントの皆様にご満足いただいています。
Mr.GAMEHITとは?
「Mr.GAMEHIT」はゲーム業界に特化した動画制作と広告運用を提供するサービスです。
もともとは動画制作サービスのみを提供していたMr.GAMEHITは5,000本以上の実績から導きだされた成果ナレッジを蓄積しており、思わずプレイしたくなる動画制作は得意中の得意。また、広告運用においてはゲーマーで、かつ大手広告代理店出身でゲーム広告の運用経験者を採用し、「勝てるクリエイティブ」を見つけ、改善し続ける広告運用によって、先々のROASまでしっかりと考えた運用と提案を行います。
ゲーマーがゲームの広告運用をすると何が違うか
ゲーマーがゲームの広告運用をすると何が違うのでしょうか?この問いに対して一言で答えるなら「広告運用の成果が出やすくなる」です。
前述したように、ゲーマーはゲームを熟知し、ユーザー目線で成果に直結するクリエイティブ作成や運用を行うことができます。Mr.GAMEHITに寄せられるお客様からのご相談で多いのが下記のお悩みです。
- 広告運用で成果が出ない
- 動画広告をもっと活用したい
- 広告運用のリソースがない
- 最新情報をインプットしたい
- クリエイティブ制作と広告運用を一元化したい
- クリエイティブの成果を蓄積したい(資産化したい)
そしてそれらを解決してきたMr.GAMEHITの広告運用には多くの実績があります。
- CPIを40%削減
- クリック率2倍
- アプリの評価が3.8から4.4へと上昇
- アプリ内課金割合が増加
- 1日あたりの販売本数が約3倍
これ以外も実績は多数ございますし、詳しい数値については担当までお問い合わせください。お打ち合わせの機会をいただければ他の事例もご覧いただけます。
まとめ
どんな商材であっても、商材の訴求ポイントを熟知した上でユーザー目線で共感を得る広告を作ることは広告制作・運用ともに非常に重要なポイントです。
広告運用については目先のCPIやCPAにとらわれず、ROASを重視した運用を行うことで良質なユーザーにゲームを長く遊んでもらうことが重要です。ROAS重視の運用については下記の記事に詳しく書かれているので、こちらもぜひご一読ください。