「デジゲー博2022」に行ってみたレポート(後編) | ゲームの動画制作・広告運用「Mr.GAMEHIT」ブログ
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「デジゲー博2022」に行ってみたレポート(後編)

毛利 優棋のプロフィール画像
ディレクター

毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利優棋です。
引き続きデジゲー博2022に行ってみたレポートをお届けしたいと思います。

・「デジゲー博2022」に行ってみたレポート(前編)はコチラ

今回のデジゲー博2022は10回目の記念ということもあり多くのブース、ゲーム制作者さんが出展していました。レポート後編は、1つでも多くのタイトルをご紹介できるように注目ブース・タイトル・ジャンル別というようにカテゴライズをしてお届けさせていただきます。

「デジゲー博2022」出展リストはこちら

ドラマでも話題のジェムドロップ

4階Z-01のジェムドロップのブース、ここではドラマ「アトムの童」でも登場している「COGEN: 大鳥こはくと刻の剣」と「Kizuna AI – Touch the Beat!」の2タイトル展示が行われていました。

COGEN: 大鳥こはくと刻の剣

開発元:ジェムドロップ

COGEN: 大鳥こはくと刻の剣、このゲームの特徴は「剣戟、即死、時戻し」基本はこの3つの要素で構成されるアクションゲームです。3秒間だけ時間を巻き戻せる「ウロボロスシステム」を駆使して、その時々で最良のアクションを選択してステージを攻略します。
繰り返しプレイすることでどこまでもうまくなる本作は本編だけではなく、追加シナリオとプレイ可能なキャラクターもダウンロードコンテンツとして用意されているのでやり込み派も大満足!

ドラマ「アトムの童」にも登場

ドラマ「アトムの童」でSAGASフェス開催の際に「PLAY LIFE」のトップ掲載されていた本作をまだプレイしたことがないゲームファンもドラマファンはこの機会に是非とも遊んでほしい。

COGEN: 大鳥こはくと刻の剣公式サイト

Kizuna AI – Touch the Beat!

開発元:ジェムドロップ

ゲームの特徴や魅力ポイント

Kizuna AI – Touch the Beat!はバーチャル空間で 「Kizuna AI」に会える、一緒に遊べるリズムゲームです。PS VR / PS VR2に対応していますが、VR無しでも遊べる「non-VRモード」を搭載しています。

どんなユーザーが楽しめるか

「Kizuna AI」に会える、この一言が刺さるユーザーはもちろん、リズムゲームとしての完成度も高いので自宅で本格的にプレイしたいユーザーにもおススメです。VRは没入感を高めてくれるし、「non-VRモード」搭載という点も嬉しいポイント。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・「Kizuna AI」訴求
・楽曲訴求
・モード訴求

この訴求で見込める効果

「Kizuna AI」のアクション、ステージの動きなどはユーザーを惹きつける効果が大きいので訴求ポイントです。楽曲の訴求では曲はもちろん、譜面とアクションで聴覚と視覚を刺激することでゲームの世界へ引き込むことができそう。
モードの訴求はVR、non-VRというだけではなく、ステージを自由に動き回れるViewモードを搭載している点もゲームの幅が広いアピール要素として推していきたい。

プレイを終えた感想

実際にプレイしたかったもののちょっとVRは恥ずかしい…ただ、本作に「non-VRモード」が搭載されていることは勉強済みの筆者は勇んでブースへお邪魔させていただきました。「今回はVRモードでの体験となります」と、いうことでいざ試遊をさせていただきました。

VRは本当にすごくて、目の前にいるんですよ「Kizuna AI」が…リズムゲームとしてのアクションもすごく面白いし、初心者から上級者まで楽しめるゲームだと思いました。コントローラーをもってのアクションが本当に楽しくて、ブースであることを一瞬忘れてしまうくらい没入感が味わえてめちゃくちゃ楽しかったです。
本作は2023年初頭に発売予定となっているので詳細は公式ページをチェック!

Kizuna AI – Touch the Beat!公式サイト

目が離せないG-MODE

4階Y-07に出展していたG-MODEのブースでは、「ルクちゃんのハートバルーン」と「OU」の2タイトルが展示しており、試遊で大賑わいでした。

ルクちゃんのハートバルーン

制作元:RucKyGAMES

ゲームの特徴や魅力ポイント

ルクちゃんのハートバルーンは、お花を集めてハートバルーンをつくるめちゃくちゃ可愛い水彩調のパズルゲームです。ストーリーを楽しむお話モード、1人でも2人でも遊べるフリーモード、じっくり考えて遊べるパズルモードの他に、絵や音楽を鑑賞できるギャラリーモードがあります。

どんなユーザーが楽しめるか

可愛いくて絵本調のデザインが好きなユーザーには特におすすめ。可愛いキャラクターが展開するストーリーはもちろん、ゲームの方もパズルゲームが好きなユーザーもしっかりと楽しめる内容となっています。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・世界観訴求
・モード訴求
・遊び方訴求

この訴求で見込める効果

登場するキャラクターがとにかく可愛いく、世界観も優しい本作のデザインに魅力を訴求して刺さるプレイヤーは多いはず。おはなし、フリーモード、パズルモード、ギャラリーと各モードの魅力を伝えてゲームに惹きつけることができそうです。ゲームの遊び方を訴求して実際にプレイしたい欲を刺激します。

本作は「ナンプレClassic」や「ぐんまのやぼう」のRucKyGAMESが開発しており、2023年3月3日にニンテンドーeショップで配信予定。

ルクちゃんのハートバルーン公式サイト

OU

開発元:room6 G-MODE

ゲームの特徴や魅力ポイント

OUはどこか遠い日々に見た、おぼろげな景色のような世界・ウクロニアの干上がった河原で、記憶を失くした状態で目覚めた少年「OU」が尻尾に火をつけたオポッサム「サリー」に誘われ、自身の物語を追う旅に出かけるアドベンチャーゲームです。

どんなユーザーが楽しめるか

世界観、キャラクターのデザイン、音楽のこだわりなど本作を視覚・聴覚で感じて引込まれるユーザーは多いはず。アドベンチャーが好きなユーザーには絶対におススメ。

プレイを終えた感想

試遊の列が絶えない本作をどうしても触りたくて、少しだけプレイさせてもらいました。ゲームの世界観、キャラのタッチや動きなどとても好きなタイプでじっくりやり込みたい、ずっと見ていたい…そんなけん引力を感じたゲームです。今後、リリースが待ち遠しい一本です。

「OU」公式サイト

試遊が充実していたメビウス

4階Z-10で試遊スペースが大人気メビウスのブースでは5つのタイトルが展示されていました。写真は今回ピックアップする「あの、素晴らしい  をもう一度」です。

アパシー 鳴神学園七不思議

ホラーの名作「学校であった怖い話」のアパシー最新作のホラービジュアルアドベンチャー。怖い話を聞きながら、質問や回答がシナリオの変化に繋がる本作は2022年8月4日より配信中。

妖精王国

ハチクマソフトの最新作となるこのゲームはファンタジー世界のエリン島を舞台として繰り広げられるJRPG。妖精たちが「陰の国」の平和を再び取り戻す物語の序章という本作は2024年に発売予定。

Rolling Gunner+Over Power

90年代アーケードゲームをリスペクトして制作されたローリングガンナーに追加コンテンツ「オーバーパワー」が収録されている一本。ド本格派横スクロールシューティングを味わい尽くせる。

宵祓い探偵 ミアズマブレイカー

全方位から襲い来る大量の悪霊(ミアズマ)を 祓っていく全方位除霊アクションシューティング。本作は現在開発中となっておりNintendo Switchで2023年発売予定。

あの、素晴らしい  をもう一度/再装版HD

ゲームの特徴や魅力ポイント

あの、素晴らしい  をもう一度/再装版HD」は自転車創業制作のオリジナルノベルゲームです。目覚めた時に俺には過去がなかった…傍らにいた少女には未来がなかった…この2人が互いに欠けた過去と未来を取り戻すべく旅に出ます。

どんなユーザーが楽しめるか

本作はANOS(Advanced Novel Operation System)というシステムを採用しており、物語は積み重ねで変化する累積型シナリオとなっているのが特徴です。だからノベルゲームが好きなユーザーはもちろん、枝分かれ方式では物足りなさを感じているユーザーには是非ともプレイしてほしい一作。
オリジナルが発売されたのは1999年9月、当時から非常に人気の高かった本作は移植と改良が重ねられ、5度目の今回ついにコンシューマー化が決定。

2023年3月9日にNintendo Switchで発売が決定しているのでここからのプロモーションなどは要チェック。

あの、素晴らしい  をもう一度の公式サイト

制作元:自転車創業

ピックアップタイトル

たたかえ!ハルモニア音楽隊

ゲームの特徴や魅力ポイント

たたかえ!ハルモニア音楽隊はクラシック音楽をテーマに、音楽家が楽器でたたかうRPGです。音楽のあふれる国、ハルモニア王国の秘宝である「ハルモニータクト」が隣国の女王に奪われ、これを取り戻すために音楽家が冒険の旅に出発します。

どんなユーザーが楽しめるか

RPGが好きなユーザーはもちろん、クラシック音楽が好き、楽器が好きな層は本作の様々な場面で楽しめる場面が多そうです。もちろん、音楽の知識がなくても楽しめる仕様になっており、遊んでいるうちに自然に音楽や楽器の知識が得られます。

音を使ったギミックや楽器博物館、様々なイベントなどはもちろん、RPGとしてもユーザーのツボを押さえているマップなど見どころが多い作品だと思いました。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・世界観訴求
・イベント訴求
・ギミック訴求

この訴求で見込める効果

音楽が様々な場面で散りばめられた本作の世界観、可愛いキャラクターはユーザーの注目を集める効果があるでしょう。イベントも小ネタが満載なので、知る人ぞ知るホウキのネタなどは積極的に使っていきたい。音楽を使ったギミックを見せることでユーザーのやってみたいを刺激してプレイにつなげることができます。

デジゲー博ではゲーム内のギミックを集めた「たたハル音感テスター」を展示、後日これはフリーゲームとして公開予定。本作はまだ開発中ですが、Steamでアーリーアクセス版が配信されているので気になる人は是非ともプレイして欲しい。

たたかえ!ハルモニア音楽隊Steamページ

https://youtu.be/atZ0Be1MKDQ
開発元:たたハル製作委員会

Romp of Dump(ロンプ・オブ・ダンプ)

制作元:ザクロスケ

ゲームの特徴や魅力ポイント

Romp of Dump(ロンプ・オブ・ダンプ)は女性向けのクズ囚人観察アドベンチャーゲームです。登場するキャラクターはすべてイケメン男子(囚人)で、彼らとゆる~い空気の中で危険なトランプ勝負をして物語を進めていきます。

どんなユーザーが楽しめるか

女子向けの作品となっているものの、男子も楽しめるゲーム性、ギミック、シナリオとなっています。全キャラクターのモーション総数は200種類以上、表情差分もキャラクターごとに100種類以上と力がこもっている点は見ているだけでも相当楽しい。

動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか

・キャラクター訴求
・ミニゲーム訴求
・モーション訴求

この訴求で見込める効果

主人公以外の登場キャラクターは全員犯罪者、ただし主人公も異常者という「負の多様性」がテーマの本作ですが、キャラデザインは親しみやすいのでギャップを使った訴求ができそう。ブラックジャックなどカジノ風のミニゲームは本格的、駆け引き要素もあるのでゲームに惹きつける効果が期待できます。
イラストを2Dアニメーションとして動かすLive2D技術により動くキャラの「癖」を見抜けるかが勝敗の鍵となっているので訴求に使ってユーザーのプレイしたい気持ちを高めることができそうです。

現在、体験版がSteamでダウンロードができるので気になった人はコチラよりチェック。

Romp of Dump(ロンプ・オブ・ダンプ)Steamページ

Trace of Gladius(トレイス オブ グラディウス)

ゲームの特徴や魅力ポイント

Trace of Gladiusは剣の振り方によって発動するスキル「Trace」を駆使して戦うVRソードアクションゲームです。デジゲー博では実際にスキルエフェクトが実装されたバージョンが体験できました。

キャラデザインが凄くイイ感じ、ゲーム画面はまだ開発中ですがVRでソードアクションゲームという点は注目度が高い作品だと思います。本作の開発進捗はTwitterでチェック!

Trace of Gladius公式Twitter

スサノオ~日本神話RPG~

開発元:ハチクマソフト

ゲームの特徴や魅力ポイント

スサノオ~日本神話RPG~は物語の舞台となる芦原中津国(あしはらなかつくに)でダンジョンを攻略しながら物語を進めていきます。シンプルなゲームシステムだからこそ、純粋にRPGを楽しめていると実感ができる本作はNintendo Switchで絶賛発売中!

スサノオ~日本神話RPG~公式サイト

悠久のユーフォリア プレリュード

著作制作:Everlasting / でっかい剣が好き

ゲームの特徴や魅力ポイント

悠久のユーフォリア プレリュードは永遠神剣シリーズ第3章悠久のユーフォリアの前日譚となるゲームで、2023年にクラウドファンディング実施を予定しているタイトルです。すでにクラウドファンディングが終了している同シリーズの「追想のエノン」は目標を890%達成していることからも、本シリーズを待ち望んでいるユーザーの多さを感じることができます。

現在は「追想のエノン」と同時進行で、悠久のユーフォリア プレリュードを制作、今年はARアプリLocatone上で動く「異世界のヘリオン」という現実の街を歩き回りながらストーリーを体感するARサウンドアドベンチャーゲームもリリースしてたので超過密な制作状況となっていた同作品。
進展状況は公式Twitterでチェック。

悠久のユーフォリア&永遠のアセリア 永遠神剣公式Twitter

Moksha

ゲームの特徴や魅力ポイント

Mokshaは様々な感情や過酷な環境による苦悩からの解放を描いた本作は、拳を含め40種類以上もの武器を扱うブルータルなアクションに重点を当てたゲームです。攻撃のパターンも多彩、トドメのアクションなども実装されているのでアクションゲーム好きはやり込みたくなる一作。

雑多でダーク、現実離れした世界だけどどこかにありそうな怖さがある本作はSteamとNintendo Switch(予定)で2023年にリリースを予定しています。

ブレイブダンジョン 正義の意味

ゲームの特徴や魅力ポイント

ブレイブダンジョン 正義の意味は魔神少女シリーズである前作のブレイブダンジョンの基本システムを継承した続編です。かわいい3人の主人公の中から1人を選んでプレイするのですが、ストーリー、システムはそれぞれ別々のものとなっており、クリアすることで新しいシナリオが登場するなどやり込み要素も魅力的。

現在Steamにてアーリーアクセスを開始しているので気になる人は是非ともチェック。

ブレイブダンジョン 正義の意味Steamページ

開発元:INSIDE SYSTEM

ELECTRIAR CODE(エレクトリアコード)

ゲームの特徴や魅力ポイント

ELECTRIAR CODE(エレクトリアコード)は全長20cm台の美少女AIエレクトリアを育成して闘うフルオートAIアクションゲームです。必要な操作は「育てる」「愛でる」「応援する」だけで、人間の操作度外視の超ハイスピードバトルが楽しめます。

キャラクターのエディット&着せ替えに力が入っており、500以上の装備がガチャなし無料で入手でき、容姿も細かく設定できるので本当に世界に一人、自分だけのヒロインを創造することができます。
AIだから長く付き合えば付き合うほど戦い方などを学習して育ってくれるので、パートナーと一緒に過ごして理解し合って成長する体感を楽しむことができるのも本作の魅力です。

ELECTRIAR CODE(エレクトリアコード)公式サイト

Strange Telephone(ストレンジテレフォン)

ゲームの特徴や魅力ポイント

Strange Telephoneは電話をかけて奇妙な世界を旅する2Dアドベンチャーゲームで、その中に登場する電話「グラハム」を実際にブースでは触ることができました!

レトロな実機のボタンをプッシュすると、モニターの中でグラハムが動いた時はすごく感動。きっと、この時に自分の電話番号をプッシュした人も多い筈ですが、奇妙な世界を想像する際の番号は6桁だったことに後々に筆者は気が付きましたが…電話がいつか来るかもしれないと心の片隅で楽しみだったりもしています。

現在、販売中の同作が気になる方はコチラをチェック!

Strange Telephone公式サイト

開発元:HZ3 Software

Ninja or Die

ゲームの特徴や魅力ポイント

Ninja or Dieは中世日本を舞台に、神速で敵を倒す隠密になりステージ攻略を目指す2Dアクションゲームです。高速で精密、そして何度死んでもやりたくなる中毒性は是非とも体験して欲しい。

以前から気になっていた本作でしたが、ついにデジゲー博でブースでご挨拶ができてとても嬉しかったです。

制作元:Nao Games

鬼ヶ谷いんくらいん

ゲームの特徴や魅力ポイント

鬼ヶ谷いんくらいんは武具を奪われた丸腰の主人公が鬼の攻撃をかわしながら、村に走るインクライン(傾斜鉄道)を駆使して封印する方陣まで運ぶという独特な戦闘システムのゲームです。
荷台に乗せる鬼の数で難易度が変わり、封印した際の得点も変わるのでひたすらプレイして技術を磨きたいユーザーに強くおススメのゲームです。

鬼ヶ谷いんくらいん公式サイト

制作元:求道庵

琉奈と悪夢の館

ゲームの特徴や魅力ポイント

琉奈と悪夢の館は横スクロールゴシックホラーアドベンチャーゲームです。主人公の一夜琉奈を導いて謎解きやミニゲームをして異形が彷徨う洋館からの脱出を目指すのですが、多くのバッドエンドとノーマルエンド、そしてトゥルーエンドが用意されています。

もんグラ」でおなじみZephyrStudioの新作は2023年にリリースを予定しており、こちらの進捗はSteamのページでチェック。

琉奈と悪夢の館Steamページ

開発元:ZephyrStudio

こふんは生きているーマホロヴァ・クラブの死体さがしー

ゲームの特徴や魅力ポイント

こふんは生きているーマホロヴァ・クラブの死体さがしー」は自分を古墳だと思い込んでいる男の子が繰り広げる王道ジュブナイルアドベンチャーゲームです。
キャラクター、世界観の発想がどこまで行くのか注目度の高いCAVYHOUSE(ケイビーハウス)が只今開発中の新作だけに今後の進捗が気になる作品です。

SpookySalvage(スプーキーサルベージ)

SpookySalvage(スプーキーサルベージ)は19世紀ロンドンの幽霊屋敷を舞台に、お部屋の模様替え要素・放置蒐集要素を組み合わせたアドベンチャーゲームです。
制作者のAchamothさんは放置育成アプリゲーム「触手を売る店」で知っている方も多いと思いますが、今回の新作SpookySalvage(スプーキーサルベージ)のメインビジュアル・人物グラフィック・スチルなどを双子の姉であるすとっぱさんが担当しているとのことで驚いた方も多いはず。

会場ではタイミングを逃してデモプレイができなかった本作ですが、世界観、ビジュアル共にストライクな本作は機会があれば是非ともプレイしたい本作は、12月3日から4日に放送される世界最大級インディゲームの祭典「INDIE Live Expo」でも取り上げられる予定で、新情報も公開されるということで今後も目が離せません。

Achamothさんの公式サイト すとっぱさんのTwitter

マジカオス

ゲームの特徴や魅力ポイント

マジカオスは最大4人で対戦するオンライン・マルチプレイヤー弾幕シューティングパーティゲームで、プレイヤーは可愛い魔法少女を操作して弾幕や魔法を駆使し、お互いのライフを奪い合います。戦闘の前にキャラクターと弾幕・スキルを選んでカスタマイズをするのも本作の特徴で、戦い方の幅はプレイヤーの数だけあるので自分好みにカスタムをして勝利を目指します。

制作元のスーパースターマインは大学サークル発の勢いがあるゲーム制作チームなので、今後の進捗に注目。マジカオスは現在、Steamでウィッシュリスト公開中なので気になる人はこちらよりチェック!

マジカオスSteamページ

制作元:SUPER STARMINE

ピックアップタイトルの後半でご紹介した「鬼が谷インクライン」、「琉奈と悪夢の館」、「こふんは生きているーマホロヴァ・クラブの死体さがしー」、「SpookySalvage」、「マジカオス」の5タイトルに関しては、デジゲー博の開催前に制作者さんのインタビューが同人誌&ゲーム制作サークル「qbert」さんより公開されています。

ゲームの制作者さんの貴重なお話をたくさん聞けるコンテンツなので、ゲームと併せてこちらの「qbert通信」もぜひチェックして見てください。

ここからはスペースの関係で駆け足となりますがジャンル別で注目のタイトルを一挙にご紹介させていただきます。

ジャンル別注目タイトル

シューティング

Mecha Ritz: Steel Rondo

メカリッツは誰もが楽しめる骨太シューティングゲーム。FM音源で構成されている音楽とアート調に描かれたグラフィックの本作はNintendo SwitchとSteamで販売中。

ホロウシューター

オイシ研が制作中のホロウシューターはスマホ向けの「しっかり狙う」アクションシューティングゲーム。アクションはもちろん、キャラボイスもすごく良い!

UnitedFire(ユナイテッドファイア)

SDユニティちゃんを操作して3分で気軽に遊べるマルチプレイシューター。会場ではベータ版が頒布されており、1枚いただいたのでプレイさせていただいております。

∀stralbringer -蓋影のアーカリウム-

マウスとキーボードで操作・攻撃をする全方位シューティング。超ハイスピード、超弾幕の死にゲーですが独特な操作とアクションに中毒者が多数。

Enepulate(エネピュレート)

守護と侵攻に分かれて戦うシューティングゲーム。普段は体験できないボス視点からの対戦ができる点が面白い。

C.C.S.B.(Trial version)

RebRankで制作中の全方位固定画面アクションシューティングゲーム。音楽と弾幕、武装の種類、アクション、そしてセレスさん可愛い…と見どころは多いので是非ともチェック。

魔砲少女のメイガスフィア

超高火力の「魔砲」を持つかわいい少女を操って敵も街も全てを破壊し尽くす無双系TPSゲーム。完全破壊(フルブレイクシステム)は必見。

Project ICKX(プロジェクトイクス)

フライトアクションゲームとその周辺サービスを開発・運営する同人サークルで、デジゲー博2022では2階に巨大な試遊ブースが設置されたことで圧倒的な存在感を誇っていました。

アクション

Raindrop Sprinters

その昔、学校などで雨粒を避けて遊んだことがあるでしょう?あれがそのままゲームになった本作は雨粒を避けて渡り廊下を走り抜ける固定画面のアクションゲームです。シンプルだからこそハマる本作は2023年初頭にNintendo Switchで発売予定。

蛮勇戦域バルバリオン

格闘ゲームのような駆け引きとアクションゲームのようなバトルバリエーションの両立を目指している本作。攻撃のアクションやぎりぎりの回避アクション、必殺技など見どころが多い。

星樹の機神 夢幻桜楼閣

ゲームサークル電猫遊戯が制作中のダンジョン探索×3Dアクションゲーム。今なら戦闘体験版が公式サイトでDL試遊可能、今後の進捗が楽しみな一作。

憑霊剣戟

サークルBroken Deskが開発中の巫女さん3D剣戟アクションゲームで、憑依するモノノケを切り替えるとキャラの装いも変化して使う技も変わります。連撃が決まると気持ち良さそうな本作は只今制作中。

廃棄神譚

ヒロインを護ることがベルトスクロールアクションゲーム。主人公の3つの基本アクション+ヒロインごとに変化するプレイスタイルなど個人的にすごく気になる一作なので次のイベントでも注目したい。

ルーチェの手録

魔獣と会話ができる少女ルーチェと、魔獣の子リック、人間嫌いの獣医ハイレンと一緒に、リックの母親の治療法を探す旅に出る本作はアイテムを駆使して進む2Dアクションゲーム。

UNSLEPT

インディーゲーム開発ユニットUGONO STUDIOが開発中の2DピクセルRPG。デジゲー博では序盤のボス戦が試遊できました。世界観やキャラデザ、音楽が良い感じなので今後の開発状況は要チェック。

Project:Tail

尻尾を使った攻撃で敵を倒していく3Dアクションゲーム。リアル調のモデルや攻撃モーション等にこだわって作られている本作の今後の展開に注目をしたい。

VOIDLASE(ボイドレイズ)

レーザーを駆使して戦うアクションゲームの本作、レーザーで一閃した際の爽快感は一目見たら実際にプレイして味わいたくなるはず。只今絶賛開発中。

ココロクローバー

日曜朝のホビーアニメがテーマのアクションアドベンチャーゲーム。シリーズの最新作はNintendo SwitchとSteamですぐに遊べるので日曜日の朝気分を是非とも楽しんでほしい。

MachineClad

ロボットのハイスピードアクションがすごいので、まだ知らない人は1回動画をみて欲しい。体験版をBOOTH販売&FANBOXの支援リワードとして配布しているので気になる人はチェックしてみてください。

RuinsWar

SideGameStudioが制作している遺跡を巡るスタイリッシュアクションRPG。遺跡の謎に巻き込まれていく少女、そしてその先に待つストーリーに注目。

断崖のカルム

断崖の町探索アドベンチャーゲーム。崖の町で雲海と共に暮らす人々の暮らしや、町に眠る謎、雲海の探索などストーリーやシナリオ、精密に描かれている世界観にも注目をしている一作。

ヴァイオレットフジ子

硬派レトロな横スクロールアクションゲームの本作は普通にプレイしてクリアするのは難しい仕様になっている。頭脳とゲーム神経を最大限に駆使して挑戦する価値あり。

蒐命のラスティル-とこしえの迷宮城-

突如出現した謎の迷宮城に主人公のラスティルが挑むローグライクアクションゲーム。モンスターを捕獲、育成して共闘、爽快感のある武技などは是非とも体験してほしい。

パーリィ・ナイトメア

タマシイとなったプレイヤーを操作し、ホンノウと協力しながらパリィアクションを駆使して迫りくるナイトメアを退けるゲーム。ゲージを溜めて一気にバーストした時の快感は凄く気持ちいい。

シューフォーズ

こわす、さがす、うばいあうでおなじみのシューフォーズ!可愛いUFOたちの対戦アクションゲームのデザイン、世界観は見ているだけでも楽しくなるし、音楽もすごくいい感じ。

パズル・リズム

ばけねこ探偵事務所

お調子者のばけねこが活躍する謎解き脱出ゲームです。謎解きのステージも豊富、コミカルでアクションも楽しめる作品です。

けも騎士ぶれいく!

呪われた防具を脱げなくなった冒険者達の呪いを解呪、破壊するケモミミ×騎士×爽快アクションパズルゲーム。ケモナーはとりあえず黙ってインストールをするべし。

アスタトランザクションP2V2

パズルとアドベンチャーゲームのHurtful魔術学園ストーリーが繰り広げられるアスタトランザクション!!!のプロトタイプとなる本作はiOS版は11月13日よりリリースが開始されています。

灯りの王子と陰りの塔

魔法のランプを携えた灯りの王子が自らの「カゲ」とともに出自を知るため荒廃した塔の頂上を目指すパズルアクションゲーム。リリースは2023年を予定。

シノビスラッシュ

忍者×斬撃×音ゲーで爽快感あふれる新感覚和風リズムゲーム。オリジナルの和風楽曲はもちろん、有名曲も収録されている。シナリオモードも楽しく、ノーツも見やすく、斜めの斬撃が気持ちいい。

アドベンチャー・ノベル

烏龍ノ茶は親の仇と憎しみの味

鳥の化物に両親の命と声を奪われた少女が、両親の仇を討ち声を取り戻す為に旅に出るちょっとゆるい アジアン ダークファンタジー。

iron_drill(アイアンドリル)

VRホラーコンテンツ、木造校舎ノ夜とそのスピンオフ作品の木造校舎ノ夜~ちゅらWAY ZERO2特装版~で知っている人もいるはず。展示のドアが怖くて印象的でした。

大学奇譚シリーズ

同人サークルFO.94(フォクシー)が手掛ける論文異能バトル×推理サスペンスノベルゲームです。CASE1、CASE2、主題歌CDが会場で頒布されており、私はCASE1をGET、今からプレイが楽しみな一作。

みえない二等星

雨にして人を外れ

2020年に結成されたビジュアルノベル制作サークルD10RAMA(ジオラマ)が制作している2つのタイトル。シナリオの牽引力がある作品なので、手を付けたら一気にプレイしてしまう人は多いはず。

MINDHACK

悪人の頭の中をお花畑に変えるテキストアドベンチャーゲーム。個性的な悪人たちをハックしてハッピーな人格に書き換えたあとのお花畑シーンは絶対に見るべき。現在Steamでデモ版が遊べます。

犯罪者隔離世界

罪を犯していないのに、犯罪者だらけの世界に迷いこんだ少女が元の世界へ帰るため、世界の創造主に会いに行くゲーム。アドベンチャーパートと、12種類のミニゲームが楽しめます。39人で制作中という制作スタイルが変わっている作品としても注目している作品です。

1f y0u’re a gh0st ca11 me here!(イフ ユーアー ゴースト コール ミー ヒアー!)

画面には一度に3つ以上の吹き出しが表示され、同時に流れる会話の意味を理解し、1つ1つの会話に正しい答えを選択してコンボをつないで行きます。現代の聖徳太子ゲームと言われる本作はSteamですぐに遊べます。

faultシリーズ

ALICE IN DISSONANCEが制作する「少年漫画を少女達でやる青年漫画調の冒険譚」のビジュアルノベルゲームです。ブースではfaultシリーズ第2話下編の試遊、物販があり、1部GETさせていただきました。

恋ひ焦がるるカミカクシ

同人サークル「GloryField」が制作中のビジュアルノベルゲーム。現在、Steamでアーリーアクセスが可能となっている。

エニグママシン

COSENより2023年発売予定のアドベンチャーゲームで昔懐かしいゲームの予測不可能な難解さと不安を掻き立てる演出を体験することができます。

狐が僕を待っている The Fox Awaits Me

竹藪で迎えてくれた少女は狐でした・・・ハイテンションコメディと衝撃のサスペンスの波状攻撃のテキストアドベンチャーゲーム。PS4版が2022年9月8日に発売しています。

RatPark

ヒトの精神を書き換える脳拡張技術が誕生した未来、人智を超えた存在に成り果てるか、或いは人で在り続けるか…脳拡張アドベンチャーゲームの本作は2022年11月12日より先行版2.0.0アプリ配信開始。

シミュレーション・RPG

草原と海辺とそして魔王軍

六角タイルの戦略シミュレーションゲームで、草原チームと海辺チームが協力して魔王軍に立ち向かう。協力プレイなのに、草原チームと海辺チームの仲が悪い点が面白い。

エレマスタ

全てが懐かしいドット絵で描かれたオープンワールドRPG。仲間にできるキャラは300人以上、登場する武器防具は2000種類以上、町100ヵ所、洞窟や遺跡は250ヵ所という本作は現在制作中。

​機動倶楽部Gブレイバーバースト

巨大ロボットの読みあいバトル、ターン制の攻撃、防御のエネルギー配分を読みあいつつ、特殊能力を使って勝利を目指します。

ウェアヒューマン

ゲームテーマは暴力と神話について語るJRPGで少年漫画のようなストーリーの文脈で、差別と神話が描かれています。シナリオに力が入っている点や、魅力的なキャラクターと気になるゲームの一つです。

王天国家

三国志の英傑たちの一大群像劇、漢帝国運営シミュレーションゲームの本作の開発進捗がわくわくする展開になっているので注目してほしい。

ゲーム制作ツールなど

アクションゲームツクールMV

アクションゲームツクールMVは2Dアクションゲームを手軽に作成できるコンストラクションツールです。誰でもアクションゲームを作れるを実現する3つの特徴を備えており、アクションゲームを作るための6つのツールがセットになっています。

追加機能や拡張機能も備わっているので使いこなせば凝った作品も作ることができる本ツールを使って制作されたオリジナルゲームも続々と増えています。
ゲーム制作に興味がある人はチェックをしてみても良いと思います。

アクションゲームツクールMV公式サイト

サウンドミドルウェアCRI ADX LE(無償版)

株式会社CRI・ミドルウェアのCRI ADX LEは、数多くの開発現場で採用されているサウンドミドルウェア「CRI ADX」を無償で使えるライトエディションです。最先端のゲームサウンド制作現場でのニーズやノウハウが反映されており、高度なサウンド演出から細かい音の調整まで、全てがグラフィカルなツール上で直感的に行えます。

インディーゲーム開発、学生におススメとしているこのサウンドシステムは無償・商用可(条件アリ)となっているので気になった開発者さんは以下よりチェックしてみてください。

無償版サウンドミドルウェア CRI ADX LE公式サイト

OPTPiX SpriteStudio

OPTPiX SpriteStudioはキャラクターアニメーションからバーティクルエフェクトまで、2Dアニメーションのすべてを簡単に表現する事ができるツールで、コンシューマーゲームからスマートフォンアプリまで幅広く使われています。
こちらも無料版(条件アリ)があるので気になる人は下記よりチェック。

OPTPiX SpriteStudio公式サイト

Mr.GAMEHIT

じつは…我々Mr.GAMEHITもデジゲー博2022に協賛参加をしており、2階の出口近くにブースも出展していました。大型モニターで動画が放映されていたので目にした人も多いのではないでしょうか。今回はブースに来ていただいた皆様にブラックサンダー(Mr.GAMEHITバージョン)とステッカーをプレゼントしており、このノベルティーが好評でほぼ完売となりました。

Mr.GAMEHITはガチなゲーマー集団がゲームの動画広告の制作と広告の運用サービスを提供しています。オフラインイベントへの参加も積極的に行っている他、動画制作クリエイターの勉強会や交流会の企画なども現在進行中です。

今後、どこかの会場でMr.GAMEHITのブースを見かけた際には是非ともお気軽に遊びに来て下さい。

デジゲー博2022 雑記(後編)

デジゲー博2022閉会後より時間が経過していますが、ブースにてご挨拶をさせていただいた皆さま、後日に掲載の許可をいただいた皆さまに心より御礼を申し上げます。なるべく多くの作品を掲載、紹介、記事で触れたいと思っておりましたが全てのゲームをご紹介することが時間の都合的にもできなかったので、次の機会にはご紹介をさせていただければ幸いです。

記念すべき10回目のデジゲー博2022は大盛況で、ゲームファンの熱い気持ちは11時から16時では遊び足りない、満足できないと感じた方も多いはずです。かくいう私も会場全てを回りきることはできず時間切れとなったので同じ気持ちです。

不完全燃焼や反省点は次回に活かしつつ、会場で気になったタイトルは引き続き追って行きたいと思いますので、みなさまも今回出展していたタイトルで気になるゲームがあれば是非ともチェックしてみてください。

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毛利 優棋

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