東京ゲームダンジョン外伝に行ってみたレポート | ゲームの動画制作・広告運用「Mr.GAMEHIT」ブログ
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東京ゲームダンジョン外伝に行ってみたレポート

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毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利 優棋です。
今回は2024年7月14日(日)に四ツ谷駅から徒歩2分の場所にある note place で開催された「ADV・ノベルゲーム」と「学生制作ゲーム」の2種類のオンリーによるミニイベント「東京ゲームダンジョン 外伝」に行ってみたので会場で注目したタイトルをはじめ試遊したタイトル、会場で最高に楽しい時間を過ごせた感想をレポートでお届けします。

■東京ゲームダンジョンとは?

東京ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲームの展示会で、手頃な料金と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントとして開催されています。開催するたびに様々な変化を見せることで出展者も来場者もドキドキが止まらない唯一無二のイベントとして認知の広がっている本イベントはメインのナンバリングダンジョン以外にも派生ダンジョンがあり、今回の外伝もそのうちの1つと言えます。

東京ゲームダンジョン公式ページはコチラ

四ツ谷駅から徒歩2分!?

「ADV・ノベルゲーム」と「学生制作ゲーム」オンリーということで踊る気持ちを抑えきれない筆者がいきなり迷子になる所からダンジョン攻略は始まっています。四ツ谷駅に降り立った後、なぜか逆方向へ進む地図の読めない迷子率の高い筆者の代わりに某ナビアプリがしっかりとサポートしてくれた結果、徒歩2分の道程をしっかり15分くらいかけてダンジョンの入口に到着することができました。

無事にたどり着いた7階 note place の入り口でイベントのキービジュアルを撮影し、まずは「ADV・ノベルゲーム」がひしめき合うダンジョンの攻略に向かいました。
ノベルゲーム側のキービジュアルが凄く良い雰囲気を感じて好きだなと…そんなことを考えながらウォールバナーの前をうろうろしながら…どれから試遊をしていこうか悩む筆者。この時間も最高に楽しいのがオフラインイベントの魅力の1つだと思うので、まだ体験したことのない方はぜひ1度会場でこのワクワクを味わってください!

それではここから筆者が試遊したタイトル、注目タイトルをご紹介いたします。

ADV・ノベルゲームゾーンで試遊したタイトル

桃の華は鮮血に染まる

『桃の華は鮮血に染まる』は双子の陰陽師に育てられた3人の陰陽少女たちが鬼ヶ島の結界を張るための旅が描かれている純和風のテキストアドベンチャーゲームです。
物語の前日譚、本編を進めていく中で明らかになる少女達の出生の秘密、途中の選択肢で結末が変化するマルチエンディングはさまざまな結末が描かれており進めていく中で気がつけばプレイヤーは物語の世界にどっぷり引き込まれてしまうはずです。

今回の試遊では「3つのシナリオの中からいい感じのところからプレイできる」という贅沢な仕様となっていて、非常に悩みましたが「桃と紬」を選んで試遊しました。いきなりいい感じのところからプレイしても大丈夫か?と、思った人はきっと筆者だけではないはずですが実際に試遊した後に、もう1度最初からプレイして物語を自身の中に取り込んだ状態で再度このシーンに戻ってきたい。より、作品の理解を深めたい気持ちが強まる結果となりました。

ネタバレにならないように書きますが、末の妹である紬が桃と対峙しているこのシーン。なぜこうなったのか、長女の耀はどうしたのか、桃の両目が開いてもいいのか、手にしている刀は…と1シーンの中でもこれだけの「なぜ」がぎっしり詰まっています。
来場者に作品のどんな魅力を伝えたいかが考えられていたし、試遊時間も丁度よくてプレイした後にもっと遊びたい、もっとじっくりプレイしたい…もっともっと『桃の華は鮮血に染まる』物語をください!

そんなふうに感じたプレイヤーはきっと多いはずです。

『桃の華は鮮血に染まる』はSteamとNintendo Switchでリリースされているのでまだ遊んだことのない人はぜひプレイして様々な角度から物語を堪能して見ることを強くオススメします。

※BADENDも色々と用意されているのですが、筆者はなぜかBADENDを迎えるたびにENDタイトルで前向きな気持ちにさせられて物語をもっと楽しみたくなるという謎のバフが掛けられました。物語の重要な分岐ではこまめにセーブをしつつ、正規ルートだけじゃなくBADの回収もぜひ挑戦してみてください。

桃の華は鮮血に染まる 公式サイトはコチラ

雑音系少年少女

『雑音系少年少女』は迷宮都市《雑音スクランブルシティ》に閉じ込められた記憶喪失の少年少女が街から脱出を目指すマルチエンディング謎解きアドベンチャーゲームです。人々のトラウマが牢獄となってできたこの街からの脱出する方法はただ1つ。自身の“ノイズ”を思い出して克服するというものなのですが…6人の少年少女が抱えているノイズを知ることで辿り着く真実の物語が凄く気になりました。

※ネタバレなどにならないように画像や内容は配慮をさせていただいております。

『雑音系少年少女』は探索パートでアイテムや自身の “ノイズの欠片” を集めてパズルを完成させることで、失った記憶を取り戻してストーリーを進めていくことができます。今回の試遊では「ホノカ」のシナリオをプレイしたのですが、プレイしていて気持ちがとても揺さぶられてしまい切なくて苦しくて、だからこそ救いがあって欲しい…と願わずにはいられませんでした。
物語の終盤でトラウマと対峙するパートとなるのですが、手に汗握る緊張感とその先に待つ結末、さらには続く物語が気になってプレイする手が止まらなくなり一気に結末まで駆け抜けたくなるはずです!魅力的なキャラ達が秘めるノイズ、彼ら彼女らが紡ぐ物語とそのゆく末を機会があればぜひプレイして体験してみてください。

『雑音系少年少女』は現在Steamページが公開されているのでウィッシュリストに追加を忘れずに!PVもかっこいいのでぜひ1度チェックしてみてください。

雑音系少年少女 公式サイトはコチラ

春待ちトロイダル

『春待ちトロイダル』は「卒業まであと10日の高校に転校して無事に卒業式を迎えてほしい」という悪魔を名乗る少女の願いを叶えるため、10日間の高校生活を何度も繰り返し体験するループ型選択形式アドベンチャーゲームです。
舞台となる長い歴史を持つとある島の秘密、クラスメート達との対話により進むストーリー、悪魔の言葉に隠された真実、さまざまなミステリーを解き明かしてたどり着く卒業式の先にどんな結末が待つのかがすごく気になります。

ドット絵で描かれる魅力的なキャラ達と過ごす高校生活は楽しい&ループすることで様々な変化が楽しめます。ここでの行動が最終的にポイントとなって対話パート(カードバトル風)を攻略する際に必要なカードの強化に繋がります。この一連の流れが本当に綺麗に作られているのでどのパートをプレイしていても違和感が全くなく、ループも苦にならない=何度でもループして物語の核心に迫りたくなるプレイヤーはきっと多いはずです。

今回の試遊では両パートを体験させてもらったのですが、会話パートを通してどんな物語の変化がみられるのか凄く気になります。すでにSteamでリリースされていた本作ですが、PS、Xbox、Switch版が8月16日に発売されたのでぜひこの機会に遊んでみてください!

春待ちトロイダル 公式サイトはコチラ

ナツノカナタ beyond

『ナツノカナタ beyond』は終末を迎えた世界を旅する少女たちを描いたテキストアドベンチャーゲームです。プレイヤーは偶然見つけた古いコンピュータを通じてパンデミックで滅んでしまった世界を旅する「ナツノ」や旅の途中で出会う彼女たちと会話を交わし、時に彼女たちを手助けしながらストーリーを進めて滅んでしまった世界の真相へと迫ります。

今回はプロローグをプレイしたのですが、「ナツノ」との交信をしている時に感じる彼女たちの世界の空気感、滅んだ世界を旅している臨場感は本当に凄くて賑わう会場で試遊をしたはずが一瞬で物語の世界に引っ張られてしまいました。
魅力的なシナリオとビジュアル・サウンドにテキストを進める手が止まらず…試遊が終わってからも余韻が凄く残りもう1度、物語の中へと進みたくなりました。現在、Steam版がリリースされておりNintendo Switch版も8月22日より好評発売中です!

『ナツノカナタ beyond』はオリジナル版のアップデート内容に加えて新キャラとストーリーの追加、BGMの差し替え、挿入歌が実装されたことでこれまで以上に物語に没入できるようアップデートされています。すでにオリジナル版をプレイした人はもちろん、まだ遊んだことのない人もこの機会にぜひプレイしてみてください。

純度が高く透明感のある物語に触れたい人、夏が好きな人には特にオススメします。

ナツノカナタ beyond 公式サイトはコチラ

イツカノヨル

『イツカノヨル』は看守であるプレイヤーが死刑囚として収監されている龍族の女の子「マリー」と5日間を過ごすマルチエンディング方式のノベルゲームです。
画面に映る赤いボタンを押すとその瞬間に死刑が執行されます。生殺与奪の権限を持つ緊張感の中、彼女とのコミュニケーションを取り、どのタイミングでどんな選択をすべきなのかを本当に考えさせられます。BGMも凄くマッチしているし、5日間という時間設定も絶妙で1度プレイすると気が付けばループしてしまうプレイヤーは多いはず!

会場では実際に押して発動することができる「リアル執行ボタン」が設置されており来場者の注目を集めていました。試遊の際に画面に映る儚げな龍族の少女に対し、周囲の目(勝手に気にしているだけ)がある中でボタンをポン!と押せるのか?という葛藤も楽しみつつ、結局ボタンを発動せずにエンディングを無難に迎えた小心者の筆者。
帰宅後に再プレイをして色々なタイミングでボタンを押した時に何が起こるのかを試した結果、しっかりハマって傷つきながらも全エンド回収に至ったことは言うまでもありません。バッドエンドのインパクトと心に刺さる罪悪感の棘、ノーマルエンドの安堵感、ハッピーエンドでの感動をぜひ体験してみてください。

『イツカノヨル』はフリー版からリメイクされてSteamとSwitchでリリースが決定しています。新規立ち絵、収録ボイス、シナリオ、スチル、エンディング、収録曲の他に遊びやすい各種機能も実装されるようなのでウィッシュリストやお気に入り登録を忘れずに!

イツカノヨル フリー版はコチラ

よりそいデリバリー

『よりそいデリバリー』は誰もが経験したことのある寂しい夜に「ただそばにいてくれるだけのデリバリー」を呼んで一緒に夜更かしをするアドベンチャーゲームです。個性的で魅力的なキャラ、癖になるBGM、心がホッとするストーリー展開となっているので1人で過ごす夜に漠然と感じる孤独や不安、心の中でぽっかりとあいた空白を経験したことがある人には強くオススメします。

今回は体験版ということで最初の1人だけ呼ぶ形となりましたが、1人で過ごす夜と2人で過ごす夜がどれだけ違うか…ただそこにいてくれるだけで変わる空気をプレイすることで凄く実感できたことが印象的でした。誰かと交わす何気ない会話、共有する時間の大切さに気付かせてくれるし、ただそこにいてくれる存在の大切さを再確認させてくれる優しさにあふれているこの世界が凄く好きです。
孤独を感じた時に遊ぶことでメンタルをヘルプしてくれる『よりそいデリバリー』は好評発売中なのでぜひプレイしてみてください。

ぼったくりタクシー

『ぼったくりタクシー』はプレイヤーがタクシーの運転手となって、お客様にばれないようにぼったくりをしまくるアドベンチャーゲームです。個性豊かなお客様と素敵な会話、目的地まで巧妙にルートを選択することでぼったくりまくれますが、お客様が怒ると爆発してゲームオーバーになるので注意が必要です。

個性豊かなお客様の中から今回はアイドルを選び、ぼったくる気満々で試遊を開始しました。

アイドルが乗車した時は穏やかな表情をしていますが、目的地に向けて発車しつつ会話&ルート選択をしてぼったくり運転をすると機嫌がだんだん悪くなり…そして目的地に到着する前に怒り出してしまい爆発四散の運命を辿ってしまいました。
正しい会話の応答にルート取りをしたらどれくらいぼったくれるのか、他のお客様も個性豊かなので一人ずつどんな会話とぼったくり運転ができるのか試してみたくなりました!刺激的でなんだか癖になるぼったくり体験ができる『ぼったくりタクシー』は無料でプレイできるのでこの機会にぜひ遊んでみてください。

CultureHouse(カルチャーハウス)

『CultureHouse(カルチャーハウス)』は失踪した生化学者の暮らしていた住宅兼研究施設のカルチャーハウスで7日間生活をしながらジェニオという謎めいた生物を育成するアドベンチャーゲームです。穏やかで清潔感があり明るい世界観の印象を持つ本作ですがプレイすることで感じる得体の知れない違和感・気持ち悪さがべっとりと張り付くような感覚に試遊をするたびに鳥肌が止まりません。

今回の試遊ではジェニオの培養までプレイすることができたのですが、改めて培養の際に色々と手順を踏んでいくのが楽しい!(けれど心のどこかで正体不明の違和感は常に引きずったまま…)と、純粋にプレイを楽しみつつ初めての培養へと進んだのですが…温度調整をし忘れてちゃんと培養ができていないというミスを犯してしまいました!

次にプレイした時こそ「ジェニオを育成する」という個人的な課題を残しつつ、7日間を過ごした先に待ついくつかのエンディング、世界やカルチャーハウスの謎やプレイした際に感じる違和感について今後も追っていきます。『CultureHouse(カルチャーハウス)』はSteamページが公開されているのでウィッシュリストに追加を忘れずに!

深くて暗い緑のねむりのなかへ

『深くて暗い緑のねむりのなかへ』は心地の良い雨の音と、静かな朗読で紡がれる詩的な短編ビジュアルノベルです。物語の分岐や選択肢などはなく、1本道を真っすぐ進む本作はアートとしての魅力、声の魅力、言葉の魅力がギュッと濃縮されているのでビジュアルノベルを普段プレイしない人はもちろん、思いきり物語の世界に没入して溺れたい人には特にオススメします。

絵本のようなビジュアルに惹かれて試遊をしたのですが雨音のBGM、各シーンのビジュアルと朗読の調和が本当に凄いし、ワードセンスと一言で片づけたくはないけれど各シーンで言葉の使い方、間の上手さ・表現の上手さで物語の中に一気に引込まれてしっかり溺れました。
実際にその場に居るような錯覚、心地よい物語をもう1度味わいたい、じっくりとプレイしたいと感じた結果、その場で購入をさせていただきました。『深くて暗い緑のねむりのなかへ』はBOOTHで販売中ですが、Steamでも近日配信予定なのでウィッシュリストに追加をお忘れなく!

深くて暗い緑のねむりのなかへ 販売ページはコチラ

この他にも注目タイトルが沢山!

「ADV・ノベルゲームゾーン」で気になったタイトルは他にもたくさんあって全部を紹介しきれませんが、撮影ができたゲームを一部紹介します。

梅と侍

『梅と侍』のビジュアルが展示されており多くの来場者が足を止めていました!
ハイスピードノベルアクション『1f y0u’re a gh0st ca11 me here!』や『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』でおなじみのフロシキラボが制作している完全新作ゲームは

相手をの口をふさぎ「黙らせろ!」

吹き出しを空欄にするノベルゲーム

とのことで、実際にどんなプレイ体験ができるのか非常に楽しみです。

公衆電話を使う幽霊カワイイ~と思いながら机の上の新作ステッカーを眺めていると1本の墨が展示されていました。この墨は平賀源内が「おはなずみ」として世に広めた古梅園の銘墨であり、展示されていた達筆の習字がこの墨を使って書かれていると教えていただきました。(習字を撮り忘れておりますのでXにてご確認ください。)

物語好きの人間にとって、こうしたロマンあふれるエピソードに触れさせてくれる人がどれだけ貴重な存在か…そんなクリエイターが作る作品だからこそ概要を聞いただけでわくわくが止まらなかったことは言うまでもありません。

すでに発売されている『1f y0u’re a gh0st ca11 me here!』、これからリリース情報が出てくる『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』そして新作の『梅と侍』を引き続き追っていきます。

フロシキラボ 公式サイトはコチラ

Romp of Dump

『Romp of Dump』は掃きだめ(ダンプ)と呼ばれる監獄に収監されている危険な囚人たちと賭けトランプでコミュニケーションをとりながら彼らの闇を暴き真実に辿り着くクズ囚人観察アドベンチャーゲームです。Live2Dで動きまくるキャラの仕草や言動、ついついやり込んでしまう賭けトランプ、罰ゲームを与えて進んでいくシナリオにプレイする手が止まらなくなるはずです!
ミニゲームやシナリオ、モーションはもちろん『Romp of Dump』はログインボーナスや、ライブラリーでチェックできる「外の世界の娯楽」などプレイヤーを飽きさせない・離さない工夫も沢山されていて、ゲーム自体の様々なアップデートも続いているのでじっくり長くプレイしたい人には特にオススメします。

公式では女性向けとありますが男性プレイヤーもドキドキとワクワク、そしてゾクゾクできる要素もあると筆者は思うのでまだ遊んだことのない人はぜひプレイを推奨したい作品です。クズ囚人達とのミニゲームと罰ゲームを繰り返していくうちに気が付けば物語の中に腕を絡めとられて抜け出せなくなってしまって最後まで…そんな刺激的な体験ができる作品なのでぜひプレイしてみてください!(筆者はBJ中毒&アズ君推しです)

Romp of Dump 公式サイトはコチラ

ライムの森で待つ

『ライムの森で待つ』は1920年代アメリカ郊外の田舎町で起こった殺人事件に巻き込まれた友人の弁護士として寄り添い、未来へと導くサスペンスアドベンチャーゲームです。
ドット絵風で緻密に表現されているグラフィックはじっくりと見たくなるはずだし、1920年代をイメージさせると同時に本作を強く印象付ける「色使い」、凄惨な事件の先にたどり着ける複数のエンディングが凄く楽しみな本作は10月にリリース予定なので今のうちにウィッシュリストの追加を忘れずに!

Last Tears

『Last Tears』は高校生の青春を追体験することができるビジュアルノベルゲームです。プレイヤーは自身で好きな名前を入力できる点は物語に寄り添いやすくなるポイントです。物語は高校の入学式へ向かう途中に撮影した1枚の写真から動きだします…3人のヒロイン達と過ごす濃密な高校生活、多くのイベントに立ちはだかるバッドエンド、その先に待つ結末が気になったらぜひプレイしてみてください!
ブースではその他の作品展示もあったのでこちらも引き続き追っていきます。

Last Tears 販売ページはこちら

学生ゲームコーナーも大人気!

「ゲームダンジョン外伝」は2部制で入れ替えがあったのですが、どちらの回も非常に多くの来場者で賑わっていました。前半はADV・ノベルゲームコーナーを回ったのでここからは学生ゲームコーナーで試遊したタイトルを紹介します。

マジックナンバーズ

『マジックナンバーズ』はトランプのスピードのように素早く数字を重ねて魔法を放つ2Dカードゲームです。カードを重ねる順番を瞬時に判断して、重ねて、判断して重ねてが本当に楽しくてあっという間に試遊が終わってしまって…後ろに並んでいる人がいないことを確認して「もう1回良いですか?」と、再プレイさせてもらいました!

画面を見ているだけでついつい置き方を考えてしまいませんか?テンポ感が凄く気持ちいいゲームだったので引き続き追っていきます。

開発者 しゃけ。さんのXはコチラ

OneTurnKill -Definitive Edition-

『OneTurnKill -Definitive Edition-』はプレイヤーが構築したデッキを使い「1ターン」で敵を倒すことが目的のPvEカードゲームです。相手のターン=敗北というシビアなルールもよりゲームと真剣にプレイさせるスパイスになっていて、デッキを構築する際にカードの特性を理解してのコストやダメージ管理のバランスを考えるのがとても面白かったです。

今回の試遊では最初の敵でルールを把握して、2人目はなんとか撃破、3人目のスキルを攻略できず無念のゲームオーバーとなりました。キャラやカードのビジュアルも凄く好みで、じっくり何度もプレイしながら自分だけの必勝デッキを組みたくなったし、世界観やシナリオ、設定も凄く気になった『OneTurnKill -Definitive Edition-』は現在開発中なのでぜひチェックしてみてください。

開発者 onkyiさんのXはコチラ

スライムフュージョン

『スライムフュージョン』は同時に動くスライムを合体させるとステージがクリアできるアクションパズルゲームです。ステージの形状を把握して道筋を辿るだけではクリアできず、同時に動くスライムの動きをどうやって制御しようかを考えるのが凄く楽しかったです。
ステージは全部で40種類ある『スライムフュージョン』は無料でプレイすることができるのでパズルゲーム好きなユーザーは最高難易度のステージをぜひ攻略してみてください!

スライムフュージョン プレイはコチラ

クロノスの孤島

『クロノスの孤島』はプログラミングでカスタマイズができる様々なユニットを駆使して戦う戦略シミュレーションローグライトゲームです。敵に対してどうすれば優位に立ち回れるか味方ユニットの強化・プログラミングの試行錯誤、配置を考えるのが楽しくて何度も挑戦したくなりました。

バトルは半オートなのでモジュールの使い方、ユニット育成と配置が重要となってくるのですが、攻略のために何をすればいいのかプレイすればするほど突き詰めていけます。ルールを熟知しながら戦略を練り、攻略の糸口を探る楽しさがあるのでボードゲームやシミュレーションが好きな人にはプレイして欲しいゲームです。
試遊してから1カ月の間ですごい勢いで開発が進んでいて今後実装される内容も気になっているタイトルの1つなのでぜひチェックしてみてください。(この記事を公開する前にタイトル名も『Catena(カテナ)』に変更となったので次回から新タイトル名に変更します。)

クロノスの孤島 プレイはコチラ

開発者 っっっtさんのXはコチラ

バリバリベンジ

『バリバリベンジ』はダッシュやガード・パリィを駆使して弾幕を乗り越え、敵に強烈な一撃をぶつける弾幕シューティング×2Dアクションゲームです。攻撃で消けせる弾、ガードで消せる弾、避けるしかない弾を見極めながら敵に攻撃を仕掛けるのが本当に楽しいし、雷太鼓をドジで落としてしまった主人公のストーリーやアイテムの装備によってどんな効果がもたらされるのか非常に気になりました。

今回の試遊、序盤ステージで “ランクB” という結果に終わり若干へこみましたがルールの理解もしっかりできたので、2度目の挑戦 “でランクS” が獲得できてほっとしたものの、面白くてついプレイに熱が入ってしまってプレイ画面の撮影を忘れてしまいました。弾幕を避けたりパリィして敵を追いながら攻撃を叩き込むのが楽しい『バリバリベンジ』はSteamで公開予定なので気になったらウィッシュリストに追加をオススメします。

海とヒトザメ

『海とヒトザメ』はヒトザメが借金返済のために限られた酸素の中で海底の宝を目指す2Dアクションゲームです。会場で見つけてキャラのゆるさがツボに入って気になっていた本作の前をうろうろしつつ隙をみつけてプレイしたのですが…ステージ上のギミックで即死→すぐ復活はできるものの制限時間がどんどん減って…あ~!!と、いう感じでいつまでもプレイしていたくなりました。

水中での活動時間の設定、ギミックの配置が凄く絶妙でした。

ヒトザメのデザインかわいすぎるし、水中で呼吸できない部分とかステージギミックの配置や制限時間が絶妙にマッチしているので機会があればぜひプレイしてみてください!

Slitherise(スリザーライズ)

『Slitherise(スリザーライズ)』はふにゃふにゃな蛇を動かして荒廃した世界から這い上がっていくアクションゲームです。色使いがとても印象的だったので試遊の人気も高かった本作を今回最後の試遊タイトルに選んだのですが、癖のあるアクションが好きなプレイヤーはついついハマってしまうかもしれません!

ふにゃふにゃな動きをする蛇のような生き物は思い通りに動かせているような気になっていると、実はそんなこともなく想定しているアクションにならない所がまたもどかしくて面白かったです。音楽やビジュアルも凄く好きな感じだったので、なぜ地上を目指しているのか、この生き物は上を目指しているのかという部分も気になるので機会があったら聞いてみます。
『Slitherise(スリザーライズ)』は無料公開されているので気になった人はぜひプレイしてみてください。

Slitherise(スリザーライズ)のプレイはコチラ

懇親会でゲーム宣伝プレゼン

「東京ゲームダンジョン 外伝」では閉会後に出展者の懇親会の時間が設けられており、ゲーム宣伝プレゼンが行われて盛り上がりを見せていました!実際にプレイできなかったけれど気になっていたタイトル、見逃してしまったけど面白そうなタイトルを知る機会が得られました。

『因果律 Inside The Memory』

『でびるコネクショん』

『BatteryNote』

『Stellagate』

『起業布武 〜織田信長とスタートアップ!?〜』

『ロポコ(ROPOKO)』

『Rod of Ascjepius BattleTournament』

『KAONI』

プレゼン登壇の全てを紹介することはできませんが、一部抜粋(ギャラリーで写真も少し)掲載しています。気になったタイトルがある方はぜひともチェックしてみてください!

まとめ

ADV・ノベル オンリー&学生ゲーム オンリーで開催された「東京ゲームダンジョン外伝」ですが、いつものイベント以上にあっという間に時間が過ぎてしまいました!

実は 試遊したけれど紹介はできなかった凄く面白いタイトル があるのですがそちらは機会があった際にご紹介するのでその時をどうか楽しみにしていてください。

この他にも試遊が大人気で懇親会のプレゼンも最高に面白かったタイトルがあったり(諸事情で撮ってません)リスペクトするゲームライターの方々と会場でプレイしたゲームの話で盛り上がったり通常のゲームイベントでは体験できなかった貴重で濃密・充実した時間を過ごすことができました。

主催者様、スタッフの皆様、出展者様をはじめ各種ご対応頂いた皆様、本当にありがとうございました。

メインのゲームダンジョンはもちろん、凄く特徴的な印象が残っている外伝や出張版ダンジョンの楽しさを少しでも多くの人に伝えられるように頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。

「Mr.GAMEHIT」はゲーム業界に特化した動画広告サービスを提供しており、インディーゲームタイトルのPV・広告動画の制作・運用で好評を頂いております。これまで5000本以上の制作実績、培われたナレッジを元にゲームプレイヤー数増加をサポートしておりますのでゲームPV、動画広告の制作・運用でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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