ゲーム業界でおさえておきたいプロモーション5選 | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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ゲーム業界でおさえておきたいプロモーション5選

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こんにちは!sumireです。

プロモーションとひとくちに言っても、「効果的なプロモーションとはいったいどれなんだろう?」と迷ってしまいますよね。

今回は、ゲーム業界で主流と言われるプロモーションとその参考事例をご紹介します。トレンドを知ることで、自社のヒットに繋がりそうな法則を見つけていきましょう!

ゲーム業界におけるプロモーションとは

プロモーション戦略にはいくつかの種類があることはご存じですよね?でも、業界によって得られる効果は異なるからこそ、その選択に迷うわけです。

そんな中、ゲーム業界のプロモーション戦略においては、複数のメディアを利用した広告が一般的です。大多数はデジタル・オンライン広告の活用から始まり、CMや交通広告のようにオフラインへシフトしていく流れが成果を得るための最適解だとか。

今おさえておきたいプロモーション5選

では、現在ゲーム業界で主流と言われているプロモーションとはいったいどんなものなのでしょうか?特に私がお勧めしたいプロモーションを、今回は5つピックアップしていました。

動画広告

最近の広告の主流はずばり、「動画」です。静止画ではなくなぜ動画広告に効果があるのでしょう?動きのある動画は、一瞬でより多くの情報を伝えることができるからです。

TVとオンライン動画では、オンライン動画の方がユーザーの記憶に残りやすいと言われています。流し見されがちなTVより、能動的に見るオンライン動画の方がより興味をもって見てもらえるのかもしれませんね。アメリカではTVはもちろん、SNSよりも動画広告が効果的であるとする意見もあるようです。

また、デジタル・オフライン広告はアプリ内広告において注目されています。中でも「プレイアブル広告」をよく見ることもありますね。しかし最近は実際のゲーム内容とは違うプレイ動画を表示し、ユーザーの関心を逆手に取ったいわゆる「釣り」と言われるようなプレイアブル広告が問題に。広告主のモラルが問われていますが、実際にそれに対応する手段が無く、せっかくの効果もモラル低下のせいで半減しているといっても過言ではないかもしれません。

でしょう。なんといっても、アプリの新規ユーザー獲得に活用できる利点が主な理由ですね。また、アプリの疑似体験を通してゲームの内容が分かったうえでダウンロードに繋がるので、ユーザーの定着率が高まることも期待できます。

動画と静止画の効果比較については、こちらのブログ記事に詳しく書いています。ぜひご一読ください。

インフルエンサー

インフルエンサーの起用も有効なプロモーションとして一般的です。というのも、YouTuberのタイアップ動画の約半分はゲーム配信と言われているからです。インフルエンサーやゲーム配信者の影響力は、皆様もご存じのところだと思います。

ゲーム実況はインフルエンサーや配信者の人柄やリアクションも魅力のひとつ。ゲームそのものにもう一段階魅力がプラスされる、というのがユーザーの意見のようですね。人気のインフルエンサーがアップするプレイ動画や感想ひとつで、ユーザーのゲームに対する評価も変わっていくことがイメージできます。

さらに、VTuberの存在も忘れてはいけません。VTuberとはトラッキング技術(身体の動きを感知してそのまま映像化したもの)を用いたアバターのこと。VTuberを集めたグループもあったり声色や仕草にそれぞれの魅力があるなど、まるでリアルに存在しているアイドルのようです。

そんな特徴もあり、VTuberはその存在自体にファンがついています。VTuberフェスなどその人気は留まることを知りません。起用するだけでユーザー獲得増加も狙えるでしょう。ユーザーの高い継続力も期待できそうですね!

メディア

メディアのメリットは、期待と関心を高めてくれるニュース記事を通してゲームをプロモートしてくれることです。プレスリリースでがメディアからの取材に繋がることもありますし、閲覧者数の多いゲームメディアへの掲載は大きなプロモーション効果が見込めるでしょう。

新作ゲームのリリース、イベント出展などの発信を自ら売り込むには費用が掛かりますが、メディアからピックアップしてもらうことでチャンスは広がります。また、法人化や役員の人事情報といったものもプレスリリースの対象になるので、積極的に活用できるようにしていきましょう。

オフラインイベント

最近はパンデミックの影響もありオンライン化していたイベントも、時代に合わせたスタイルで少しずつ活気を取り戻しています。先日は東京ゲームショウも3年ぶりにリアル開催。久しぶりの大型イベントにわくわくした方も多いのではないでしょうか?

オフラインイベントでは見込みユーザーへの売り込みだけではなく、購入済みのユーザーに製品の利用方法を案内したり購入後のフォローも対面で対応できます。一方向的なアピールになりがちな広告でも、イベントでユーザーに対して直接アピールできるのは魅力的ですね。

SNS

SNSを活用したプロモーションでは今回、Twitter、Instagram、TikTok、YouTubeをピックアップしました。

最近ではWEBサイトよりもSNS経由で商品が検索・購入される傾向が高まっているようです。SNSのハッシュタグやリツイートといった機能を活用すれば、より多くのユーザーに対して情報を拡散することができます。うまく活用することで、自社商品の認知拡大をみこめたり新規顧客を増やすなどの効果が期待できそうです。

では、各SNSによるプロモーションの特徴や効果についてご紹介します。

Twitter

Twitterは20代までの若年層に利用割合が高いSNSです。「リアルタイムの情報が得られる」「リツイート機能」「カスタマーサービスに利用可能」などが特徴ですね。
Twitterはユーザーに対しリアルタイムでやりとりをすることができるので、親近感を持ちやすいと言われています。リツイートで大きな反響があればいわゆる「バズる(ヒットする)」ことも見込めます。是非ともバズっていきたいところです!

Instagram

Instagramも若年層の中でも特に女性を中心に普及しています。
トレンドに敏感なインフルエンサーも多いのですが、Instagramはどちらかというとビジュアルに特化しており、拡散力自体はあまり高くないようです。
つまりInstagramを活用するには、「インスタ映え」するようなビジュアルに訴えかけるプロモーションが効果的ということですね。ゲームそのものやブランドイメージを視覚情報から向上させていきましょう。

TikTok

TikTokはショートムービーを感覚的に選択することができる気軽さが、他のSNSにはない特徴です。
ショートムービーでは、ビジュアルとサウンドの両方に訴えかけるプロモーションを意識するのがコツです。音楽や台詞などを盛り込むとより効果的。文字情報よりも記憶に残りやすいと言われています。

Youtube

SNSの中でもYouTubeは幅広い年齢層に親しまれています。そういった意味では、他のメディアプロモーションより高い効果をあげるチャンスがありそうですね。
TVと違ってCMがないためゲーム動画の視聴に焦点化することができ、狙ったユーザー層にダイレクトに届けることができます。実際のプレイ動画や実況動画をじっくり観ることができるので、ユーザーはゲーム内容をより深く理解したうえで購入してくれるでしょう。
また、他のSNSと併用することでお互いのメリットを活かしつつも、幅広い層に向けた情報拡散を狙えます。

ヒットを生み出すプロモーションとは

5つのプロモーションそれぞれの特徴や効果について、いかがでしたか?

「ヒットを生み出す」に焦点化していこうと思ったとき、プロモーションを行う目的を改めて整理しましょう。例えば「予算をかけても認知拡大を目指す」のであればYouTuberとのタイアップ、「予算は押さえて地道に宣伝活動を行いたい」のであれば小規模な広告出稿といった形です。

リスクヘッジとして、プロモーション戦略は複数検討しておくとより安心です。なぜなら当初の計画と異なるケースが発生する場合もゼロではないからです。

では、具体的に「ヒットを生み出すプロモーションの条件」がどのようなものか、まとめてみました。

参加やシェアが容易

プロモーション広告を成功させるには、シェアや参加が容易であることが大前提です。

複雑で手間のかかるキャンペーンは、いくら魅力的であってもユーザーが離脱してしまうもの。ユーザーの参加意欲を損ねないためには「応募条件の緩和」「応募の最適化」といった工夫が必要ですね。

動画を活用する

「動画」そのものが、「面白いプロモーション」として認識されやすいと言われています。

感覚的な理由だけではありません。オンラインメディアによる動画フォーマットの拡大や、動画専門メディアの普及もそれを裏付けています。

また、Amazon・eBayのレポートとしてもそれは証明されています。商品の概要として静止画ではなく動画広告を追加すると、商品を購入してもらえる可能性がなんと最大35%アップするということが明らかになっているのです。

ユーザー側に主体性を持たせる

ユーザー側に主体性があるプロモーション広告を用いるメリットはなにか。それはなんといってもユーザーが「面白い」と体感しやすくなることです。

インパクトがあり質の良い広告を使っていても、結局そのゲームが選ばれるかどうかはユーザー次第。だからこその「ユーザーのための広告」。ここに立ち戻ったプロモーションこそ、購買決定率の向上に繋がるといっても過言ではないでしょう。

「#(ハッシュタグ)を付けて投稿した中から抽選でプレゼント」といったように、ユーザー参加型のプロモーションは、ユーザーの主体性を高める良い例といえますね。

知名度と認知度を高める

ですが、ただやみくもに広告をあげても費用対効果は見込めません。

大切なのは「知名度」と「認知度」。前者は文字の通り「名前が知られているか」。それに対して後者は「内容を正確に認識されているか」です。この2つを達成できているかどうかが、適切なプロモーションであるかを確認する鍵となることをしっかり覚えておきましょう!

動画広告事例

「Mr.GAMEHIT」はゲーム専門広告支援サービスです。制作実績を実際の動画広告事例としてご紹介します。

StudioZ株式会社

『SHAMAN KING』初のスマートフォン向けゲームです。

3Dで完全再現された魅力的なキャラ、迫力満点の映像を楽しめます。

漫画風のデザインに併せて全体的に装飾を施し、高クオリティの格好良い奥義シーンを一部使用することでユーザーのプレイ欲を高める動画に仕上げています。

株式会社Aiming

『CARAVAN STORIES』のスピンオフタイトルです。

片手で遊べるオートアタックの手軽さのみならず、100種類以上のスキルを組み合わせることで爽快なアクションも体験できるアクションゲーム。

カジュアルゲーム好きなライトゲーマーをターゲットに、多彩な攻撃を動画に組み込むことで、興味を引く内容になっています。

 Koch Media(現PLAION)

世界累計販売本数3000万本を記録したセインツロウシリーズの最新作。

オープンワールドならではの世界観と従来のファンをターゲットに制作しました。

シリーズ特有の「バカバカしさ」の魅力を伝えるだけではなく、映像に緩急をつけることで格好良さも意識した仕上がりとなっています。

まとめ

プロモーション戦略におけるさまざまな手法がおわかりになったでしょうか?ゲーム業界ではまず、ユーザーの目線に合わせた工夫が必要です。

ユーザーがよく利用する媒体であるSNS、オンライン広告・プレイアブル動画を活用することで認知度やゲームの継続性を高められますし、オフラインイベントではより直接的で細やかなフォローが期待できるでしょう。インフルエンサーの影響力も外せません。

ゲームの特性や魅力を引き出すプロモーションを目指すのはもちろんですが、「プレイしてみたい!」とユーザーの関心を高められるような戦略を練る必要があります。

「Mr.GAMEHIT」は、ゲーム専門動画広告支援サービスです。業界に特化したサービスを提供することで、“ゲーマーが作るゲーム動画”を5000本以上の制作した実績があります。「プレイしたい!」「もっと先をみたい!」というユーザー心をくすぐる動画制作と広告運用は、ゲーマーならではのノウハウ。ゲームの魅力×ユーザー心理を熟知したチームにお任せください。

動画マーケティングをお考えの際にはぜひ、クオリティの高い動画制作と広告運用をまとめて任せられるMr.GAMEHITにご相談ください。

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