TOKYO SAND BOX2024に行ってみたレポート | ゲームのマーケティング情報メディア「Mr.GAMEHIT」ブログ
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TOKYO SAND BOX2024に行ってみたレポート

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ディレクター

毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利優棋です。今回は2024年6月22日(土)にベルサール秋葉原にて開催された「TOKYO SANDBOX2024」のレポートをお届け致します。

過去の同イベント参加レポートはコチラ

・インディーゲーム展示・即売会「TOKYO SANDBOX 2022」に行ってみたレポート

・(前編)TOKYO SAND BOX2023で注目のタイトルをご紹介

・(後編)TOKYO SAND BOX2023で試遊したインディーゲームの考察と会場レポート

TOKYO SANDBOX とは

「TOKYO SANDBOX」は2015年に開催された「東京インディーゲームフェス」をルーツにしているゲームのオフラインイベントです。本イベントは国内のインディーゲームタイトルはもちろん、海外ゲームクリエイターの出展が多いオフラインイベントです。

「TOKYO SANDBOX2024」公式サイトはコチラ

2024年はインディーゲームパブリッシャーの「Beep Japan」をはじめ各スポンサーの協力があって例年以上にフロアが多くの来場者で賑わっていました。それではフロアの中を移動するだけで本当に楽しくてわくわくする「TOKYO SANDBOX2024」の会場内で試遊したタイトル、気になったタイトルを紹介します。

ニャイト ミュージアム

『ニャイト ミュージアム』はネコの国の博物館を舞台に、新米警備員の「ミスリーノ」が不思議な事件に巻き込まれるパズルアドベンチャーゲームです。プレイヤーは夜の博物館で泥棒から盗まれた展示品を取り戻しながら博物館の謎に迫っていくのですが、とにかく登場するキャラクターが可愛いんです!

先ほど、登場するキャラクターがと言いましたが付け加えて、博物館の中やマップすべてがとにかく可愛い!大人がプレイしたらほっこりすることはもちろん、小さい子供でもストーリーとパズルが楽しめるので一緒にプレイすることでコミュニケーションを取ったり、遊びながら様々なことを学べるので知育の面でも優れている作品だと個人的に感じています。

窃盗団にバラバラにされた展示物は3マッチパズルで勝つことで取り戻せるのですが、パズルゲームが苦手な人でもしっかり楽しめるシステムになっているのでぜひ挑戦して欲しいです。(夢中になってパズル画面を撮り忘れました…)
『ニャイト ミュージアム』は絶賛発売中なのでまだ遊んだことのない人は1度ぜひプレイしてみてください。

ニャイト ミュージアムのアプリDLはコチラ

今から君はDUNGEON MASTER。

『今から君はDUNGEON MASTER。』はダンジョンマスターとなって攻めてくる敵から拠点のダンジョンコアを守り抜くタワーディフェンスゲームです。個性豊かで「ゆるカワ」なビジュアルの仲魔を召喚して迫りくる敵の進行を防ぎつつ相手側のコアを破壊するのですが、プレイを実際にしてみるとどんどん先に進めて一気にハマってしまう人もきっと多いはずです。

画面を見ているだけでもほっこりします。
次回、チャンスがあったらガチャを回させて貰おう…(グッズ可愛いです!)

すでにリリースされているので早速、帰宅した後にDLしてそのままプレイしたのですが最初の説明のところから思わずニッコリしてしまいました。プレイをした際に感じたのはテンポ感が凄く良い、育成やキャラ収集要素・ステージ攻略に必要な相性を考えたりするのがとても楽しい、1ステージがさくさく進めるのでやめ時が本当に難しいという点ですぐに沼にハマったことは言うまでもありません。
タワーディフェンスは初めてのプレイヤーにもオススメしたいタイトルなのでまだ遊んだことのない人はぜひプレイしてみてください。

今から君はDUNGEON MASTER。のダウンロードはコチラ

Aeruta(アルタ)┃THE GOOD OLD DAYS

「GRAVITY GAME ARISE(グラビティゲームアライズ)」のブースでは『東京サイコデミック』、『Aeruta(アルタ)』、『神箱 – Mythology of Cube -』『THE GOOD OLD DAYS』の4作品を試遊することができて多くの人で賑わいをみせていました。

毎回どのタイトルをプレイするのか本当に悩むのですが、今回はアクションゲームの2タイトルをチョイスしました。

Aeruta(アルタ)

『Aeruta(アルタ)』はダンジョン探索と経営シミュレーションを組み合わせたハイブリッドアクションRPGゲームです。勇者を目指すキツネ耳の少女「チャヤ」は不慮の事故に巻き込まれる形で「イーフィ」が営むパン屋の経営を手伝うことになり、冒険の日々が始まります。2Dドット絵で可愛いくて魅力あふれるキャラクター、コミカルなストーリー展開、パン屋の経営、やり込みたくなる冒険パート(特にバトルが凄く楽しい)が楽しめるので筆者イチオシのタイトルです。

今回の試遊ではマキュリ神殿のステージをチョイスしました。自身でもやり込んでいるタイトルなのでボスまでは順調に進むことができて正直なところホッとしつつ、ボス戦へと進みました。これまでマキュリ神殿のボス「ココリ」は1度も撃破したことがなく、もしかしたらこの場所で初撃破に成功できるかも!と、意気込んではいたもののそんなに甘いはずもなく…善戦するも倒される結果となりました。悔しいのでもっとやり込んで撃破を目指していきます。

『Aeruta(アルタ)』は2024年秋までの開発ロードマップが公開されており、新しい仲間やマップ開放、その他にも追加の機能などのアップデートが予定されており、まだまだここから遊び尽くせるタイトルなのでまだプレイしたことのない人はこの機会にぜひ遊んでみてください!

Aeruta(アルタ)の公式サイトはコチラ

Mr.GAMEHITが制作したPVはコチラ

THE GOOD OLD DAYS

『THE GOOD OLD DAYS』は、主人公の父親の残した借金を期限内に返済するため、囚われた3人の仲間を救出し、高難易度の試練やボスとのバトルをクリアしていくメトロイドヴァニアです。本作は80年代のジュブナイル映画やレトロゲームをオマージュしており、ゲームの中で様々なオマージュ表現がみられる点から幅広い年齢層が楽しめそうだと感じました。

遊び方の説明を見た際に「お!これは…」と、早速二ヤリとしながら実際にプレイであの当時っぽさを体験できたことですごくテンションが上がってしまいました。
ステージの探索も楽しくて様々な場所を見学していたら今回は時間切れとなってしまったのですが、高難易度のステージや色々なギミック、豊富なクリア条件、4人で結成している「冒険団ヌーギーズ」の少年たちそれぞれのシナリオ、クリアするごとに変化していくエンディングなど注目したいポイントがとても多いゲームだと感じました。

近日登場となっているので気になったら迷わずウィッシュリストに追加をオススメします。

SAEKO: Giantess Dating Sim

「HYPER REAL」のブースでは『SKY THE SCRAPER(スカイ・ザ・スクレイパー)』、『Telebbit(テレビット)』、『SAEKO: Giantess Dating Sim』の試遊展示が行われており多くの来場者で賑わいを見せていました。試遊のタイミングを待ちつつスタッフの方とゲームについて色々とお話をしている中で『Telebbit(テレビット)』のクリアタイムの話になり、開発者さんがプレイした際の最速タイムが2分台と聞かされて驚愕しました!開発者ってすごいなあ…色々と教えて頂いていたらあっという間に試遊の順番となりました。

SAEKO: Giantess Dating Sim

『SAEKO: Giantess Dating Sim』は2000年代の日本を舞台に不思議な能力を持つ少女「冴子」と、親指ほどに縮んでしまった小人たちの生活が描かれているアドベンチャーゲームです。「冴子」が放つ圧倒的な魅力、独特なタッチで描かれる世界観、昼と夜で変わるゲーム性が筆者の心に強烈なインパクトを与えたタイトルの1つだったので改めてプレイして紹介することができて本当に嬉しいです!

今回の試遊は序盤の引き出しの中でのやり取りまでプレイしました。引き出しの中には個性的な住人がいて、色々なアイテムがあってその中で生活できるように「冴子」の手によって作られています。住人たちの様子をうかがいながらコミュニケーションを進めていくと…「冴子」が帰宅してきました。

プレイヤーが本当に小人になったような感覚に陥る独特なこのアングルですが個人的に凄く好きです。帰宅した「冴子」と住人のコミュニケーションが始まったのですが…ここから先はぜひご自身で体験して欲しいので割愛とさせていただきます。
ただ、ここから先の展開は間違いなく衝撃的であることは言うまでもありませんし、一連の流れが終わってからが「冴子」との本格的なコミュニケーションパートとなるのですが…こちらも中々クセの強さを感じさせる内容となっています。生殺与奪の権利を握られている状態での相手との会話は手に汗を握ってしまうこと間違いナシ!『SAEKO: Giantess Dating Sim』はSteamでデモ版が公開されているので気になる人は迷わずにプレイしてみてください!

SHADOW DETECTIVE

『SHADOW DETECTIVE』は夜の高校で幽霊から身を守りつつ、超常現象の原因を突き止める3Dホラーアドベンチャーゲームです。室内をロード無しで動き回れる点、カットシーンゼロを目指して作られておりリアルタイムで脅威に晒される緊張感がプレイをしていて最高に楽しめました!
夜の学校という特殊な環境の怖さ、そんな場所を懐中電灯で探索したり、見えない脅威を退ける為のガジェットを使用していくのですが、その際に重要な「バッテリーの管理」をどうしていくのかという点で攻略スタイルも変わってくるのでプレイする際はぜひとも色々と試してみてください。

基本的に怖いゲームは苦手だけど大好きな筆者はスタート地点の下駄箱からビビりつつも夜の学校の不気味さを満喫しながら順調に進んでいったのですが、ところどころで不穏な空気感が漂い始めて…ミッションもあと少しという所で幽霊に襲われてしまいました。
この幽霊は一体何なのか、超常現象の原因を突き止めた先に何が待っているのか…気になった人はぜひウィッシュリストに追加をおススメします。

エターナルローグハンター

『エターナルローグハンター』は勇者が自動でモンスターを倒しアイテムやスキルをゲットしてどんどんステージを進んでいく完全放置系のローグライクRPGです。
プレイヤーはキャラ育成、アイテムやスキルの選択など戦略的な部分だけを楽しめるので、面倒な作業は一切ナシ!さらに独自の四則演算方式を開発し数値のオーバーフローが無いのでカンストすることなく永遠に遊び続けることができます。

会場でデモ版を拝見させていただいたのですが、プレイヤーが実際に考える部分はスキルの設定、装備アイテムの選択という部分だけで後は放置しておけば自動でアイテムも増えていくのでちょっとした時間を使いつつ長く遊べる盆栽系ゲームを探している人にピッタリのタイトルです。
近くリリースを予定しているようなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

エターナルローグハンターの詳細はコチラ

ネコミン

『ネコミン』はNintendo SwitchのJoy-Conをネコじゃらしのように使って、ステージ上のネコを制限時間内にゴールまで誘導する癒し系のパズルアクションゲームです。ステージクリアの条件を満たすためにネコの順番をそろえたり、ネコ缶を使ってネコを集めたり、ネコをまとめて誘導するのがとっても楽しくてプレイしている最中は思わず笑顔になってしまうこと間違いありません!

ネコが好きな筆者は試遊の際に思わずステージ上のネコを見ているだけでも癒されて顔が緩んでしまいました。どのネコも本当にかわいいし、思い通りに中々いかないところだったり、順番にゴールまで誘導する時の動きだったり全部がかわいい!
新しいネコも見たいし、たくさんのネコを1度に誘導したくなってどんどんステージをすすめたくなりました。メインのゲームに加え、ステージに隠れている泥棒ネコを捕まえてネコリスト(総数100匹以上)をコンプリートする楽しみもあるのでネコが好きな人にはぜひともプレイして欲しい1本です。

ネコミンの公式サイトはコチラ

Project_Y: Working Title

『Project_Y: Working Title』は実際に制作者が聞いた実話の怪談をもとにして作られた360度実写VR心霊ホラーゲームです。Yと名乗る人物による「聞くと呪われる」と言われている自己責任系の都市伝説の真意を探ろうとする取材の記録を360度動画として再構築したものをプレイヤーは体験することができます。

プレイ前に映像視聴後の「禍」「怪異」「障り」について当方は一切関知しません。自己責任で先に進んでくださいという強烈なメッセージを読んで、そのまま進んだ人にしか味わえない恐怖体験を1話終える頃には『Project_Y: Working Title』の魅力にやられてプレイが止まらなくなるはずです。
筆者も体験した際に実写VRという部分がゲームと現実の境界線を薄める要素となっているのかと分析をしていましたが、あの時のプレイ体験が本当に忘れられず心に残っています。この夏、特別な1本を探している方は絶賛発売中となっているのでぜひプレイしてみてください。

この他にもブースで色々なお話が聞けたので、ぜひProject_Yの X をフォローして最新情報などの発表をチェックしておくことをオススメします。

Project_Y: Working Titleの購入はコチラ

Project_Yの公式Xはコチラ

在りし日のわたし達へ

『在りし日のわたし達へ』は童話のような穏やかで牧歌的な暮らしを送る少年と少女と老人が織りなす人間模様が描かれているリバースド・パストラルアドベンチャーゲームです。公式の説明にもある通り「反転/逆転」をテーマとしており、パストラル(牧歌的)な裏に秘められた真実、理想と希望、現実と絶望の両面を知ることで紡がれる真の物語がどのようなものか非常に気になりました。

メインビジュアルが凄く印象に残っており以前から気になっていたタイトルの1つだったので、今回は初めての試遊ができてとても嬉しかったです。記憶を失った少年の「シン」、理想のオトナになりたい少女「エレナ」、明るくユーモラスな老人「ダスティン」の牧歌的な日常の穏やかな時間の流れが凄く心地よくいつまでも見守っていたいと思いつつも、所々で感じられる裏側に隠されている何かに凄く惹かれる作りになっているので物語が好きな人は一気に進めたくなるはずです。
2024年夏ごろリリース予定ということなので、ぜひともウィッシュリストへの追加を忘れずに!

在りし日のわたし達へ 公式サイトはコチラ

ネフィ~月灯りの迷宮~

© 2024 TOM CREATE CO., LTD. All Rights Reserved.

『ネフィ~月灯りの迷宮~』は封印された月の女神を救うために見習い巫女のネフィ(CV:井澤詩織)が不思議な迷宮の謎を解き明かしていくVRアクションパズルゲームです。猫に変身させたり、一緒に協力をしてギミックを解いてステージを進んでいくのが凄く楽しい本作を今回は遂に初試遊となりました。

ブースのモニターからでもネフィの可愛さは十分に伝わると思うのですが、実際に遊んでみるとその10倍は可愛い(個人の感想)ので改めて驚きつつ、ギミックを解く手助けをしながらステージを進めていきました。パズルアクションのギミックは楽しいし、途中で思わず手を止めてじっくり見たくなるような場面もあったり試遊をしたことで色々と発見ができて本当に良かったです。
残念ながら今回はステージクリアは時間切れで出来ませんでしたが…次回はステージクリアの先に待つシナリオの面などもぜひ体験したいです。『ネフィ~月灯りの迷宮~』は現在開発中なので引き続き動向を追っていきます。

ネフィ~月灯りの迷宮~ 公式サイトはコチラ

ニンジャム!

『ニンジャム!』は可愛い忍者がはちゃめちゃな大乱闘を繰り広げるマルチプレイ専用の3Dアクション対戦ゲームです。オンラインでもオフラインでも最大4人で楽しめる本作はシンプルな操作性、ステージごとにユニークなギミック、様々なアイテムが用意されており、5点先取で勝ち抜けが決定するシステムとなっています。

試遊している方々が凄く盛り上がっていてとにかく楽しそうで、プレイしてみたいなと…思っていたらちょうど1席空いたので参戦させて貰うことになりました!(※ここからはプレイに夢中になっているので例の如くです。)
遠距離攻撃で動きを鈍らせて、近接攻撃で仕留める!時々、とんでもないアイテムが登場する!そして…マルチプレイの醍醐味ともいえるわちゃわちゃ感がとにかく楽しかったです。会場という場所で初めて会った4人がどんなプレイスタイルなのかと分析をしながら…なんて賢いことはせず全力で戦い臨んだ筆者ですが、速攻で斬られたり、水没したり、穴に落ちたりしましたが、その際に他の人のプレイを見ているのもすごく面白かったです!

熱い戦いを終えた結果、今回は勝者となることができましたが本当に紙一重で最後までハラハラどきどきでした!1度プレイをすると、もう1回、もう1回と何度でもみんなで遊びたくなる『ニンジャム!』は2024年秋にリリース予定なので気になる人はウィッシュリストに追加をオススメします。

Lily in DreamWorld

『Lily in DreamWorld』は愛犬リリーの死をきっかけに絶望に染まってしまう飼い主のタケルを救うため、ミニチュアダックスのリリーが大好きな彼との再会を目指して幻想的な「ユメセカイ」という世界を旅するアクションRPGです。1度だけでもいいからまた会いたい…そんな想いを募らせている経験がある人は思わずグッとくること間違いありません。

「ユメセカイ」の中、序盤のチュートリアルで剣を咥えて攻撃するリリーの姿が可愛い&想像していた以上に様々なアクションができることに驚きましたが、確かに犬ってこんな動きもするなあ…と、昔飼っていた愛犬のことを思い出してしまいました。

タケルを助ける冒険の中でリリーが出会う個性豊かな住犬達とのふれあいも注目したいポイントの1つなので、次回はそういった部分も紹介をしていきます。
迫りくる様々な敵を倒し、ステージをクリアして最後はどうか…そんな風に愛犬家はもちろん、ペットと暮らす全ての人が願わずにはいられない『Lily in DreamWorld』は現在開発中なので忘れずにウィッシュリストに追加をオススメします!

無刃刀 -真打-

『無刃刀 -真打-』は誰も殺さず天下を取ると魂に誓った最強の侍「貫鉄」が、刃の無い刀(無刃刀)を片手に敵を殺さずに進む和風の2D横スクロールのパズルアクションゲームです。こちらは『Million Shells』でおなじみのインディーゲームレーベル「FlyteCatEmotion」の新作という事で注目を集めていました!

狂気のゲージがMAXの状態で敵を攻撃すると殺してしまいゲームオーバーになるので如何に殺さず、気絶させて通り抜けたり、ステージ攻略の足場にするかが重要となってきます。途中に設置されているお地蔵様の所で止まっていると狂気ゲージが減少するのですが、狂気ゲージが多い方が気絶させておける時間が長いので、どのくらいまでなら不殺で行けるのかを見極めつつ敵を使ってギミックを解くのが面白かったし、パズルを解くたびにド派手なエフェクトで褒められる「褒賞システム」など、まだまだ伝えきれていない魅力があるので次回遊んだ際にはレポートしていきます。

FlyteCatEmotion 公式サイトはコチラ

走り屋魂

『走り屋魂』はそれぞれ違った特性を持つドライバーを選択して対CPU戦やフレンドとのローカル対戦で様々なコースやゲームモードを楽しむことができる1994年に発売されたバイクレーシングゲームです。2024年6月7日からNintendo Switchに移植されて復活したこのタイトルをまさか会場でプレイができるなんて…そんな驚きを感じながらと吸い寄せられる様にプレイしました。

キャラ選択画面の個性豊かに描かれているキャラクターのビジュアルは本当に魅力的です!ゲームモードもいくつかあり、ハシリヤGP、タイセンレース、チキンラン、耐久レースの中から今回はハシリヤGPを選んでプレイしたのですが周回するごとにラップは縮めることはできたけれど、CPUに圧倒される悔しい結果となったのでいつかはリベンジをしたい1本です。
当時を知っている人はもちろん、まだプレイをしたことがない人も気が付けばコーナーの入り方や攻め方をついつい考えてしまうはずなのでぜひ遊んでみてください。

走り屋魂のNintendo Switch版はコチラ

SAMUZA(サムザ)

© 2024 Crackin Inc. All Rights Reserved.

『SAMUZA(サムザ)』は暴走した人工知能に支配されている世界をリセットするために人類が残した最後の切り札、ロボシリーズ「サムザ-L800」が様々なコースを駆け巡り仲間を集めて世界を取り戻すタイムアタックレースゲームです。
個性的なスキンとロボのアクションは幅広い年齢層がついつい笑顔になってしまうはずだし、ゆく手を阻むコースに設置された様々なトラップはプレイヤーのクリアしたい欲求を刺激するのでついついハマってしまうはず!

ステージ1はチュートリアルでギミックの確認、ステージ2から本格的なコースでタイムアタックとなるのですがSteamDeckでも操作がしやすく自己ベストの更新ができました。この他にもエンドレスモードやオリジナルコースを作れるクリエイティブモード(世界中のユーザーに共有可能)、2P対戦モードがあるので1人プレイはもちろんみんなでワイワイ楽しめる『SAMUZA(サムザ)』は好評発売中なのでぜひプレイしてみてください。

SAMUZA(サムザ) 公式サイトはコチラ

シモツケノヤカタ

『シモツケノヤカタ』は森の中で気を失っていた少年が、一緒にいたはずの妹を探して森の中に佇む不気味な洋館の中を探索する2Dアドベンチャーゲームです。2Dドット絵で描かれるメルヘンな世界観、可愛らしいキャラクターたちですがどこかダークな雰囲気を漂わせており、プレイすると先が気になって一気に最後まで進めたくなってしまうし、マルチシナリオ・マルチエンディングなのでとことんやり込みたくなるはず!

現実とは異なる森で目を覚ましたところですが、この後すぐのアクション次第でGAMEOVERになってしまいます。ネタバレには注意をしますが探索中、本当にあっけなく意図しない場面で死んでしまうのでセーブはこまめにしておくことをオススメします。容赦ない…本気でプレイしていて何度も何度も…何度も、何度も…あんなことやこんなことで殺されるけれど、探索ギミックも成功するまでチャレンジしたくなるし、ストーリーも気になる、そして何よりもBGMが凄く良くていつまでも聞いていられるので音楽が好きなユーザーにも強くオススメします。
『シモツケノヤカタ』は無料でプレイできるのでこの機会にぜひSteamでプレイしてみてください!

シモツケノヤカタ 公式サイトはコチラ

蒐命のラスティル – とこしえの迷宮城 –

『蒐命のラスティル – とこしえの迷宮城 -』は記憶を無くした主人公のラスティルが巨大で謎多き迷宮城の最上階を目指して進むローグライクアクションゲームです。
片手剣・魔法杖・銃剣による爽快なアクション、登場するモンスターはすべて捕獲・育成・召喚が可能な点、キャラメイクもこだわれるので探索以外のやり込み要素も充実しています。アクションゲームが苦手なプレイヤーでも爽快なコンボを簡単操作で決めることができるので爽快でど派手なコンボをぜひとも体験して欲しい!

現在は早期アクセスバージョンでリリースされていますが、プレイヤーからのフィードバックを反映してブラッシュアップされて今以上に面白いゲームに進化する期待が大きいので気になったら迷わずプレイ&フィードバックをしてみてください。

蒐命のラスティル – とこしえの迷宮城 – 公式サイトはコチラ

MeloMysterio

『MeloMysterio』はプレイヤーのアクションがメロディーとして奏でられるアクションゲームです。ステージのギミックを音の高低で作動させたり、音符を取るとメロディーに合わせてアンサンブルをしてくれます。好きに音楽を奏でることができる…つまりアクション操作次第で様々な曲のメロディーを再現できる点は沼にハマるプレイヤーもきっと多いはずです。
今回の試遊では時間の都合もありボスまで辿りつけませんでしたが、ボス戦のアクションやかっこいいレーザーなどはぜひ動画で見てください。『MeloMysterio』は現在開発中なので引き続きイベントで見かけた際に追ってレポートしていきます。

軍艦島探訪記-ある写真家の記録

『軍艦島探訪記-ある写真家の記録』は2015年にユネスコ世界遺産に登録された「軍艦島(端島)」を自由に散策・撮影ができるウォーキングシミュレーターです。崩壊前の軍艦島を3DCGで再現、朝昼夕夜の時間変化、任意の時間・天候の指定ができすべての建物内部、全フロア―に立ち入って写真撮影+お散歩+VR体験を楽しむことができます。
興味があってもなかなか訪れることができない軍艦島を安全かつ自由に散歩して建物の中までじっくり見ることができる本作は2024年リリース予定なのでウィッシュリストに追加をおススメします。

※2024年10月には軍艦島が舞台のドラマも放送が予定されているので『軍艦島探訪記-ある写真家の記録』でロケ地巡りなども面白いかもしれませんね!

MONOWAVE(モノウェーブ)

『MONOWAVE(モノウェーブ)』は感情を守護する精霊「モノ」が世の中を癒す物語をスクラッチアートのようなグラフィックで描いているプラットフォームパズルアドベンチャーゲームです。スクラッチアート調の色使いで描かれている世界観、可愛らしいキャラデザインがとても印象に残っており会場で試遊はできませんでしたが帰宅後にデモ版をプレイしました!

4色に分けられているカラーそれぞれに特徴があって、黄色は高ジャンプ、青は狭い隙間を通り抜ける、赤は壁を蹴って進むことができる、緑はダメージゾーンを通過できるという特性を使ってステージのパズルを解いて進むのが楽しくて1度プレイしたらすぐにはやめれませんでした。
やわらかいBGMも凄くマッチしていてオススメなのでぜひ1度プレイしてみてください。

レジーといとこ+科学者[×2]=この世の終わり!?

『レジーといとこ+科学者[×2]=この世の終わり!?』は重力を操作できる「レジ―」が時空を超えて全宇宙を救う旅が描かれている2Dカートゥーンプラットフォーマーです。重力操作に慣れないと…最初から思いきり空に吸い込まれる形となって気が付くと宇宙まで吹き飛ばされてしまいます。

コミカルなアニメーションを堪能しつつ、同じ轍は踏まないようにしてゲームを再開したのですが、重力操作のアクションが楽しい&「レジ―」の動きがすごく可愛い本作は2025年にリリース予定となっているので今後の動向を追いつつ、チャンスがあったら2人で協力プレイも体験してレポートするのでお楽しみに!

Kamikaze Lassplanes(カミカゼ・ラスプレーン)

『Kamikaze Lassplanes(カミカゼ・ラスプレーン)』は残酷な戦争で引き裂かれたスチームパンクの世界を舞台に二人のヒロインと心が揺さぶられる物語を体験できるビジュアルノベル型シューティングゲームです。プレイヤーの選択が国と心、運命を左右する本作はノベルパートもシューティングパートも凄く作り込まれているので思いきり物語の世界に飛び込んでプレイしたい人には特にオススメします。

今回の試遊では火力がありそうな「ハンナ」を選んでプレイしたのですが、本格的なシューティングパートはミッションや途中の会話が楽しいし、細かいコミュニケーションがあるからこそノベルパートへ移行も違和感なくスッと入ることができました。共に戦う中で見えてくるストーリー展開にわくわくしつつ、どんな結末が待っているのか…気になった人はぜひウィッシュリストに追加を忘れずに!

Kamikaze Lassplanes(カミカゼ・ラスプレーン) 公式サイトはコチラ

九魂の久遠(くこんのクオン)┃Card-en-Ciel(カルドアンシェル)

「インティ・クリエイツ」のブースで展示されていた『九魂の久遠(くこんのクオン)』と『Card-en-Ciel(カルドアンシェル)』は試遊人気が凄くて、オープンから最後の方まで人が途切れませんでした。何周か回ってチャンスを狙っていましたが今回は惜しくも断念する結果となりました。

九魂の久遠(くこんのクオン)

『九魂の久遠(くこんのクオン)』は冥界に堕ちたネコの「クオン」が飼い主の元に戻るため、冥界の門を目指す冒険を描くアクションゲームです。過酷な冥界を生き抜くため奇跡の力「アニマリヴァイブ」で様々なスキルを駆使しつつ、形態を変化させながら進んだ先に待つ結末は…好評発売中なのでぜひともその目で確かめてください!

九魂の久遠(くこんのクオン) 公式サイトはコチラ

Card-en-Ciel(カルドアンシェル)

『Card-en-Ciel(カルドアンシェル)』は300種以上のカードと50の歌を駆使して戦うデッキ構築型のローグライトRPGです。登場するカードは「インティ・クリエイツ」作品のキャラも多数登場しており、すべてボイス付き、キャラ同士の会話が繋がるリンクエチュードシステムを搭載しています。
これによって作品の垣根を超えた会話を楽しむことができる点はファンにとっては胸アツな注目ポイントです!

ディーヴァキャラが歌う楽曲も50曲収録されており、バトル中に条件を満たすと発生するライブや必殺技、ダンジョン攻略後には高難易度も解放されるという『Card-en-Ciel(カルドアンシェル)』をまだプレイしていないのでチャンスを狙っていきます!
2024年10月24日にリリースを予定しているのでまずはウィッシュリストに追加&公式サイトのチェックをオススメします!

Card-en-Ciel(カルドアンシェル) 公式サイトはコチラ

StreamStratos(ストリームストラトス)

『StreamStratos(ストリームストラトス)』は異空間「ストリームワールド」の戦士となって、的勢力に占領されたエリアを開放するために戦う3Dアクションゲームです。
氷の上を滑るスケートのように滑らかな移動、緩急のあるアクションがカッコイイと思って気になっていた本作ですがタイミングが合わずにプレイすることはできませんでした。

サイバーな空間で繰り広げられる大型の敵とのバトルは足を止めて見入ってしまう来場者も多かったように感じます。リリースは2024年となっているのでアクションが好き、ビジュアルや世界観が気になった人はウィッシュリストに追加をオススメします。

Project: JUDGE VISIONS

『Project: JUDGE VISIONS』はバンダイナムコスタジオの社内企画「スタートアップチャレンジ」から生まれたVRモンスター召喚カードゲームです。プレイヤー自身がカードをドローしてモンスターを召喚すると隣に実寸大で出現するし、敵の攻撃も迫力満点、特殊効果のカードを使えばその効果の発動エフェクトに思わずうなるプレイヤーも多いはずです。なので1度プレイしたらVRが欲しくなってしまうプレイヤーもきっと多いはず!

VRカードゲームの歴史を変える1本、漫画やアニメで憧れた熱いカードバトルが楽しめるので1度プレイしたらVRが欲しくなってしまう『Project: JUDGE VISIONS』は7月19日にリリースされているのでぜひプレイしてみてください。

Project: JUDGE VISIONS の購入はコチラ

GYAAR Studio 公式サイトはコチラ

ブースのモニター横にいる「ギャー君」は手作り!可愛さはもちろん、クオリティーも高くて大人気でした!

まとめ

「TOKYO SANDBOX」は個人的に思い入れのあるイベントなので、今回も取材参加ができて本当に嬉しかったです。当日の会場は面白いゲームを求める来場者で大賑わいとなっており、インディーゲームに対してのユーザーの認知拡大と熱を肌で直接感じることができました!

気になるタイトルは国内外問わずまだまだ多く、今回はご紹介できなかったものもありますが引き続きオフラインのイベントで積極的にピックアップをしてレポートしていきます。

主催者様、出展者様をはじめ各種ご対応頂いた皆様、本当にありがとうございました。

「TOKYO SANDBOX 2025」を楽しみにここから1年間頑張りますので引き続きよろしくお願い致します。

「Mr.GAMEHIT」はゲーム業界に特化した動画広告サービスを提供しており、インディーゲームタイトルのPV制作・広告運用でも好評を頂いております。これまで5000本以上の制作実績、培われたナレッジを元にゲームプレイヤー数増加をサポートしておりますのでゲームPV、動画広告の制作・運用でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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