こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利優棋です。
今回は「UNREAL FEST 2023 TOKYO」の開催2日目に試遊したゲームをはじめ、お話を聞かせていただいた企業ブースの紹介、拝聴した講演の様子をお届けしたいと思います。
・第1弾 UNREAL FEST 2023 TOKYOに行ってみたレポートはコチラ
UNREAL FEST 2023 TOKYOでは2日目が「Indie Focus」と銘打っておりUNREAL FESTで初のインディーゲーム開発者にスポットが当てられています。
UNREAL FEST 2023 TOKYO公式サイトはコチラ
6月2日は生憎の天候となりましたが、6月3日は台風一過の好天となり開場前から続々と来場者が並んでいる様子を見てワクワクしながらどのタイトルを試遊しようか、講演も気になる、企業ブースも見たいなとあれこれ考えていました。
この瞬間の楽しさもオフラインイベントならではだと思います。それでは早速、2日目のレポートをお届け致します。
UNREAL FEST 2023 TOKYOピックアップタイトル(2日目)
英語ロギア
ゲームの特徴や魅力ポイント
英語ロギアは世界初の「語源で戦うパズルRPG」です。言葉を分解する怪物Word Eater (ワードイーター)が現れ英語が分解され100年、この分解された言葉の意味イメージがロギアというモンスターになり、そんなキュートなモンスターと冒険を進めて行きます。
本作はゲームとしての楽しさに加えて、ゲームを通して英単語の学習、言葉の起源を知ることができる教育×エンタメ作品としても注目度が高い。
どんなユーザーが楽しめるか
パズル・RPGが好きなユーザーはもちろんですが、ゲームを通して英単語を覚えることができる、学習することができるという点で、幅広い年齢が楽しめる作品だと思います。
動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか
・システム訴求
・世界観訴求
・キャラ訴求
この訴求で見込める効果
戦闘時は単語を作りだす「言語コネクトシステム」が採用されており、見た目的にも映えるので訴求の際に使いユーザーの関心を集めることができそう。本作の世界観・シナリオを見せることでRPGが好きな層+パズルゲーム層へアピールをしてゲームの認知獲得の効果が見込めます。
『Words Wild』(ワードワイルド)は単語の影響を強く受けて表現されており、キャラ紹介を通してユーザーの関心を高めることができそうです。
プレイを終えた感想
ゲームの予習はバッチリで、世界観やシステムも把握していた筆者ですが…はい、英単語の予習はしておりませんでした。単語を作るのに苦戦はしたものの言葉を発見できた時はすごく嬉しくなりました。
バトルではじゃんけん要素も合わさって、敵との相性を考えたり、味方の言葉との連携があったり、ボス戦ではお邪魔文字が出現したりとすごく楽しかったです。
英語が苦手という人にも安心の辞書機能がついている親切設計という所も本当にありがたく、これなら英語が苦手な人でも気軽にプレイ&勉強ができちゃいそうだなと感じました。
英語ロギアは2023年にスマホアプリで配信予定なので今後の進捗情報を待ちたい。
Guns Undarkness(ガンズ アンダークネス)
ゲームの特徴や魅力ポイント
Guns Undarkness(ガンズ アンダークネス)は『ペルソナ』シリーズや『真・女神転生』シリーズの作曲家・ディレクターとして知られる目黒将司が1人で制作しているステルスアクション×JRPGです。
核戦争後の荒廃した世界で、PMC(民間軍事会社)の一員となり仲間と共に任務を遂行していく本作の世界観、キャラデザイン、エンカウント・戦闘システムやシナリオに魅力を感じるユーザーは多いはず。
どんなユーザーが楽しめるか
ガンアクション、ステルスアクション&RPGが好きなユーザーはプレイしたくなると思います。キャラのデザインや質感的な表現もすごいので、魅入ってしまいついつい触りたくなる人もきっと多そうです。
動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか
・キャラビジュアル訴求
・アクション訴求
・ターン制コマンド選択バトル訴求
この訴求で見込める効果
主人公をはじめチームのキャラビジュアルがカッコイイので推していきたい。訴求する際にはアクションを交えて見せることで、ユーザーの関心を集める効果が期待できます。
戦闘に入る前のステルスアクションもテクニカルな動きができるので、見せ方のパターンをいくつか作り本作の面白さを伝えることができそう。戦闘時のターン制コマンド選択バトルはコマンド選択+アクションを訴求に使い実際にプレイしたい欲求を高める効果に期待が持てます。
プレイを終えた感想
一目見て、Unreal Engineの表現するキャラのスーツの質感とデザインにやられました。ステルスアクションが楽しいし、ガンアクションでのエンカウント方法もカッコイイ!
バトルも通常攻撃とスキル攻撃の選択、相手の防御スーツと銃の相性、遮蔽物に隠れるカバーアタック等、見ごたえもやり応えも凄くてどんどん先に進んで「もっとプレイしたい、じっくり見たい〜」と率直に感じて今から開発の進捗、リリースが楽しみになりました。
現在、開発中のGuns Undarkness(ガンズ アンダークネス)はSteam版のページがあるのでそちらをまずはチェック!コンソール版の販売も決定しているので、詳細は引き続き追って行こうと思います。
Guns Undarkness(ガンズ アンダークネス)Steamページはコチラ
Vulture -Unlimited Frontier- /0
ゲームの特徴や魅力ポイント
Vulture -Unlimited Frontier- /0はサークル【濡れ路-ヌレジ-】が制作しているカスタマイズ型のハイスピードロボットアクションゲームです。
本作に登場するロボットに関して「ハードコア愛情」が込められており、アクションや演出、UIやカメラワーク、効果音・BGMに至るまでロボ好きなサークルが納得できるまで突き詰めて作っている点が何よりも魅力的でした。
どんなユーザーが楽しめるか
ロボット好きなら様々な場面で感動すること間違いなしの演出やアクションが散りばめられているので、映像を見ているだけでプレイしたくなるはず。
ハイスピードなアクションシューティングが好きなユーザーにもおススメしたい。
動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか
・ロボット訴求
・アクション訴求
・ボス訴求
この訴求で見込める効果
登場するロボのデザインを全面に推して訴求することで、ロボットが好きな層、メカ好きな層を一気に取り込むことができる。
アクション訴求では、出撃シーン、加速・減速、空中での高速エアロールアクション等の「魅せプレイ」をこだわりのカメラ演出と共に使うことでユーザーの関心を集める効果が期待できます。ステージボスに関してのこだわりも凄く、圧倒的で大迫力なボス機体はインパクトがあり攻略し甲斐がある点をアピールして実際のプレイへと促して行きたい。
プレイを終えた感想
試遊の人が…途絶えないんですよ本当に。そんな中、サークルの皆様に色々な制作裏話や本作でこだわっているポイントを聞けて本当に楽しかったです。
ロボ好きが集まり、時には殴り合い(言葉で)納得がいくまで突き詰められて生まれた妥協のない結晶がこのVultureだということが理解できた所でいよいよ試遊のチャンスが訪れて、これまで聞いた魅力的な部分を実際に操作して楽しませてもらいました。
出撃シーンから始まり、通常移動、ダッシュ、ジャンプ…カメラアングルの変化、各UIなどもっとじっくりプレイしたいというのが正直な気持ちです。
色々な機体やステージが用意されている本作の制作動向も引き続き追ってご報告させて頂きたいと思います。
Vulture -Unlimited Frontier- /0公式Twitterはコチラ
米砂原醫院 UE5 Remaster
ゲームの特徴や魅力ポイント
米砂原醫院は院長が失踪したことで廃業になった病院が舞台のシングルプレイ探索系ホラーゲームです。失踪から10年後、捜査関係者に電話が寄せられたことでこの廃院を舞台に物語が大きく動き出します。
失踪事件の謎を解くストーリーはもちろん、圧倒的にリアルな廃院の表現、ホラーテイストが和風という所も癖になる要素の1つだと思います。
どんなユーザーが楽しめるか
探索系ホラーゲームが好きなユーザーは楽しめる作品ですが、ホラーが苦手というプレイヤーも楽しむことができる廃墟探索モードを搭載(ホラー要素なし)しているので、安心・安全に廃墟探索が可能となっている点も嬉しいポイントです。
動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか
・ビジュアル訴求
・シナリオ訴求
・和風ホラー要素訴求
この訴求で見込める効果
本作の部台となる廃院は非常に丁寧に描写されており、朝・昼・夜とその表情の違いは見る人を惹きつけることができそうです。院長の失踪、そして10年後から始まる本作のシナリオを訴求に使うことで、ゲームへの関心を高めプレイ意欲を湧かせたい。
和風ホラー要素の訴求では一見して分からないような恐怖ポイントを使うことで「怖いけどもっと見たい」「何度も見たくなる」見ているうちにもっと欲しくなるような広告が作れそう。
プレイを終えた感想
すでにSteamとNintendo Switchで発売されている本作ですが、今回のバージョンは(UE5 Remaster)ということでビジュアル面の表現がより高度なものになっていて、ブラウザ越しなのにその空間が目の前にあるような錯覚に感動してしまいました。
ただ、ホラーが少し苦手なので…今回は安全に廃墟探索モードをプレイさせて頂いたのですが本当に凄いの一言につきます。
息を飲むような廃墟の不気味さ、美しさが表現されており、細部にわたり飽きるまで見ていたくなりました。制作にあたって色々な廃墟や実際の廃院を取材したとお話を聞けて、このリアルさと説得力に納得したところで今度は本編もプレイしてみようと心に誓った次第です。
米砂原醫院は現在、SteamとNintendo Switchで発売されているので気になった人は是非チェック!
幻想郷萃夜祭
ゲームの特徴や魅力ポイント
東方Project二次創作、幻想郷萃夜祭(げんそうきょうすいやさい)は伊吹萃香が主人公の2Dコンボアクションゲームです。彼女のありとあらゆる密と疎を操る能力を駆使した攻撃、ワープショット、高速移動で幻想郷中を暴れまわります。
どんなユーザーが楽しめるか
美麗なドットで描かれた可愛いキャラはもちろん、ド派手なコンボ・スペルカードエフェクトにBGMと東方Project好きはもちろん、2Dアクションゲームが好きなユーザーは楽しめるはず。
動画広告にしたらどんな訴求が考えられるか
・ドット絵訴求
・アクション訴求
・ボス戦訴求
この訴求で見込める効果
本作は東方Projectの世界観、キャラを美麗なドット絵で表現しているので訴求ポイントに使うことでファン層+新しいユーザーの興味を引くことができそうです。
アクション訴求では萃香の能力を使った移動、通常攻撃、チャージ攻撃、コンボを見せることでプレイしてみたいと思わせる効果があると思います。ボス戦はスペルカードの表現・演出に圧倒されるはずなので、ボス戦を集めた動画広告も高い集客効果に期待ができます。
プレイを終えた感想
美麗なドットで描かれた主人公はもちろんその他のキャラも非常に魅力的な本作は試遊人気も高く、何度か足を運んでプレイすることができました。
簡単なチュートリアルの後に探索を進めて行くのですが萃香のアクションがカッコよくて楽しい、BGMも演出も最高だしプレイしたい人が多いのも頷けます。かわいいドットキャラの動きや会話パートでの掛け合いを楽しみ、ボス戦ではスペルカードの演出がド派手ではしゃいでしまいましたが、これは過剰表現ではありません。
是非とも下段に掲載している動画にてスペルカードのカッコよさを確かめて欲しい。
東方Projectを知っている人も、そうでない人も楽しむことができる2Dアクション・幻想郷萃夜祭は現在Steamでアーリーアクセスでプレイができるので気になる人は今からでも是非チェックしてみて下さい。
注目の試遊タイトルをご紹介!
UNREAL FEST 2023 TOKYOでもたくさんのゲームの出展がり、そのすべてをプレイすることは叶いませんでしたが試遊をしたタイトル、注目のタイトルを一挙ご紹介いたします。
TrinityS
ゲームの紹介
TrinitySはファンタジーアクションRPGのボス戦のみを連続で遊べることにフォーカスし、最大3人で協力プレイが楽しめるオンラインアクションゲームです。ボスの特性や多様なギミックを理解し、仲間と一緒に強力してボスを倒して得られる達成感は何ものにも代え難いものがあります。
スキルの選択、ハードモードやキャラエディットなど自分だけのキャラ設定も楽しい本作は現在Steamで好評配信中!
BEAT AIMER!
ゲームの紹介・試遊の感想
BEAT AIMER!はビートに合わせて、ノーツを打つFPSの要素を組み合わせたリズムシューティングゲームです。リズム感とエイム力が試される本作ですが、コンボを重ねていく気持ちよさ、360度すべてを使った幻想的なステージの美しさ、収録されている楽曲も魅力的で高い没入感が得られるゲームだと感じました。
個人的にチュートリアル曲のLO-FIな感じが良いな〜と思いながらプレイして、その後に選んだカノンのリミックスも好きな感じだったので他の曲も気になっています。BEAT AIMER!はSteamでリリースされているので気になる人はぜひ遊んでみてください。
GRAPPIN (グラパン)
ゲームの紹介
GRAPPIN (グラパン)は崖を昇ったりするために利用される「グラップリングフック」を使い山の頂を目指すプラットフォームアクションゲームです。山頂を目指す道は険しく、途中に溶岩の洞窟や行く手を阻むギミックのステージなどが用意されており、探索をしながら宝石を集め、遺物であるグリップと山にまつわる謎を解き明かしていきます。
ステージのビジュアルや音楽も気に入っている本作は試遊人気が高かったので会場では遊べませんでしたが、すでにSteamでリリースされているので次の機会に備えてプレイしておこうと思います。
ぶんぶん!ハンター
ゲームの紹介・試遊の感想
ぶんぶん!ハンターはぶんぶんゴマをコントローラー(ぶんコン)として使い、フクロウを操作して飛翔、滑空が楽しめるアクションゲームです。コマを回すと羽ばたき、静止させると滑空する事ができるので使い分けながらステージ探索と狩りを楽しむことができます。
コントローラーの仕組みはもちろん、ゲーム内の狩りや、ステージ探索が楽しい本作は現在開発中なので、今後もイベントで見かけた際には進捗などをお伝えしたいと思います。
※ぶんぶんゴマを回していると、腕に結構くるものがあったので準備運動は大切です。
DETECTIVE NEKKO -ディテクティブネッコ-
ゲームの紹介・試遊の感想
DETECTIVE NEKKO -ディテクティブネッコ- は誰も死なないミステリーアドベンチャーゲームです。新米探偵のネッコ、相棒のジケンボが「見えすぎる目」を使って事件を捜査していきます。
キャラデザインがすごく好きな本作は筆者が進捗を追っているタイトルの1つで、今回は今回は依頼人の自宅に行くところまでプレイさせてもらったのですが、ワクワクして先に進ませて欲しい…続きが気になっているプレイヤーは多いはず。
進捗などは制作者であるアラさんのTwitterにてチェックできるので気になる方はぜひこちらをチェック!
路地裏漂流記
ゲームの紹介
路地裏漂流記は路地裏が沢山ある「路地裏街」を探索しながら悪い魂を取り込んでしまった「迷い者」と呼ばれる人達を助ける探索アドベンチャーゲーム。路地裏をはじめ作中は様々な場面でノスタルジックでおしゃれな雰囲気を楽しむことができます。
ビジュアルを一目見れば吸い込まれるような感覚、表現力が凄くて試遊をしたかったのですが、タイミングを逃してしまいました…ただ、2023年7月にSteamで早期アクセスリリースを予定してるので、気になる人はウィッシュリストに登録をおススメします。
ARMS DOLL
ゲームの紹介・試遊の感想
ARMS DOLLは、アームズドールと呼ばれる人型機動兵器のパイロットとなって敵と戦うVRメカアクションゲームです。VRセットをつけると眼前に広がるステージ、コックピットの中という没入感にロボ好きはワクワクするゲームだと感じました。
ミッションをクリアして報酬を獲得して新しい機体や武器を購入・強化が行えるのでやり込み派も満足できるはず!現在、Steamにて好評配信中なので気になる人は是非チェックしてみてください。
ギアズクロニカル
ゲームの紹介
ギアズクロニカルは戦場でロボットパイロットが体験するような敵との銃撃戦、僚機や管制との通信が飛び交う様子をVRでプレイできるゲームです。格納庫のシーンや出撃、コックピットが閉まって外の映像が投影されるような演出などは本当にワクワクします。
いつかロボ系VRゲームが出るだろうと思って待っていたけど誰も作ってくれないので2020年くらいから自分で作り始めたというロボ魂があふれ出ている制作者が作っているギアズクロニカルは現在鋭意開発中ということで進捗を追いながら機会をみつけてプレイしたいと思います。
ギアズクロニカル制作者ぷぷりげすさんのTwitterはコチラ
PROJECT SIX
ゲームの紹介
PROJECT SIXは最高のレスポンスと最低限の補助機能により直感的にメカを操る楽しさを追及しているハイスピードメカアクションゲームです。本作に登場するロボのデザインを一目見て胸が熱くなる人は多いと思うのですが、実際に動いている所を見たら声を出さずにはいられないくらいカッコイイんです!
試遊の人がこちらも絶えなかったのでプレイできませんでしたが、手に汗握る戦闘シーンは見ているだけでも楽しくて余計にプレイしたい欲求にかられた本作は現在BOOTHにて販売中。
熱いロボゲーを探している人はぜひチェックしてほしい。
Out of the World
ゲームの紹介
Out of the Worldはキャラクターの見た物体が実体化し、目を瞑ると存在が消える、2.5Dプラットフォーマーパズルアクションゲームです。ステージは全50ステージが用意されており、クリア後には各ステージにある「ハート」を回収しながらクリアするやり込み要素もバッチリ。
ストーリーも作り込まれているので進めながら主人公の導き出す答えに注目の本作は、近日Steamにて配信予定なので気になる人はウィッシュリストに追加をおススメ。
イカロケッツ
ゲームの紹介・試遊の感想
イカロケッツはイカのようでロケットみたいな生き物を指で引っ張って発射させて、世界中のプレイヤーと飛距離を競うアクションゲームです。オンラインバトルになると強力、巻き込み、裏切り…中々なんでもアリになってしまうのも面白いなと思いました。
プレイヤーキャラをエディットできるのですが、これがまたカワイイ&楽しくて結構じっくりやってしまいましたが、マイイカの表情とか色とかこだわりたいのは私だけじゃないはず。
イカロケッツはアプリでのリリースを予定しているので進捗情報などはTwitterでチェック!
Deep Death Dungeon Darkness
ゲームの紹介
Deep Death Dungeon Darkness(DDDD)は死んだ恋人に会いに行くため、冥界に通じるダンジョン「死の迷宮」の最深を目指すダークファンタジーのローグライクアクションゲームです。様々な武器や魔法を駆使して手に汗握る戦闘、1度死んでしまうと最初からやり直しのハードコアな仕様などヒリヒリしたいユーザーも満足できるはずです。
試遊のタイミングを逃してしまったので今回は触れませんでしたが、機会があった際にプレイして感想をお伝えしたいと思います。
ビジュアルにグッと惹かれる人も多いと思うので、気になる人はSteamのウィッシュリストに登録をおススメ。
Deep Death Dungeon Darkness(DDDD)のSteamページはコチラ
34EVERLAST
ゲームの紹介・試遊の感想
34EVERLASTはゲームオーバーという概念が存在しない、最短10分でクリアできるハイスピード3Dアクションパズルゲームです。プレイヤーは3つの世界で10以上のステージがお互いに干渉しあう複雑なパズルを「発見」や「行動」といったアクションで紐解いていきます。
ストーリーもしっかりとしている本作、アクションパートのスピード感、疾走感は本当に凄いんです!美麗なビジュアルは動画でも一目でわかると思いますが、実際プレイした時のインパクトはこれを余裕で上回ってくるので機会があれば是非プレイしてほしい。
現在、Steamページでウィッシュリストに登録ができるので気になる人は要チェック。
ハルカノカナタ
ゲームの紹介・試遊の感想
ハルカノカナタは物語が途切れている未完成のWEBマンガの中に飛び込んで、刹那を切り取り物語を紡いでいくマンガキリトリアドベンチャーゲームです。UE5で描かれた不思議なWEB漫画の物語をプレイヤーの指で描き変えていく本作を少しだけプレイさせて頂きましたが、WEB漫画を操作して物語を進めるという感覚が凄く新鮮でした。
本作のシナリオ、結末はどうなるのか…現在制作中の本作は今後も進捗を追って行こうと思います。
BulletLive
ゲームの紹介
BulletLiveはリズムに乗ってノーツを撃つVRリズムゲームです。コントローラーのトリガーを引くシンプルな操作、VRの特性をフルに生かした没入感の高いサイバーパンクのステージ、各ステージ毎に用意されている楽曲を盛り上げるギミックなどが凄く楽しそう!
本作はエイムアシスト機能によってエイムが苦手なプレイヤーも安心して映画のガンアクションのようなリズムゲームを楽しむことができます。
そう!筆者のゆるいエイム力でもリズムゲームが楽しめるということで…チャンスがあればプレイをしてみたいと思います。BulletLiveはSteamにて好評販売中なのでぜひチェックしてみて下さい。
Whale Fall
ゲームの紹介
Whale Fallは海洋生物になって大海原を旅するゲームで、プレイヤーはイルカや鯨、魚の大群など様々な海洋生物として息を飲むような美しい世界を遊泳することができます。
海の中の渓谷やイルカのジャンプ→着水した瞬間の水の表現、群れで泳ぐ海洋生物の動きなどに圧倒されて時間を忘れて見入ってしまいました。
現在、開発中の本作は2023年夏にリリース予定ということで注目をしていきたいと思います。
UEインディーゲームクリエイター座談会 アート編 2023
UNREAL FEST 2023は様々な公演も充実していて、今回はその中でも特別企画の「インディーゲームクリエイター座談会 アート編」を拝聴させていただきました。
Unreal Engineを使って特徴的なグラフィックや画作りを行っている3タイトル「浮世/Ukiyo」「DETECTIVE NEKKO -ディテクティブネッコ-」「路地裏漂流記」の制作を行っている方々が登壇。
なぜその作風を作ろうと思ったのか、どういった風に作っているのか、その他には好きなゲーム、なぜゲームエンジンでUnreal Engineを選んだのかという普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話をたくさん聞くことができました。
詳細に関してはここで書き連ねるより聞いた方が早い!と思ったのでぜひこちらのアーカイブもチェックしてみてください。
UNREAL FEST 2023で催されたこの他の講演も「Unreal Engine JP」の公式チャンネルでアーカイブされているものがあるので気になる方、見逃している方は是非ともチェックしてみてください!
企業ブースピックアップ!
UNREAL FEST 2023の会場で出展していた企業ブースも気になる製品やサービスを展開している所があったので、お話を聞かせていただいたり、実際の製品を試させていただきましたのでご紹介します。
株式会社Diarkis
株式会社Diarkisはリアルタイム通信における様々な課題をテクノロジーを用いて解決している企業です。
メタバースが注目されている昨今、通信環境の進化によって仮想空間に同時接続するようなゲームやVRサービスが増加していいますが、既存のリアルタイム通信エンジンでは数万人規模の同時接続を安定的に実装は難しかった。
しかし、Diarkisが開発して提供しているリアルタイム通信エンジン「Diarkis」がこの問題を解消し、10万人規模のリアルタイム同時接続など従来のリアルタイム通信エンジンの制約に縛られない 「コンテンツの開発支援を実現しています」。
実際の導入事例で非公開のタイトルもありましたが、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の名前を見ると、その規模などがスッとイメージしやすいのではないでしょうか。
リアルタイム同時接続で楽しんでいる裏側を支える力強いサービスがあるということは、国内のみならず世界を舞台に戦えるゲームの制作を行っても実現ができるということで、ゲーム制作者側にとっては心強いはず。
株式会社Diarkisの今後のサービス展開や、サービス提供タイトルなどにも注目をしていきたいと思います。
AIQVE ONE株式会社
AIQVE ONE株式会社はソフトウェアテスト理論に基づいた確かな品質分析、AI自動化ツールを用いたテストの効率化で人とAIの最適なコラボレーションを実現して今までにない革新的な品質管理サービスを提供している企業です。
UNREAL FEST 2023の開場で特に気になったのがAIをゲームのテストに活用するというサービスで、思わずどうゆうことですかとお話を聞かせていただきました。
テスト作業は非常に重要だけど、きつさもあることは知る人ぞ知る事実ですが、それが自動化、AIを活用してできるってすごいと思いませんか?
そのサービスが「AIQVE ONEのAIテスト」というものであり、「人が主導して、AIが補う」という方法で高速化と正確さ、高品質なテストを提供しています。
AIが世の中に驚くべきスピードで広がっている中、ここまで来たかというか、来て然るべきというか先進技術のAIと人の力をうまく調和して生まれた凄いサービスなので、今後もゲーム業界に無くてはならない企業の1つとしてサービス動向などを追って行きたいと思います。
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社のブースでは超高解像度・超軽量のVRヘッドセットの「MeganeX」が展示されていました。
「MeganeX」の特徴は小型軽量と超高画質ということで、超リアルなVRを快適に体験できるヘッドセットでした。
実際のブースで試させていただいたのですが、VR内とは思えないくらい、クッションの生地感や色の表現に驚きと興奮を隠せずにはしゃぐ筆者。これまでVRセット=重い、メガネを外して使用すると見えにくいなど色々と不便な点を感じることもありましたが 「MeganeX」を使用してゲームをやったらこれまで感じていた不便さも無くなり、ものすごく快適なVRプレイができるのではないか…と、本気で思ってしまいました。
ゲームはもちろん、ビジネスの現場であれば住宅のインテリア相談、物件内覧、医療分野など幅広い分野での利用が考えられる本製品のすごさを、機会があればぜひ体験することをおススメさせていただきます。
まとめ
UNREAL FEST 2023を2日間にわたって会場にて取材をさせていただきましたが、運営スタッフの皆様、ブースにてご対応をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
初日は荒天となりましたが、それでも会場に足を運んでいた来場者も多く、2日目は更にそれ以上の来場者で賑わいをみせておりました。
2日間にわたり多くの「Unreal Engine」を使ったゲームを試遊させていただき、企業ブースでは貴重なお話が聞けたり、素晴らしい体験ができたUNREAL FEST 2023、次回の開催も楽しみにさせていただきたいと思います。
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