こんにちわ!Mr.GAMEHITクリエイティブディレクター、佐藤です。
ゲームの広告用動画(PV・紹介・SNS用など)を制作した際に、担当者がゲームに詳しくなかったために「クオリティやパフォーマンスに不満がある」という方が多いようです。では実際に、制作担当者がゲームに詳しければクオリティやパフォーマンスは上がるのか。
そんな疑問を解消するために「ゲームの動画広告をゲーマーが制作すると何が違うのか?」を事例も交えながら分かりやすくご紹介いたします。
ゲームの動画広告とは
ゲームの動画広告とは、ゲームの広告・プロモーション・PRに静止画ではなく、動画を用いた広告を指します。ゲーム業界で動画を用いた広告はインターネットの発展、スマートフォンの普及、SNSの発展によりここ数年で一気に主流となりました。
広がる動画広告市場
インターネット・SNSの普及、5Gサービスの拡大を背景に広告業界・産業に大きな革命が起こりました。IT広告代理店大手のサイバーエージェントが国内動画広告の市場動向調査を行った結果、動画広告市場は2021年は4,195億円(昨年対比142%成長)、2022年は5,457億、2025年には1兆円規模に達すると予想されており、動画広告市場全体が成長著しいといえるでしょう。
動画広告の種類
動画広告市場において、動画広告の種類はスマートフォンの普及、SNSの発達により広告媒体の種類も増加の傾向にあります。動画広告の種類は大きく分けて次の3種類に分類することができます。
- インストリーム広告
動画コンテンツの動画枠で配信される広告
- インフィード広告
Webサイトやアプリのコンテンツとコンテンツの間に表示される広告
- アウトストリーム広告
Webサイトのバナーやアプリのフィードなどに配信される広告
動画広告は、成長拡大が続く市場で「より効率的・効果的」にユーザーの獲得と認知向上のために重要な広告手段の一つとして必要性が増して行くといえるでしょう。
ゲーム広告は動画が良いとされる理由
年々進化を続けているゲーム業界も、広告の在り方に多様な変化が見られました。その中でもゲーム広告には動画が良いとされる理由が多く存在しています。その中でも、注目しておきたいポイントは次の3点です。
ゲームの魅力を視覚でダイレクトにアピールできる
視覚的にユーザーへ訴求できる点はゲーム動画広告の最大の利点です。ゲームのさまざまな魅力をダイレクトにユーザーへアピールできます。
ゲームの世界観やプレイするイメージを持たせやすい
どのようなゲームなのか、どのような動きや操作ができるのか、タイトルの世界観を伝えたり、ユーザー自身が実際にプレイしているイメージを具体的に持たせることができます。
広告媒体でのユーザー獲得単価が安い
静止画と動画を比較した場合、動画は伝えられる情報量が違うためユーザー登録や購入、ダウンロードなど最終成果(コンバージョン)に結びつく確率が高くなる傾向があります。1件あたりのユーザー獲得単価が静止画に比べて安くなる点は動画広告の大きなメリットです。
効果的な制作方法
ゲームの動画広告はメリットが多いから作りたい。けれど、どう制作したら良いのかわからない。そんな時におすすめの制作方法は大きく分けて次の2つです。
ゲームに詳しい制作会社へ外注する
ゲームの動画広告を成功に導く最短ルートは、ゲーム動画広告の制作ノウハウや表現方法を知っている制作会社へ依頼することです。自社で動画制作ができる場合も担当者がゲームに詳しくない場合や、ゲームの魅力を伝えきれないと感じる場合は外注がおすすめです。
社内でゲーマーのクリエイターを採用するor担当者にする
社内にゲーマーがいれば動画制作の担当者に抜擢したり、新規でゲーマーのクリエイターを採用することでゲームの動画制作がスムーズにいく場合もあります。社内リソースの活用や新規採用ができれば外注費用を抑えたり、社内でのナレッジを蓄積することができるメリットがあります。
なぜ動画制作の担当はゲーマーが良いのか
ゲーマー=ゲームを知り尽くしているユーザーの1人です。そんなゲーマー自身が「自分(ユーザー)がプレイしたくなる動画」を意識することで、ゲームが持つ魅力的な部分を動画内でしっかりと表現できる可能性が高くなります。
ゲーマーとは?
ゲーマーの定義は十人十色、「ゲームが好き」「やり込んだことがある」「毎日プレイしている」など、さまざまありますがMr.GAMEHITでは以下の基準をゲーマーの定義としています。
Mr.GAMEHITが定義するゲーマーとは
・10ジャンル以上のゲームをプレイしたことがある
・30タイトル以上のゲームを各100時間以上プレイしたことがある
・1タイトルのゲームを1000時間以上プレイしたことがある
※上記全てに該当する
※アナログゲームを除く
ゲーマーがゲームの動画制作に向いている理由
ゲーマーには「ゲームが大好き」という共通項があり、好きなものだからこそゲームタイトル・システム・ジャンルなどの魅力を見つけ出すことに秀でています。このゲームの魅力を見つける事ができる、人に伝えることができる(表現できる)という点こそゲーマーがゲームの動画制作に向いている最大の理由といえるでしょう。
ゲーマーが動画制作を担当した場合
ここからは前述のゲーマーの定義を満たした敏腕ゲーマー(ゲーム世界タイトルを複数保持)や、ゲーム配信12年以上のクリエイター、延べ5000本以上のゲーム動画制作を手掛けたディレクターなどが在籍する「Mr.GAMEHIT」のゲーマークリエイターチームの例を交え、ゲーマーが動画制作を担当した場合どうなるのかをご紹介いたします。
タイトルの魅力や面白さを伝えられる
過去にプレイしたタイトル、ゲームジャンル、ゲームシステム、各種ハードの魅力や面白さを自身のデータとして蓄積しています。この面白さや魅力を言語化・細分化した引き出しを使ってゲームの動画制作を行うのでユーザーにタイトルの魅力や面白さを伝えることができます。
ユーザーの興味を引く動画表現になる
これまでのゲーム経験、日常での情報収集によりユーザーに刺さるデザインを熟知しています。ゲーム動画の制作時にジャンル、タイトル、年代により変わる「ユーザーが好むトレンドの変化」にも対応ができるので結果ユーザーの興味を引く動画表現になります。
代表的なデザイン項目
- カメラワーク
- カットテンポ
- シーンの繋ぎエフェクトアニメーション
- 画面レイアウト
- テキスト表現(タイポグラフィ)
- 効果音、BGM
制作スピードが早い
幅広いゲームタイトルの動画広告を日常的にインプットしています。表現の良し悪しを常にチェックし、アウトプットのために情報の引き出しに入れています。結果、企画構成、動画編集、ビジュアルデザインへの落とし込み速度が早く、制作スピードが速くなります。
ゲーマーが制作した動画広告の成功事例
Mr.GAMEHITのクリエイターチームが制作した動画広告に対して、クライアントより多数の成功事例の報告を頂戴しております。
【事例1】:短納期・少ない素材でも満足のいく動画が完成した。
タイトル | ハンゲ |
動画タイトル | ハンゲ20周年記念動画 |
プロジェクト期間 | 1ヶ月 |
用途目的 | SNS広告 |
担当範囲 | 動画構成、動画編集、プロジェクト管理・ディレクション |
導入による効果 | ・広告からキャンペーンサイトへ一定数の流入 ・SNSで話題になりユーザーの記憶の呼び起こしを実現 |
【事例2】:広告クリック率2倍、CPI40%削減、ゲームのインストール数も増加した。
タイトル | ふしぎな生き物 ふにゃもらけ -ペット育成ゲーム- |
動画タイトル | ゲーム紹介PV キャラクター訴求編 |
プロジェクト期間 | 1週間 |
用途目的 | SNS広告 |
担当範囲 | 動画構成、動画編集、プロジェクト管理・ディレクション |
導入による効果 | ・動画のクリック率が2倍に ・CPRは40%削減 |
【事例3】:動画広告で事前登録5,000人超に貢献、ゲームの本質を理解した納得の動画制作ができた。
タイトル | ダンシング・オブ・超兄貴 |
動画タイトル | ゲーム紹介PV やりこみ訴求編 |
プロジェクト期間 | 1週間 |
用途目的 | SNS広告 |
担当範囲 | 動画構成、動画編集、プロジェクト管理・ディレクション |
導入による効果 | ・自社制作動画に比べて高いCTRを達成 ・SNSなどでの反応は良好 |
まとめ
ゲーマーはゲームをプレイして蓄積した経験や技術を動画にアウトプットし、費用対効果の高いゲームの動画広告を作れます。これが一般的なクリエイターや制作会社との大きな違いです。ゲームの動画広告を制作する場合は制作担当チームにゲーマーを参加させることをオススメします。
ゲーム業界に特化した動画広告支援サービス「Mr.GAMEHIT」は、ガチなゲーマー集団がゲームの動画制作・広告運用をご提供しています。過去5,000本以上の制作実績と蓄積されたナレッジを元にゲームプレイヤー数増加をサポートします。ゲーム動画広告でお悩みの方はお気軽にご相談ください。